今回は愛媛県の43番 明石寺からです。しかし43番から44番までの風景写真がありません。旅日記によるとカメラのバッテリーが切れたと書いてありました。シガーソケット充電器で充電し、45番 岩屋寺はなんとか撮影できたのですが・・・・。あと前回も書きましたが、この日の午後5時まで(納経帳への御朱印受付締め切り時間)に岩屋寺に入るという、時間との勝負をかけて急いでいたのも理由も一つ。ブログにするつもりだったらもっと撮影していたのですが・・・

[2017年(平成29年)4月16日の旅です]

 

第43番札所 明石寺

 愛媛県西予市宇和町
 本尊・・・千手観世音菩薩

第42番 仏木寺 から車で約15キロメートル、約25分です。

お寺の名前は「めいせきじ」と読むそうです。「あかしてら」かと思っておりました。

 

第44番札所 大寶寺

 愛媛県上浮穴郡久万高原町
 本尊・・・十一面観世音菩薩

第43番 明石寺 から車で約78キロメートル、約90分です。

 

お遍路は全部で88か所。ここは44番札所なので、折り返し地点に当るお寺となります。43番 明石寺からの距離が80キロ近く離れています。今までも札所間の距離が離れている所もありましたが、だいたい平坦な道。ここは久万高原に向かう峠越えが加わり、なかなかの難所でした。歩き遍路さんは、ここが最大の難所だそうです。

 

第45番札所 岩屋寺

 愛媛県上浮穴郡久万高原町
 本尊・・・不動明王

第44番 大寶寺 から車で約11キロメートル、約15分です。

岩屋寺の駐車場にと午後4時10分到着。しかしここからお寺まで徒歩で片道約30分くらいかかる。急がねば納経所が閉まります。

ほら、「まだまだこれからじゃ。岩屋の坂と人生は」と書いてある。

焦りが余計に、この階段をしんどいものにします。

山岳霊場の道です。

本堂到着、4時45分到着。通常はお参りしてから納経所に行って御朱印を頂くのですが、ギリギリの到着の場合は仕方ないので、先に頂いた後ゆっくりお参りします。

本堂の上のくぼみの箇所に「法華仙人堂」というのがあり、そこには梯子で登るのですが、私にとっては高い。ちょっと迷ったんですけどね。止めました。左の青いベンチで暫く休みました。足が痛くて・・・・

この岩は昔、海底にあったものが隆起したものだそうです。

しかしよくまあこんな高い場所にお寺を建てたなあと。あとお寺の鐘。どうやってここまで運んだのでしょう。

境内の全てが国の名勝になっているそうです。ゆっくり境内を散策した後は、この日の宿に向けて松山市内に向かいました。

翌朝、松山市内のホテルを9時ころ出発。朝から雨。私はいつも遍路旅の最終日は雨です。しかもこの日はかなり雨脚が強く、広島市は夕方大雨警報が発令。夜に豪雨となったのです。

 

第46番札所 浄瑠璃寺

 愛媛県松山市浄瑠璃町
 本尊・・・薬師如来


 

松山市最初の札所 浄瑠璃寺に到着。

 

 

周りは住宅地なのですが、この寺はたくさんの樹木に囲まれています。

 

第47番札所 八坂寺

 愛媛県松山市浄瑠璃町
 本尊・・・阿弥陀如来

第46番 浄瑠璃寺 から車で約1キロメートル、約5分です。

 

前の札所からほんの僅かの距離で到着。ここも住宅地の中にあるお寺です。

本堂

大師堂

雨の中のお参りです。

 

今回は以上です。次は48番 西林寺からです。

 

今日はとても寒い日になりました。広島県北部では雪がちらほら舞った所もあるそうです。そして今、外では台風並みの風が吹いています。桜の花はこれで吹き飛んだ事でしょう。

 

今日もご訪問ありがとうございました。