ここ広島県では、この土曜日・日曜日 桜が満開でした。今年は桜の下で食事・お酒を飲む楽しみは断念。その代わり桜の花をゆっくり眺めて歩きました。この土日で3カ所を巡りましたので記事にしたいと思います。今回は以前にもこのブログで紹介しました、広島県安芸高田市の「清神社」です。この神社は安芸の戦国武将 毛利元就の居城跡「郡山城」の山麓にあり、毛利氏に篤く信仰されていた社です。

 

前回の清神社の記事⇒⇒https://ameblo.jp/nabeyasu0311/entry-12576959060.html

 

清神社の鳥居。桜が似合う所といえば、神社、学校、駅・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

主祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)の他 脚摩乳命(アシナヅチノミコト)、手摩乳命(テナヅチノミコト)、稲田姫命(イナダヒメノミコト)、五男三女神(ごなんさんじょしん)を祀っているそうです。須佐之男命は、この辺の神楽で演じられる「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」の主人公です。稲田姫命はその奥さん。

 

毛利元就の故事「三本の矢」にちなみ「三本の破魔矢」やお守りなどがあります。Jリーグ サンフレッチェ広島が毎年必勝祈願する神社です。

境内には「椙若社」という、毛利元就の継母であった 杉大方 の菩提を弔うために建立した社があります。杉大方は、大河ドラマ「毛利元就」で、毛利元就のお父さん 毛利弘元(演:西郷輝彦さん)の側室 杉の方(演:松坂慶子さん)で登場していました。

 

清神社の一番の見どころはこの巨大な杉。樹齢1000年以上とされます。親の話だと、私が1歳の頃、この神社に来ているとの事ですので、1歳の私はこの傍をよちよち歩いたハズ・・・毛利元就もこの杉の傍を。

老木・・・最近では香川県の善通寺で逢いましたが、こういう長い時を刻んだ木を前にすると、自分がこの地球に存在する時間の短さに気付かされます。

 

 

清神社から国道54号線を広島市方面に向かう途中にある「桂城跡」。毛利元就の家臣 桂 広澄 の居城跡です。毛利元就の本家相続後、弟の相合元綱の擁立を企てたとして、広澄は自害します。大河ドラマでは桂 広澄を演じていたのが 草刈 正雄さん、相合元綱は 西島秀俊さんでした。

お城があった山です。

広澄の子である桂元澄(演:鶴見 辰吾さん)は毛利家の重臣として仕え、1555年(弘治元年)の「厳島の戦い」では、陶晴賢(演:陣内 孝則さん)に偽の内応書を送って、陶軍を厳島に誘い出すという軍功を挙げています。そしてその子孫・・・幕末に桂 小五郎(木戸孝允)、桂 太郎が。

 

今回は以上です。今回もご訪問ありがとうございました。

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