今日は3.11(さんてんいちいち)。こういう表現の場合、2011年(平成23年)3月11日に発生した「東日本大震災」の日を指す。未曾有の災害で、ここで軽々しく話をする事は控えたいと思います。ただ今年は追悼式典がコロナの件で通常通りの開催ができないのは心痛むなあと。決して忘れてはならない出来事。

でもいつから(さんてんいちいち)というような表現するようになったのだろう。私は2001年9月11日のニューヨーク同時多発テロの(きゅうてんいちいち)からのような気がしますが、どうなんでしょう。戦前の1936年(昭和11年)2月26日の二・二六事件は(にいにいろく)、てん がなく続けて読んでます。まあ、いいんですが。

ちなみに3月11日の今日は、私がこの世に生まれた日。震災以降は少しこの日を迎える気持ちが変わりました。

 

さて、今回は前回の「広島の観光地 第6回目  広島城の周辺」の続きで、広島城のある場所から、国道54号線を挟んで西にある「中央公園 自由・芝生広場」をご紹介します。

中央公園 自由・芝生広場。広島のサッカースタジアム構想で、この場所がサッカースタジアムの建設の予定地に。2024年の開業を目指すとしているそうです。まだ地元住民の反対もあり、まだ最終決定ではないようですが、建設が決まればこの風景は見れなくなります。向こうの山は大茶臼山で、右に縦走すると、このブログで以前紹介しました武田山に行きます。

 

手前が自由・芝生広場で、道路の向こうが広島城跡。道路は国道54号線で、広島市の国道2号線から島根県松江市までを結ぶ山陽と山陰を結ぶ国道。

鯉の像「飛躍」。1977年(昭和52年)の作で、作者は彫刻家の北村西望さんという方。代表作に長崎平和記念像があるそうです。

加藤友三郎さんの像。広島の総理大臣といえば前回ご紹介した、池田勇人さん(第59~60代)と宮沢喜一さん(第78代)ですが、この加藤友三郎さんも広島の総理(第21代)です。大正4年 ワシントン軍縮会議での貢献が有名ですが。私としては日露戦争時代の印象が強いです。 東郷平八郎さん率いる連合艦隊の参謀長がこの加藤友三郎さん。秋山真之さんと共にバルチック艦隊に挑んだ人。実は私は司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」のNHKドラマが好きでして、この加藤友三郎さんを演じていたのが、草刈正雄さん。ファンなんですよ この人も。

サッカースタジアムがここに建設される事になれば、この像は移動になるのでしょうね。


内閣総理大臣時代は軍縮問題に取り組んだそうです。

「渝華園(ゆかえん)」。広島市と友好都市を結ぶ、中国 重慶市 との関係を記念して作られた中華庭園。

 

 

 

 

今回は以上です。今回もお越し頂きありがとうございました。

 

桜の開花が近いですね。花見宴会はコロナのせいで例年のようにはならないみたいですが、今年はゆっくりと本当に花見をしたいと思います。