今回は12番札所 焼山寺の続きです。

この寺には、大蛇の伝説があるそうで、昔、ここの山に魔性の大蛇が棲んでいて、火を吹いて山を焼き、村人を苦しめていた。そこへ弘法大師が修行で登山された時も、火の山であった。そこへ大蛇が大師に向かって飛び掛かってきたその時、虚空蔵菩薩が現れ、大蛇を岩屋に封じ込めたという話です。悪い事をする大蛇伝説は、こちら中国地方で演じられる石見神楽の演目「八岐大蛇」というのがあります。一緒にしてはいけないのかもしれませんが、地元で行われる石見神楽が好きな私は、焼山寺の大蛇伝説を知った時、八岐大蛇伝説が頭に思い浮かんでしまいました。

2015年(平成27年)3月23日の旅でした。

 

 

 

 

 

 

 

左から、三面大黒天、本堂、大師堂、十二社神社と横一列に並ぶ。

こちらは宿坊。ここで宿泊してみたいです。

よくこんな高い所にお寺を建てたなあと。

次は13番 大日寺へ。

焼山寺駐車場から約1.5キロにある「杖杉庵」。大きなイチョウの木があります。


そのそばに、四国遍路の元祖の人とされる「衛門三郎」と弘法大師の像。この人についてはずっと先、愛媛県の第51番札所 「石手寺」で出会う事になります。

衛門三郎という人については、ここに記されています。よかったら拡大して読んでください。

杖杉庵からの風景。しばらく眺めていました。

緊張の道。早く広い道に出たい・・・

 

次回は第13番札所 大日寺からです。

 

今回も御覧くださりありがとうございました。また・・・