前回申し上げました通り、ソリティ馬との出会いのきっかけにもなったGBAソフト〈スクリューブレイカー轟振どりるれろ〉について少し。
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どりるれろは
数あるゲームの中でもなんか一味違う。ゲームフリーク作品はやっぱり変わってるなあと思わされますね。
まずは
〈振動カートリッジ〉を採用している点。
タイトルから容易に想像できますが、このゲームではドリルを使ったアクションが存在します。
ドリルを使うと
カートリッジ自体が振動して
ドリルが回転しているような感覚を体現できるのも特徴的。
最初プレイした瞬間は大半の人がこの部分に「おおう!?」と驚いたのではないでしょうか?
更にこのゲームの最大の変わった部分は圧倒的な〈LRボタン〉使用率。
大抵のアクションはABボタンで進めていくものがほとんどですが、
本作はLRボタンがメインに置かれてます。
こんなゲームは初めて。
あとは
ドリルゲーだから〈ゴリゴリ突き進むアクション〉をイメージしがちだけど意外にもそうじゃない。
もちろんドリルで敵を倒す一面もあるけど、このゲームはステージ内にある仕掛けにドリルを打ち込んで引き抜いた時に生じる反動で離れた足場に乗ったり、といったようなパズル要素がとても凝っているのだ。アクションとパズル性が良いバランスで組み合わさってる。
それだけでなく各ステージには必ず歯車のようなギアと呼ばれるパーツがどこかしらに用意されているのだが、それを集めるとドリルLVがアップする(最大LV3)
敵を蹴散らしつつ進めるとLV3でないと壊せないシャッターが立ちはだかる場面が出てくる。
これは逆に言うと進むルートが間違っていると進めない、というヒントにもなっているという事でもある。
つまりパーツをしっかり回収すれば
クリアできる仕組みになっているので親切な作りになってます。
攻撃するのもドリル。敵の弾を弾くのもドリル、プロペラを装着し空を飛ぶのもドリル、と本当にドリルに対する一貫性のこだわりは必見。
前述説明したLV3ドリルで壊せるシャッターとは別にアジトで売ってる強化ドリルを買わないと壊せないブロックがある。
この手の硬いブロックは隠し要素である〈おたから〉に通ずるルートだったりと
やり込み要素も凄まじい。
「あの壊せないブロックの先には一体何があったんだ?」と気になるのでプレイ意欲に事欠かないんですよね。
(まさかの続く)