#40 ガーナ生活(153日~159日目) | それゆけ!青年海外協力隊

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はじめまして!
チョコです。
青年海外協力隊2022年春募集に応募し、なんとか合格できました。
そこで、これからは青年海外協力隊としてのリアルな生活をブログでお届けしたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

 

アフリカの環境にすっかり適応している自分

 

どうも~、チョコです!!

画像の内容:Hello, Is It Me You're Looking For?

お元気ですか?

私は相変わらず元気モリモリです!!

 

西アフリカのガーナに来て、もう6ヶ月が経ちました。時の流れっていうものは、早いですねぇ~

 

最近、自分の中でとある変化に気が付きました。

それは、ガーナの環境にすっかり馴染んでいる自分がいたことです。

 

毎日35度超えの気温の中活動したり、ちょっと傷んだ食べ物も平気で食べたり、家にヤモリやアリさんがいてもへっちゃらだったりなどなど、たくましくなりました。

 

日本もこれから暑くなるんでしょうかね?お互い健康には気をつけていきましょうぞ!

 

さてさて、本日はガーナ生活(153日~159日目)を書いていきたいと思います。

では、いってみましょう!

 

2024/3/18 (Mon) 153日目
体調:36.6 絶好調


今日も元気よく職場に行ったら、上司に「今週からテスト準備期間だから、授業はないよ!」と言われた。

 

あれ?そういう事前連絡ってないの?とちょっとぼやきながら、帰宅することに・・・

 

帰宅途中、ホストファミリーの家に寄って少し雑談。ホストマザーから「あなたが日本に帰るとき、要らない物は全部ちょうだいね」と言われた。

 

私個人の見解だが、私が知っているガーナ人は遠慮という言葉を知らない。

私はあまりにもストレート過ぎるこの言葉に少しムッとした。

 

私「まぁ、あげるかどうかは考えときます。日本人の後輩隊員にもあげたいし・・・」と返答。

 

しかし、その時、珍しくホストマザーが反論してきた。

 

ホストマザー「今まであなたが買い物に困っている時、あそこの町へ連れて行ってあげたでしょう?結構ガソリン代かかっているのよ!あなたは私たちに払った?」と。

 

このことをホストマザーから言われて、私はとても悲しかった。所詮、金かと・・・

だが、私もめげずに反論した。

 

私「そういうことを言うんですね?では、もう連れて行かなくて結構です。自分で行きますから!」

 

そしたら・・・

 

ホストマザー「さっき言ったのは、ジョーク、ジョーク(笑)」

 

ジョークだったんかい!

いやぁ~あの時のホストマザーの目は本気だったぞ!

 

とりあえずジョークということで受け止め、帰宅することに。

 

久しぶりにちょっと嫌な気持ちになったな。プンプン!


2024/3/19 (Tue) 154日目
体調:36.6 絶好調

今週はテスト準備期間のため、授業なし。特に書くこともないので、ガーナ西部に伝わる神話について紹介しようと思う。

 

これはガーナ西部のアシャンティ族に伝わる神話。

 

「天空神 オニャンコポン様」のお話だ。

 

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↑↑↑オニャンコポンと聞いて、私は猫を想像してしまった(笑)

 

余談だが、かの有名な英オックスフォード大学による「Oxford Reference」や、Wikipediaによると、オニャンコポン様の英語の綴りは「Onyankopon」と書くらしい。そのまんまだ。

 

で、オニャンコポンというのは「偉大なる者」という意味らしく、神様の種別的には「天空神」や「創造神」のような位置づけらしい。意外にも偉い神様なんだな、おニャン子ぽん様、じゃなかったオニャンコポン様。

 

じゃあ、本題の神話について語ろう。

 

かつて、天空神オニャンコポン様は、人間に近い場所に住んでいた。

 

ところが、ある日のこと。

1人の老婆が臼(うす)と杵(きね)でイモをぺったんぺったんついていたら、手から杵がスポォーンと抜け、オニャンコポン様にガツーンと当たってしまった。

 

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それにムカついたのか、オニャンコポン様は人間から遠く離れてしまったそうだ。

 

そのことを嘆いた老婆は何を思ったのか、近所にある臼を全部かき集め、ひとつずつ積み上げ始めた。

 

オニャンコポン様に会いたい一心で、まるで「ジェンガ」のごとく臼を積み上げ始めたのだ。

そして、あともう少しで天空に……!

 

だが、臼1つ分足りないことが発覚。

 

そこで老婆は「一番下の臼を抜いて、一番上に置いたら良いじゃん!」と、どう考えてもダメダメなアイデアを思いつく。

 

地上にいる人にそのことを伝え、一番下の臼を抜くように指示を出すと、

 

グラグラ……

 

老婆「うん?」

 

グラグラ……

 

老婆「ううん?」

 

ドンガラガッシャーン!!

 

臼のジェンガは無残にも崩れ、多くの人々がお亡くなりになったという……

 

オニャンコポン様、完全に被害者じゃん!震えながら泣いている猫のイラスト | ゆるくてかわいい無料 ...



2024/3/20 (Wed) 155日目
体調:36.6 絶好調

はい、申し訳ないけど今日も書くことが特にない(笑)

いつも通り、昼食に行きつけの屋台に行く。

 

 

まぁいつも通りのフフ(日本のお餅のようなもの)だけどね。

これをちぎって噛まずに飲み込むのが、マナーだ。

 

スープは辛めでスパイシー。

意外にもガーナのサバは脂がのってて非常に美味しいし、

牛の腸も見た目はあれだが、噛めば噛むほど旨味がにじみ出てくる。

 

東京にもフフが食べられるお店があるのだとか。日本に帰ったら、食べに行ってみようかな。

2024/3/21 (Thu) 156日目
体調:36.6 絶好調

今日は首都アクラに行って、買い物をした。

だって、自分がいるところには、ちゃんとしたお肉やら野菜がない・・・

 

だから首都アクラに行って、新鮮なお肉と野菜や調味料などを定期的に仕入れる必要があるのだ。

 

乗り合いバスに揺られること3時間半、首都アクラに到着。

もう3時間半の移動時間にも大分慣れた。

 

まずは普段食べられない甘みのあるものを摂取したいと思い、適当なカフェで「フローズンヨーグルト:ベリー」を頼んだ。


あぁ~、うまい。日本にいれば、こういうもん、いくらでも食べれるけど、ここはガーナ。

こんなおしゃれなものは、うちの大学にはない!

 

エネルギーを十分摂取したところで、本格的に買い物をすることに。

2時間後・・・

よし、新鮮なお肉や野菜、お目当ての調味料やお酒など沢山買い込んだ。

 

首都アクラに来たときのお昼は、いつもフードコートにある中華レストランに行くのが私のルーティン。

↑↑↑野菜とパイナップルゴロゴロの酢豚

↑↑↑パラパラのチャーハン

 

酢豚は甘酸っぱい餡と柔らかい豚肉がなんともいえない!

チャーハンもパラパラで、スプーンが進む進む!

 

うん、満足だ!


2024/3/22 (Fri) 157日目
体調:36.6 絶好調

うん、今日は何もすることない!

よし、今日はガーナの昔話を語ろう。

 

題名「クモとリス」

 

ユニークなクモ10選:画像ギャラリー | WIRED.jp

 

むかしむかし、畑仕事の上手なリスが、大きなトウモロコシ畑を作っておりました。

トウモロコシの収穫が近づいたある日、近くに住んでいたクモがリスの畑を見つけました。


クモ「ほう、これは立派なトウモロコシ畑だ。いったい、誰の畑だろう?」


クモは辺りを見回しましたが、畑の近くには道がありません。


それもそのはず、リスは地面を通らずに木の枝を伝ってここまで来ていたからです。


クモ「はてな? 畑の周りには道どころか、足あと一つないぞ。・・・ふむふむ。ひょっとして、この畑は俺のもんにできるんじゃないか?」


クモはある作戦を思いついて、ニヤリと笑いました。


そして家に帰ったクモは、家族のみんなに言いました。


クモ「いい話があるんだ。明日一日しっかり働けば、もう来年まで働かなくてもいいかもしれない!」

 

クモの家族「な、なんですとぉ~?」

次の日、クモの家族は一致団結して、家からトウモロコシ畑まで続く、長い長い道を作りました。


これなら誰がも見ても、トウモロコシ畑はクモの畑だと思うに違いありません。


クモ「よし、これでこの畑はおれたちの物だ。みんな、トウモロコシを収穫するぞぉ~」
 

クモの家族「オー!」


クモの家族はトウモロコシを取り入れると、自分たちの家まで運ぼうとしました。


そこへ、本当の持ち主のリスがやってきたのです。


リスは枝から飛び降りると、クモに言いました。


リス「こらドロボウ! どうして、僕のトウモロコシを盗むんだ!」


するとクモは、平気な顔で言い返しました。


クモ「いやいや、何を言っているんですか? この畑のトウモロコシは、わたしたちの物です。あなたこそ、人の畑に飛び込んできて失礼じゃあ~りませんか!」


リス「うそだ! これは僕の畑だ!」


リスがカンカンに怒ると、クモはニヤリと笑って言いました。


クモ「へえ、あなたの畑ですって? アハハハハ、笑わせないでくださいよ。ここにはわたしたちの家につながる道以外、ほかに道なんかないじゃあ~りませんか!」


リス「ぼくは、木を伝って来るんだ。だから道なんか、いらないんだよ!」


クモ「フン、そんな言い訳を。ここで言い合っていても、仕方がありません。このトウモロコシ畑が誰の物か、裁判官に決めてもらいましょうか!」

 

つづく・・・

2024/3/23 (Sat) 158日目
体調:36.6 絶好調

うん、今日も書くことが全くなし!

じゃあ、昨日の昔話「クモとリス」のつづきです。

 

次の日、リスとクモは、裁判所へ行きました。


そして裁判官に裁判を頼むと、裁判官が言いました。


裁判官「もう一度確認するが、畑の道はクモの家につながっているのだね?」


クモ「はい、そうです」


裁判官「リスの家には、道がつながっていないのだね?」


リス「はい、木を伝って行くので」


裁判官「そうか。だが道がない以上、畑がリスの物だという証拠はない。だから畑は、家まで道がつながっているクモの物だ」


クモ「はい、ありがとうございます(ニヤ)」
 

リス「そっ、そんな・・・バカな・・・」

次の朝、クモの家族が収穫したトウモロコシを台車に乗せて、自分の家に運んで行くのをリスは悲しそうに見ていました。


その時、突然空が暗くなって、大粒の雨が滝のように降ってきたのです。


小さなクモにしてみれば、雨粒はサッカーボールのように大きいのでとても危険です。


クモ「みんな、あの木の穴に隠れるんだ!」


クモの家族は、すぐに木の穴に飛び込みました。


雨はしばらくするとぴたりと止んで、また青空が広がりました。


クモ「やれやれ、雨があがったな。よし、今のうちにトウモロコシを家に運ぼう」


クモはトウモロコシを置いてきたところに、引き返しました。


するとそこには大きなカラスがいて、トウモロコシの上で羽を広げてトウモロコシが雨にぬれるのを守っていたのです。


カラスのおかげで、トウモロコシは少しもぬれていません。


クモはカラスに頭を下げて、お礼を言いました。


クモ「ありがとう、カラスさん。わたしたちのトウモロコシを、守ってくれたんですね」


するとカラスが、イジワルな顔で言いました。


カラス「あんたのトウモロコシだって? 嘘を言っちゃいけない! これはおれのだよ。だいたい、道ばたに大事な荷物を置きっぱなしにしていくやつなんて、いないだろう?このトウモロコシは、おれの物だ!」


そう言ってカラスは大きなツメでトウモロコシをつかむと、そのまま空高くまいあがって行きましたとさ。

 

おしまい

2024/3/24 (Sun) 159日目
体調:36.6 絶好調

 

今日は平和な日曜日。

午前は自宅でゆっくりして、午後は何もないけど職場に行ってダラダラする。

来週からまた頑張るぞ~

 

はい、今回はこんな感じです。

いつもブログを読んでくださっている皆様、ありがとうございます。

引き続きどうぞよろしくお願いします!