ビクトル・エリセの「瞳をとじて」を観た

私は「マルメロの陽光」以来だ
どうやら本当にここ30年映画が撮れなかった
らしいのだが
それが映画の中でもわかるほど
映画が撮れて嬉しい気持ちが伝わってくる
主人公が映画監督で彼が求める
行方不明の俳優探しが、淡々と
描かれる。

なんと3時間もあったらしのだが
全然、そうは思わなかった。

特に後半は 行方不明の俳優との
やりとりと緊張感。
それがラストに向けて
決してハリウッドには無い静かな展開。