同じM県に住んでいる人でも、多くは気づかないでいるかも知れません。I湾が太平洋へ出ようとする、S郡の南端に、ほかの島々から飛び離れて、丁度緑色の饅頭まんじゅうをふせた様な、直径二里足らずの小島が浮んでいるのです。


これは江戸川乱歩の小説「パノラマ島奇譚」

の冒頭のである。


この舞台が

今は真珠のミキモトの島である。




鳥羽に来た。

ここは江戸川乱歩が24歳からの2年間いた場所


ここで親友の岩田準一と過ごし、

妻の隆と出会った場所。





その岩田準一の家が現在

江戸川乱歩館になっている。

岩田準一は画家で風俗研究家で

乱歩とは同性愛の研究で仲が良くなったそうだ。


この絵は岩田準一が描いた挿絵の下絵

読んだことある人には

どの場面かわかるだろう。


この町の通りの雰囲気も良く










私好みの街並み。
おそらく元は遊郭だったのだろう。





まったく関係の無い建物にまで

雰囲気を感じる。