2021シーズンの反省を記録しておきたいと思います。

去年から、那珂川本流へと通うようになりました。
鬼怒川との違いを書きたいと思います。

・釣り歩きにくい
→那珂川は基本的には対岸が岩盤の淵、又は両サイドボサがある瀬のどちらかなので、渇水でない限りは鬼怒川ほどは歩けないです。


・濁りが続く
思ったよりも濁りや増水が長く続くので、現場に着いてからどちゃ濁りで撃沈なんてことが多かったです。


・鮎釣りシーズンは人多すぎて辛い
釣り人が多いというのもあるかもしれないが、そもそも釣りになる区間や駐車場が限られているので、ポイントに人が集中してしまうように見えました。
よって、日中のランガンは中々難しいです。

・支流が多い
鬼怒川より魅力的な部分で、未開拓な流域が多いです。
また、合流点を遡上するたび驚くほど水量が減ってくので、支流に支えられてる河なんだなと実感しました。

・ヤマメの数が圧倒的に少ない
鬼怒川では、7〜8寸のヤマメがシーズン50kmほどの流域に普通生息していているが、那珂川ではそんなことはまず無いです。
小さなヤマメが釣れる区間は鬼怒川より狭く、数も少ないです。

以上のことから、鬼怒川のような釣り方だと那珂川では通用しないことが分かったので、今年のシーズンは少しやり方を変えようと思います。


去年の反省点としては、以下になります。

・曖昧なタックルセッティング
→鬼怒川の良い時期になると、ヤマメの食い方が基本強いので、ナイロンラインと柔らかい竿を用いて、少しドラグが出るようなセッティングをしていれば、まずヒット率=キャッチ率になります。
フックがなまくらでない限り、中々このセッティングならバレないかと思います。
鬼怒川の場合、魚に降られたら自分も降れば何とかなるし、迎えに行くのが基本的なファイトの方法かと思います。
しかしながら、那珂川の場合は淵でヒットして瀬に降られたら、降った先は激流で流されるなんてこともなりかねないので、その場でキャッチするしかないポイントも存在します。
実際、この状況でデカイ何かをバラしてしまいました。
よって、フックとライン、竿は鬼怒川よりも強めにセッティングして臨もうかと思います。
去年のオフシーズンは、タックルバランスの検証を箒川キャッチアンドリリース区間で行っていました。
そこで気づいたこともいくつかあったので、またの期会に書きたいと思います。

・ランガンすれば何とかなる訳でない。
→鬼怒川との圧倒的な違い。
これは、サクラマス又は本流ヤマメが止まるポイントを把握することが大切になってきます。
釣り場も限られてるので、鬼怒川ほど釣果の情報もオープンでないのはある意味当然かもしれません。
ランガンも鬼怒川ほど出来ないのと、渇水で長距離歩いた場合、河から道路に出るのが大変なのと、途中雨で増水した場合はかなり危険なので、入渓ポイントから帰路までを事前に把握する必要があります。
実際、調子に乗ってどこまでも釣り降って、危険な思いをしたことが多々ありました。

正直なところ、栃木県で本流ヤマメを釣ってみたいという人が居るならば、安全面や釣果を考慮しても間違いなく鬼怒川を勧めると思います。




次回は、箒川キャッチアンドリリースで得たことを書きたいと思います。