なんだかんだとまだ暑いなぁ。
今日の稽古。スタート時はYさん1名のみ。
メニューは①基本、②立ち組み(支え吊り込み、小外刈り)。途中でNさん登場。2人で立ち組み継続。
Yさんの方が体格が大きく、Nさんの方が技に優れ、そして2人とも丁寧にコントロールして練習するタイプなので、とてもいい感じで稽古できました。



実は「打撃」、「立ち組み」「寝技」の内、立ち組み、、、というか投げが一番稽古していて危ないです。背中から落とし合う前提が守られている限りは安全に全力で稽古できるので、技術はもちろん、体力も付く、とても有効で重要な稽古。でも投げに失敗して「背中から落とす」という前提が崩れた際には、手をついて肘を脱臼したとか、肩から落ちて鎖骨を折ったとか、、、とても大きな怪我に繋がります。
指導者としては一番気を使う練習ですが、でもここの部分から逃げるわけにはいかないので。

意外と知られていないかもしれないけれど、「格闘」という言葉を辞書で引くと「取っ組み合い」と出てきます。
例:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/39060/meaning/m0u/
取っ組み合い=立ち組みっていうのは格闘の基本、根本なんですね。
自然界を見ても、例えば強い肉食動物は組みついて抑え込みにいく(そして噛みついたりしてとどめを刺す)。一方、弱い草食動物
は後ろ脚で蹴りながら走って逃げる(ヒット&アウェイ)。打撃ってのは、基本、弱者の闘い方なんです。
だから「打撃系総合武道」という空道の立ち位置は、「弱者のための護身」として考えても「王道」なんですね。
ちょっと話が横に飛んだようで元に戻すと、なので立ち組みはとても重要な稽古なんだけれど、指導者としてはかなり気を遣いますが、2人はとても良い感じにかみ合って良かった、良かった。生徒全員が2人のようならとても楽なんだけどね。
最後に③ミットで稽古終了。
今日はマススパーはなかったけれど、良い稽古になったかと。
また皆で頑張りましょう。押忍。



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