17:00からの少年部。参加6名。
メニューは①蹴り移動、②組手、③前蹴りミット。
審査会も近いので、「組手をやるから必ずサポーターを持ってくるように」と先週の稽古で念押ししていたにもかかわらず、「忘れました」という子が3人も、、、。 でも残り時間を考えるとやらないわけにもいかないので、そのままサポーターなしでやらせることに。しかしそんな状態の子どもたちが集中して稽古してくれるわけもなく、、、。
普段からの練習態度と実力の伸びを見ていて、合格点を出せそうな子はS君くらい。ダメだ、9月の審査会はもう無理だな、と9割9分諦めました。
特に組手の中で前蹴りができない子が多かったので、最後に集中特訓(?)。
膝の引き上げをしっかりと覚えさせるために、ビッグミットを障害物にして、その向こうの人のミットを蹴る。上級組の3人はさすがになんなくこなすが、下級生or帯の若い子にはやはり難しいようで、ごまかす動きが多いなぁ。
ちゃんとできない子、やろうとしない子を叱るのは簡単だけれど、それで良くならないなら、それは全然意味のないことで、、、。またそれは同時に、ちゃんとさせられない自分自身の指導力にも問題があるというのを自覚しなければいけないわけで、、、。子供の指導(=教育)って、ホント難しいなぁ。 頑張ります。押忍。
19:30からの一般部。参加1名。
Kさん、先週に引き続き「家庭内予選」をクリアできたようでなにより。 この調子で頑張って下さい。
ちょっと話がそれますが、例えばサラリーマンの人が道場に入門する場合、大体「週に1回は最低稽古したいなぁ」、「週に1回は稽古するぞ」とかって思うわけです。で、そういう目標を立てるのだけれど、、、続かないんだな、これが。
稽古に行こうと思った日に限って、「急な会議が入った」とか、「仕事にトラブルが出て、ようやく片づけたけれど、とても稽古に行く気力が残っていない」とか、、、。はたまた「『子供が熱を出したから帰ってきて』ってかみさんから電話が入った」とか、あるいは単純に「雨が降ってて、心が折れた」だとか。 まぁそんなこんなで、マーフィーの法則か何か知らないけれど、「やろうと思ったときに限って、何か邪魔が入る」もんなんですよね。
で、目標を達成できずに、「あ~、俺って駄目だなぁ。」って落ち込んでしまうという、、、。まぁ結構ありがちなパターンですね。
でもこういう問題は、目標の立て方ひとつで、結構楽にクリアできるものなんですよ。
例えば「週1回稽古する」という目標を「年に50回稽古する」に変える。1年=365日なので、7/365は約52週。お盆と正月の休みを考えれば、「週に1回稽古する」という目標と「年に50回稽古する」という目標は、稽古頻度はほぼイコールなんですが、実際にやってみると前者よりも後者の方が圧倒的に目標の達成率は上がります。
「週に1回稽古する」だと、先に書いたようなトラブルやアクシデントで「今週行けなかった」というのが途中一度でも発生すると、もうそこでアウト。「目標達成に失敗した、、、」、「俺は意志薄弱なダメな奴だ、、、」っていう認識にすぐなってしまう。気持ちが切れてしまう。でも「年間50回」という目標だと、「今週は行けなかったけれど、その分頑張って来週は2回行こう」とか、「来週は月末で忙しくなりそうだから、今の内に頑張って、もう1回稽古に行っとこうかな」とか継続的、計画的な方向に気持ちをもっていって努力を継続できる。で、実際に稽古回数の記録が10回、20回、30回と伸びていくと「よし、この調子だ。頑張れ、俺」って感じで勢いが出てきます。どんどん目標達成が近づいているのが目に見えて分かるようになれば、もう半分以上成功したようなものですね。
それでも、もし年50回の目標が達成できなかった、例えば47回しか稽古に行けなかったという結果になったとしても、「あ~、残念。でも結構 俺、頑張ったなぁ」って自分に肯定的にいられます。で「よし、来年こそは!」と思えれば十分以上の合格点ですよね?!
これはあくまで一例なので、他のやり方でも構いません。「年50回はなるほど~って思いますが、、、、私、長期計画を立てるっていうの苦手なんですよね 」っていうタイプの人もいるかもしれません。何を隠そう、実は私(渡邉)もそのタイプです。
そういう人には「年50回」でなくて、「月3回」って目標の立て方もあります。
先に書いたように「週1回は行きたい」と思いながら、「今週は行けなかった」という週はどうしても出る。トラブルやアクシデントはどうしても起こる。そしたらその分をあらかじめ見込んだうえで計画を立てる。それで「月3回」。「月4週の内に3回出る」のを目標にしておく。そうすれば「あ~、今週行けなかった、、、」っていう週があっても、「でも来週、再来週、ちゃんと行ければ目標達成だ。頑張ろう
」って思える。あるいは運よく、そういうトラブルに会わずに4週4回、全て出れるような場合もあるかもしれない。すると「おぉ、俺、今月1回も休まず4回稽古しちゃったよ?! 俺スゴイ、えらい
」っていい気分になれる。(笑)
まとめると、失敗して「ダメだ、俺 」って思いやすいやり方でなくて、「俺ってスゴイ、えらい!
」って思えるような、自己肯定感を積み重ねていけるやり方、、、加点法って言うんですかね?! そういうやり方がいいですよ、と。
で、こういうやり方は、こと空道の稽古だけでなく、仕事や別の事柄にも応用が利くと思いますので、皆さん頑張って下さい。
余談が長くなりました。
稽古メニューは①基本、②寝技、③シャドウ。一旦〆て、掃除の後に④マススパー。
②の寝技の合間にいろいろと武術談義をしてしまったせいで、④のマススパーも、私のオリジナルの武術的な動きでやってしまいました。本当は、生徒の為にならないから、標準スタイルで相手をしなければならないんだけれど、、、。Kさん、ゴメンね。
とりあえず、また頑張りましょうと言うことで。押忍。
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