稽古参加者1名。先週体験に来てくれたYさんが正式入門です。
メニューは①基本、②立ち組み(首相撲&相撲)、③ミット。
やけに暑い日だったので、Yさんの様子を見ながらゆっくりとしたペースで。参加人数が少ないのは寂しかったけれど、この意味ではマンツーで良かったかな?!
それでもだいぶしんどかったと思いますが、お疲れ様でした。Yさん、第二の青春(?)頑張って下さい。
って稽古日記としては以上なんだけれど、写真も撮っていなくて、書くことも少なくて、、、これで終わるとせっかくアクセスしてくれている人に申し訳ないので、もう少々何か書きましょうか?!
以下、私的空道理論(の一部)。
空道における接近戦での組み方は大きく分けて (a)首相撲(ムエタイ、キック組み) (b)相撲組み (c)柔道組み の3種類があります。が、まず何と言っても基本は(a)の首相撲です。
首相撲は ア)打撃からそのままの構えで組んで投げ、崩しができる。 イ)常に相手と正対しているので技を掛けるのに失敗してもリスクが少ない。 ウ)護身のシチュエーションを考えても、道着のあるなしに関係がない」のが特徴、メリットですね。(b)の相撲組みは ア)の部分で、(c)の柔道組みは イ)、ウ) の部分で、(a)の首相撲に劣る部分=デメリットがあります。
ただ首相撲は基本「上から抑える」技なので、原則、背の高い人が有利な技です。背の低い人、あるいは姿勢を低く構えるのが好きな人は、「下から崩す」技を覚える必要があります。それが (b)相撲組み となります。
首相撲は「スタンスを狭く、腰を立てて」「上から下or向こうから手前に引き抑える動き」で「相手の首の動きをコントロールする(事で相手の動きを封じる)」技で、対して相撲は「スタンスを広く、腰を落とし」「下から上or手前から向こうに押し上げる動き」で「相手の重心をコントロールする」という、ちょうど真反対の動きになります。
「空道って何?」と聞かれたときに、「空手と柔道を足したような競技」というのが一番楽な説明だと思いますが、もし柔道の経験があまりなくても、この2つを並行してトレーニングすれば、組技の地力は充分養えると思います。
またこの2つは、畳、マットの練習場所が借りられなくても、下が板間でも稽古できるのが大きなメリットですね。
ではまた皆で頑張りましょう! 押忍。
大道塾"TEAM-U"浦和/北本/大宮西支部ホームページ
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