【講評・雑感】全日本空道シニア選抜選手権大会 | (社)全日本空道連盟 大道塾“TEAM-U”浦和/北本/大宮西支部のブログ

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空手x柔道≒空道(クウドウ)。世界60ヵ国以上に普及している日本発祥の武道です。さいたま市や北本市近隣で空手や柔道をお探しでしたらぜひ一度「空道」も見学に来てください。技の多彩さ、自由度の高さが魅力です。
入門受付随時。初心者歓迎! 目指せ、自分史上最強! (^^)/

大変お待たせしてすみません。ようやくの投稿です。(^_^;)

 

今回のシニアの階級が全7階級。パンフレットに記載されている参加人数で40人(実際には棄権者が何人かいたので、もう少し少ないですが、、)。大雑把に記憶を振り返ってみても、多分、過去最高規模だったのではないかと思います。びっくり

 

そして規模もそうですが、レベルupも著しい。グッウインク

もともとこのシニアは「ビジネスマンクラス」という名称で行われていました。年をとって(一つの目安として30才オーバーくらい(?))で空道を始めて、「さすがに若い子とガツガツやりあうのは無理かな~」、「でもやるからには『ガチ』の勝負でないと意味ないでしょ?!」っていった感じの層がターゲット。その中で近年、「若いころには北斗旗に出場していた選手が、年齢が上がってシニアに出場する」というパターンが出てきました。でもそういった選手でも簡単には勝たせてもらえない、場合によっては途中敗退してしまうことも多い、、、そういったところまでシニアのレベルも上がってきました。

 

またそれから、シニアの試合は見ていても面白いですね。グー爆  笑

大道塾入門以前に空手や柔道の経験がある人も多いので、それらのベースが色濃く出た、あたかも異種格闘技戦を思わせるような闘い、空道の闘いにおけるの自由度の高さがより感じられる試合が数多く見られます。

ここに参加している選手のほとんどが週に1回の稽古をコツコツ続けて、、、といった稽古量。そんな稽古量で打撃、立ち組み、寝技の全てを完璧にすることなんてできない。自分は何をしたいか、何ならできるのか? 限られた時間の中で、理想と現実を照らし合わせながら、自分にとってのベストバランス、ベストスタイルを探っていく、、、。以前にも書きましたが、それって人生のアプローチそのもの、人生ってそういうものですよね?! だから一見野蛮な殴り合い、取っ組み合いが武「道」となる、そういったものを感じさせられる“熱い”闘いが多いです。拍手ぱちぱちニコニコ

 

そんなシニアの大会ですが、現在、新たな企画として「マスターズ(仮称)大会」の開催が検討されているようです。

先に述べたように「若手頃に北斗旗に出た選手が、年を取ってシニアに出る」という形も少しずつ始まっていますが、まだまだ数は多くない。元北斗旗選手の側から見たら「(もともとビジネスマンクラスの為の大会に)ホントに俺が出てもいいのかな?!」という遠慮や見えない障壁みたいなものがある。一方、シニアで幾度も優勝した(する)ようなレベルの選手にはもう一段上のステージを用意してあげた方がいいんじゃないか?!という意見。その双方を満たすものとしてのアイデアですね。OK

 

良い企画だとは思いますが、個人的意見として少々。それは「マスターズの開催が、今のシニアの大会の規模やレベルを下げる方向には動いて欲しくないな」というものです。例えば「シニアでX回優勝した選手は、今後シニアへの出場を認めない。出たいのならマスターズへ」といったようなルールは作って欲しくないなと思います。

王者側から見れば上のステージに行くのもチャレンジ、今のステージに留まって連覇を狙うのもまたチャレンジです。対戦相手側から見れば「連覇をするような絶対王者を倒そうとする」のがもちろんチャレンジ。お互いがチャレンジし続けて成長していくのが武道であり、人生です。そこを「『上』がいなくなったんで、優勝できただけ」ということでは喜びも半減するというものです。

空道の魅力は自由度の高さです。どのレベルの大会に出場するかも、本人の自由意志を尊重する形を望みます。お願い

 

 

とりあえず今回の投稿はこれくらいで、、、。

もしかしたらもう1回、関連の投稿をするかも???

 

 

 

 

 

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