稽古中の写真を撮っていないので、「別にいいかな?」と思っていたんだけれど、北本の記事が少ないと良くないかな?と思い、一日遅れの投稿。
稽古参加者7名。久しぶりにIさんの姿も。遠いところお疲れさまです。
Iさんは群馬から通ってきている生徒。だからあんまり来れないけれど、顔を見れると、その分嬉しいね。
で、そのIさんから稽古前に「自分もナイハンチを稽古してみようと思っているんですけど、、、」ということで質問を受ける。
いつも書いていることだけれど、基本、大道塾には「ナイハンチ」だとか「サンチン」「ピンアン」といった沖縄の空手(唐手)から伝承される形(型)はありません。
ですが、私(渡邉)は個人的に形稽古の有効性に気づいて、ナイハンチを主として形稽古をやっています。
するといろんな人から「形って何のためにやるんですか? どういう意味(効果)があるんですか?」とよく質問を受けますので、今日は私の「個人的意見」を、、、。
よく間違われることですが、形は「こう来たらこう返す」式の攻防技術を学ぶものではありません(個人的意見です)。よく形の説明で「分解」と称して、実際の攻防例を紹介しているものがありますが、ああいうのは全部嘘っぱちだと思っていいです(あくまで個人的意見です:笑)。
そもそも「こう来たらこう返す」をやるのならシャドウで充分ですし、シャドウの方がより有効です(よね?)。
そうではなくて、形の稽古は「動きを作る」「動きの質を変えていく」ことがその本質です(と私は思っています)。
例えばナイハンチで言うと姿勢や重心のコントロールを学べます。その結果、突きの威力が上がったり、動きが速くなったり、疲れなくなったりします。
普通の格闘競技では、これらの部分は「技とは別個に」フィジカルトレーニングで学ぶんですね。パンチ力をつけるためにウエイトトレーニングに励んだり、動きのスピードを上げるためにダッシュやアジリティトレーニングをしたり、スタミナをつけるのにランニングをしたり。
けれども形稽古をやると、「自分の動きを作り替える」ことでそれらの能力を手に入れることができます。
と書いても、やっぱり具体的に動いて見せながら説明しないと分からないよね。でもまぁ形稽古とはそういうもんだと思っていただければ、、。あくまで個人的意見ですけれど。
本題に戻して、北本の稽古。
メニューは基本、寝技、打撃スパー+自由自主練20分。
あ、本題の方が全然短い。書くことがない(笑)
しょうがないから、ずっと昔に撮ったナイハンチの写真でも貼付しておきましょう。
まぁとりあえず、また皆で頑張りましょう、ということで。
押忍!