先週ジュニアの練習試合で息子がピッチャーデビューしました。
キャッチャーが本職になっている息子ですが、6年生が卒団するとピッチャーが1人になってしまう為いずれやらなくてはならない状況にはありました。
大会やアクシデントの事を考えるとピッチャーは何人いても困らないのは、少年野球もプロも同じだと思います。
それを考えればキャッチャー同様、いずれピッチャーもやる事になるだろうなとは思っていました。
しかし…ピッチャーをやるまでの間に、退団→移籍といったら大げさですが、そこまで考えるほどの事がありました。
以前にブログで書いた事件?ですが…。
8月下旬、試合の合間の休憩時間に息子が監督に呼ばれました。
ピッチャーが1人になってしまうし、投げ方もいいから今後ピッチャーもやってみないか?という話しでした。
野球バカともいえる位野球好きな息子の答えは、もちろん「がんばります!」の答えでした。
とある野球教室で、元プロ野球選手に投げ方が良いよと言っていただきました。
自分が指導者だったら絶対ピッチャーとして育てるとも言っていただき息子もとてもうれしそうでした。
キャッチャーをしているということで話しをしたら、チーム事情でキャッチャーをしているとしたら絶対にキャッチャー投げになってはいけない。
この投げ方ならピッチャーでいけるからと、小学生レベルではあまり言わないんだけどと、少しレベルの高いアドバイスをしていただきました。
でも、今のチームでメインはキャッチャーであるがゆえチームの練習時間では、ピッチャーの練習をする時間は無いという事は分かっていました。
自分が一応ピッチャー経験者なので、教えられることもあるので息子と話しをして、
「いつピッチャーとして出ることになってもいいように、チームの練習時間とは別のところで自主練としてやっておこう」 と、いう話しをしました。
練習終了後ピッチング練習をしたり、学校からの帰宅後、近所の公園にいって練習をしたりしました。
フォームや体の使い方は、家の中でシャドーピッチングをやりました。
しかし、ある練習日にバッティングピッチャーをやっていた息子にコーチから、
「お前がピッチャーをやることはない」と言われました。
息子にとっては、迷いが生まれ混乱してどうなるのかわからなくなっていました。
子供にとって一番困るのは、技術的な事もそれ以外の事も、人によって言う事が違うことだと思います。
だから、自分は自分の子供以外にはよほどの事がない限り技術的なアドバイスなどはしないようにしています。
よその子は、どこでアドバイスを受けているかわからないし、教えている人がいるとしたら、言葉の使い方ひとつで子供に混乱をさせてしまうと思っているからです。
その一番避けたい事が起きてしまいました。
息子の中では、高校でも野球をやりたいという気持ちが強いようなので、中学では軟式?硬式?迷うところではあります。
キャッチャーという特殊なポジションをやることによって野球の勉強は出来ますが、どうみても体からするとキャッチャータイプではありません。
自主練ではやっていますが、普段のチーム練習では、キャッチャーだけなのでノックも受けられていません。
部活の軟式にしろ、シニアで硬式をやるにしても色んな可能性を広げてあげたいし、色んな経験をさせてあげたいという気持ちもある中、このままでいいのかなという気持ちが強くなりました。
幸い、この地区は学区によるチームの制限がありませんので移籍は自由です。
隣の地区のチームは実績もあり、強く、人数もいる為、例え試合に出られなくても競争が生まれて揉まれて、先を見たときに結果として色んな事をおぼえられるかなという期待を持ち、移籍も視野に入れて親子で悩み話し合いました。
野球を始めて出来た友達もいるので、一番良い形は今のチームで卒団することだと思っていました。
その事をふまえて息子と話し合った結果、監督に聞いてみてその答えによって、続けるか違うチームの練習を見に行ったりするか決めるという結論になりました。
後日、監督とお話をさせていただく事が出来ました。
監督からは、ピッチャーもやってもらわないと困るという答えでした。
オールラウンドでやってもらいたいという話しでした。
安心した息子に笑顔が戻り、シャドーピッチングなども更に一生懸命やるようになりました。
それから1か月後…。
先週ピッチャーデビューになりました。
当日もキャッチャーとして出ていたので、ピッチング練習もなくいきなりマウンドに行った息子ですが、メンタル弱いはずの息子がよほどうれしかったのか笑顔でマウンドに向かいました![]()
デビュー戦はノーアウトランナー1塁からでした。
デビュー戦の初球、いきなり牽制でした。それにはビックリ![]()
こいつ余裕あるな(笑)やっぱりいろいろ見ているんだなと思いました。
最初のバッターは三振。
2人目は3ボール2ストライクから、あからさまに三振を取りに行って四球![]()
3人目三振、4人目ショートフライ![]()
デビュー戦は1イニングのみでしたが、2三振1四球無失点で上々なデビュー![]()
マウンドからの景色に慣れさせるために、あえてブルペンよりマウンドでのピッチング練習など、自分の経験を伝えてアドバイスをでしてきたかいがありました。
そして何より、緊張してストライク入らなかったらどうしようという心配は親だけだったみたいで、本人はとても楽しんで投げてくれて、ストライク入ったししっかり抑えてくれて安心しました![]()
次また投げる機会があるとしたら、この日のピッチングを自信に変えて繋げていって欲しいなという気持ちです。
ピッチャーとしてもキャッチャーとしても野球人としても、まだまだ勉強することは沢山あるし、挫折も沢山するだろうけど、マウンド行く時に見せた笑顔を忘れずにこれからも頑張ってもらいたいなと思います。
マウンドへ向かう時の嬉しそうな笑顔を見たとき、実力はともかく…改めておもいました。
「野球を好きな気持ちはだれよりも負けてないな」 と。
これからもがんばれ息子!!