先日、友人から子供を授かったとの報告を受けました。
心から「おめでとう」の気持ちです。
そこで、今回は妊娠中のエクササイズについてです。
妊娠中の身体の生理学的変化としては、
・安静時の最大酸素摂取量は30%増加
・安静時の換気量は約50%上昇
・妊娠期間を通じて血液容量は40~50%増加
・心拍出量は30~50%増加
このような変化の結果、心拍出量は最大化し胎盤と成長中の胎児に最大限の血流を送り込みます。
胎児の成長、胎盤の成長と機能、および血液容量の増加により
母体の全身の代謝活動は高まります。
妊娠中はホルモンも変化します。
出産時に胎児の通過を容易にするために、下肢帯の靭帯を柔らかくする
リラキシンというホルモンが全身の靭帯に作用します。
これらのホルモンの変化によって、関節の可動性は増します。
妊娠はインスリンの産生を増加させますが、栄養摂取量が十分でないと
結果的に低血糖症を引き起こす場合もあります。
運動に関しては
運動が禁忌な状態として
・心臓病
・高血圧
・不全頸管
・早産
・子宮頸管の出血と子宮内発育遅延
運動中の心拍数は
毎分140~150を超えないようにします。
また、最大心拍数の60~70%を超えないようにします。
運動強度に気をつければ母体にとって有益な効果を生みます。
・妊娠中の運動は血管の抵抗を減少させることにより、休息中および運動中における血圧を低下させます。
大きくなった子宮によって横隔膜への圧力が高まるため、運動中の呼吸に普段以上の努力が必要です。
こうきくと、「嫌だなー」と思うかも知れませんが、この状態はいずれ出産時に妊婦さんが経験する状態でも
あります。事前に良い経験になりますよね。
・妊娠中の運動は、体重の増加と脂肪の貯蔵を制限することにより、分娩をより軽く短時間にすることに
つながります。
途中なんですが、ちょっと出掛けなければならないので、続きは後日にします。