今朝の #モーニングクロス 冒頭で。
トランプ外交について。
「アメリカに戻った大統領本人が日本には大量の兵器を購入してもらえたことを誇っていた」ということで、日米関係と極東情勢に絡めて否定的な捉え方をしていたように感じるが、勿論、日本が憲法を改正して武器を全て自弁出来た方がより優れたものを造れるだろうし、「日本は国として自立独立の度合いを高めるべきだ」という話とセットならある程度納得のいく意見とも取れる。
しかし、武器を自弁して、沖縄などでマスコミが問題視している在日米軍が縮小、或いは撤退という事態が起きることについて一体どう考えているのか?
甚だ疑問。
もしそうなったとしたら、防衛費はたちまち5倍以上は覚悟。同盟国との関係が薄れたら、安全保障上の現実的問題と外交上日本の立場の変化など、様々なことが差し迫られる状況に変化する。
今現在の日本の存立に対する国民の世論からして、それ相当の覚悟がないとそれらは叶わないことであるとは何一つ触れず、「トランプは武器の商談を成功させたことを誇っている」と否定的に言い、日米関係と極東情勢を無視した近視眼な感情論を公共の電波で流布されるという違和感は、ホントに無責任極まりないと思う。
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日本は資源を輸入し、そうして付加価値の高いものを生産して売るというのは、
「団扇(うちわ)を扇子(せんす)にする」
そういった創造性ある民族として古来からの伝統であり、風土や民族性に根ざした素晴らしいところ。
それを活かしながら国際経済の中で今も生き残っている。
日本の需要に適うものを生み出せていないアメリカとの間に「貿易不均衡」があるのは必然的なことで、それを今現在の両国の国情を併せて考えた時、アメリカから武器を買ってアメリカ経済に貢献しながら我が国の防衛に活かし同盟関係を深めることも必然的なことのように思いますが?
トランプ叩きや安倍叩きのために、必然的に双方の国益に適うことをやっているだけの話に対して、大して深い検討もせず否定するというのは、日本人をバカにしている。
やっぱり、ワイドショー型の報道を観るとバカになります。