「連日、裏切り者と言われ非国民と言われた!」
「不用意な排除発言で希望から絶望に変わった!」
「小池辞任しろ!」
「小池・前原が引責辞任しないと再出発できない!」
希望の党の比例票のおかげで当選した人が大半なのに、全てを小池百合子のせいにして自分に非はないと言わんばかりの元民進党議員達。
民進党から希望の党へと、その政治理念ごと鮮やかに転身してきた人間が何を言うか?
元を辿ればあの悪夢の旧民主党政権から源流を引き継いできた民進党の人間であり、菅直人政権の亡霊が党幹部を牛耳る立憲民主党の人間と同じ穴の狢。
そして打倒自民という旗印の下、もともと政治理念のバラバラな連中が野合して政党に仕立て上げられた旧民主党に目を付けて解体し、その分離した勢力を利用して新たに反自民反安倍の党を拵え上げようと画策し、自民党の外に出て外から自民党をブッ壊そうとして失敗した小池百合子。
そんな手品みたいな手法はお天道様が見ている限り通用しないと思い知ったのではないでしょうか?
選挙開票の日にはパリに飛び公務を装っていましたけれど、「選挙結果を受けてどういう言動をしようか?」 と、次へのパフォーマンスを練るための時間稼ぎを兼ねた逃亡のために行ったのでは? と思われる無責任さに、希望の党へと走った議員たちは何の苛立ちも感じなかったのか?
有本香氏
「小池百合子がパリの市場を視察に行ったが、築地市場の人も都議会もとっくに視察済み。都庁もパリを参考にして豊洲は計画された。それにも関わらず今更行くのは理解不能。過去の報告書を見ればいいだけです。」
こういう所からも小池百合子が如何に都政軽視してたかわかりますし、つまりは、市場視察の言い訳としてパリは好都合だったということがもう見え見えだったわけです。
結果として都民も、立ち上げた新党も、自分の政治的野心のために踏み台にした存在であったと白状しているような小池百合子の言動には、もう我慢ならないものがあると思います。
ドヤす方もドヤす方。
ドヤされる方もドヤされる方。
政治屋だらけの希望の党であったという話です。
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そんな中でひっそり政界を引退する漢が。
所属する党の首脳が議員バッジ欲しさの保身から、「緑のタヌキ」を頼ってサッサと党を逃げ出して行く中で、自民党からの誘いを断わって1人で党に残り、党を代表して愚直に政策を訴えて自らの政治姿勢を全うした漢。
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一方、自民党に居ながら自民党を勝手に敵視し、国政とは関係ない都政の政局を掻き回して「緑のタヌキ」を担ぎ上げ、担いだタヌキの抜けた穴を自民党の協力の下で塞ぐ立場に立たせてもらっておいて、「緑のタヌキ」が新たに立てた地方政党を支持すると言って早々に自民党を裏切って飛び出した漢。
それを「緑のタヌキ」が「漢若狭」と煽てていたが、内実はカゲでコソコソと国政政党の立ち上げを準備させていたわけです。
しかし、不意打ちのタイミングになってしまった衆院解散でモタモタしていたところを「緑のタヌキ」が業を煮やし、「緑のタヌキ」自身が国政政党を立てることになった… 。
その尻間に乗り、党幹部に連ねてさせてもらったけれど敢え無く落選し、そして政界引退なんだそうだ… 。
真に『漢』と言えるのはどちらの御仁でしょう???
私なら後者の漢であったら、もうこれ以上生きていけそうにないと悟って出家でもしないと、恥ずかしくて二度と公の立場になど出られないと思います。
綺麗事の言い訳と展望を述べるだけ空虚ですよ、若狭さん。ご自分のなさってこられたことを俯瞰すべきです。
小池百合子の無責任な振る舞いに自ら振り回されに赴き、今後また政界の外からそれに加担しようというのなら、貴方の晩節はどんどん穢されたものになっていくだけだと思いますよ。
自民党に「しがらみの打破」という看板を掛けて対抗していく図式を構築するのは、何のことはない、貴方が自分で「しがらみ関係の政局」を生み出してきたことでただの謀略だったんだなと国民の多くからは見透かされてますから。
身の丈にあった身の程を知った真っ当な生き方をすべきでは?
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【希望の党・若狭勝氏、政界引退を表明】
2017.10.26 22:04
衆院選で希望の党公認で立候補し落選した若狭勝・前衆院議員(60)は26日のBSフジ番組で「政治活動はいったんここで退く。引退でもいい」と述べ、政界を引退する意向を表明した。若狭氏は小池百合子代表(東京都知事)の側近として知られる。
若狭氏は「希望の党を後方支援していくことは間違いないが、(選挙での)リベンジはない」と述べ、今後は国政選挙に出馬しないことを明言した。
理由のひとつとして若狭氏は、自身の年齢を挙げ、「衆院選が来年あるならまだしも、少なくとも3年はない。衆院選では年齢を頭に入れ、若い人や女性の擁立を進めてきた。自分は例外というのはよくない」と説明した。