学校教育で日本は、韓国との歴史問題を正しく教えない。故に、日本人と韓国人の若者に歴史認識の格差がある。
韓国人は相変わらず反日運動を繰り返している。
それは韓国の歴史教科書には、反日運動を起こすような内容が掲載されているからであり、国策として反日を是とするからだ。
しかし日本の教科書はどうだろうか?
これが日本の教科書か?
と思われるような内容ばかりだ。
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日本は確かに朝鮮民族と一度だけ戦った事がある。
それも今から400年以上前(1592年)のこと、豊臣秀吉が加藤清正・小西行長を先鋒に15万余の兵を朝鮮に派遣し、連戦連勝し明国の援軍を破るなどしたが、水軍は朝鮮総督李将軍に大敗し、翌年和を講じた。
1598年秀吉が死亡以後は、日本は朝鮮(韓国・北朝鮮)救援する事はあったが武力で侵略したことは一度も無いない。
《文禄の役・釜山城攻略『釜山鎮殉節図』》
明治27年~28年日清戦争、そして明治37年~38年に日露戦争で日本が勝利をへて
明治43(1910年)8月22日に漢城(現:ソウル特別市)で日韓併合条約を寺内正毅統監と李完用首相が調印、8月29日に裁可公布して発効した。
「韓国皇帝が韓国の統治権を完全かつ永久に日本国天皇に譲渡する」
などを規定した条約で、
日本はこの条約に基づき韓国を併合した。
このことは世界が認めたのである。
またそれを、
朝鮮民族が望んで日本と朝鮮と併合したのである。
《1880年代ソウル南大門大通り》
「日本はこの朝鮮を未開状態の一から近代化まで飛躍発展させた」
《1936年「日帝時代」の南大門通り》
明治43年から昭和20年までの36年間は朝鮮半島・台湾・(樺太《現サハリン》は41年間、千島列島は日本の固有の領土であり)朝鮮人も台湾人も当時は日本人である事を彼らは誇りを持っていた。
しかし、昭和18(1943)年のカイロ宣言(ルーズヴェルト‘米’・チャーチル‘英’・蒋介石‘中国’ が日本降伏後の領土、国体、朝鮮の独立などの重要項目を含む会談でポツダム宣言の基礎)は、当時の朝鮮半島は日本国であり、朝鮮人も日本の法律に従って扱い、違法性も人道的扱いもされていなかったにも拘らず、これを高圧的に否定。
そして昭和20(1945)年、日本は大東亜戦争で敗北してポツダム宣言(無条件降伏)を受諾した。
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世界各国に承認され、また朝鮮半島からも求められて日本として統治してきたのに、敗戦をもって全てを否定され、日本は “ ジャップ ” (悪者扱い) されたのだ。
だから、本来は韓国に謝罪する義務も金銭を支払う責任も無いのである。それなのに戦後戦争補償問題で日本は朝鮮に1,080億円も支払っている。
しかも、朝鮮半島の近代化のために日本が血税をもって築き上げてきた全ての財産…(学校・病院・鉄道・ダム等公共施設)を朝鮮に没収されたのである。
《日本が韓国に建設した世界最大級の水力発電所》
その後、日本の統治下を外れた朝鮮半島は、あの悲劇な朝鮮戦争へと突入していくのである。
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1950年~1953年にわたり韓国軍と北朝鮮軍の武力衝突を機に起こった。
北緯38度線付近で衝突が始まり、国連安全理事会は米国の提訴により北朝鮮を平和破壊者と断じ、その武力攻撃停止と38度線への撤退を要求し韓国軍援助を決議した。
アメリカは日本の駐留部隊を中心として国連軍の名の下に大群を投入した。
始めは北朝鮮が圧倒的に優位で韓国軍・米軍は釜山まで追い詰つめられたが、米軍は仁川上陸を成功させ反撃を開始し、38度線を突破して中国国境付近まで北進した。
しかし北朝鮮に味方した中国は、大挙義勇軍を送って北朝鮮を援助し、北朝鮮軍と中国軍は38度線まで奪回した。
米軍マッカーサー司令官は原子爆弾使用など強攻策を考えたが、彼はアメリカ大統領によって解任された。
ソ連国連代表の提案により停戦され、板門店で休戦協定が成立したのである。
それにより38度線に沿った軍事境界が設定された。
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朝鮮戦争で日本は、米軍の補給基地として重要な役割を果たしたのである。
もし日本が米国に補給基地を提供しなければ、現在の韓国の存在は有り得なかったのでは?
またカイロ宣言が無ければ、朝鮮半島は日本の領土であり、朝鮮戦争などなかったのではないだろうか?
まして拉致問題など存在しないし、金正日など歴史上には現れなかったであろう。
日本はナチスと違い民族抹殺などしていない。
逆に朝鮮を近代化させ人口を大幅に増やし、学校やダム公共施設を作り、朝鮮人の文化と教養を高めている。
日本は本土の税金を朝鮮半島に投資して生活を豊かにしたのも拘らず、朝鮮人は何かといえば、声高に叫ぶ日本反対と叫ぶ。日本は韓国に感謝されても恨まれる事など一つも無い。
日本は朝鮮に対して賠償金を払う必要などなかったのである。
西洋諸国で、植民地が独立した時に賠償金を支払った国は一つも存在しないのである。
敗戦国のドイツすら植民地には何も支払っていない。
それどころか、オランダなどはインドネシアの独立の時に60億$を請求し、
①オランダ人がインドネシアに所有してきた農場などの土地財産は保全すること、②スマトラ油田を開発するのにかかった費用は弁済することなど
をインドネシアに要求した。
その他の西洋諸国も同様で、独立した植民地には何もしないか独立費の要求などをしている。
朝鮮半島を独立させた上に賠償金まで支払っている日本は、本当に例外中の例外だと認識しなければならない。
自分たちで独立を勝ち取った東南アジアの人達には、分かりすぎるほど分かっている。
だから彼らは日本に対して、今さら何も求めないし、反日行為はしない。
寧ろ、日本人兵士は東南アジア各国に残ってその国の独立のために闘い続けたり、台湾の例の根本博中将のように、戦後危険を冒してまで台湾の存亡のため中国共産党との戦闘に参加した事例もある。日本人が植民地支配ではなく、アジア各国の独立の手助けのために闘ったことは、当該国では知られているからだ。
でも韓国の場合は、自分たちでは何もせずに独立させて貰っただけであり、そんな常識すら理解できずに
「とにかく日本は金を払え」
としか考えられないのだ。
戦後外国に支払った金と物は膨大なものであり、当時の金額で1兆300億円以上になる。戦後のまだ貧しい時代に、国家予算の3割近くの賠償金を約束し、きちんと実行してきた。
昭和40年、日本と韓国は
日韓基本条約を結び、日本は
無償で3億ドル(約1080億円)
有償で2億ドル(約720億円)、
民間借款で3億ドルを支払った。
日本が韓国内に持っていた財産を放棄することも含めて
「両国民の間の請求権に関する問題が 完全かつ最終的に解決された」
とした。
民間借款を除いた5億ドルだけでも、当時の韓国の国家予算の1.6倍で膨大な金額である。
韓国はこのお金の大部分を道路やダム・工場の建設など国づくりに投資し「漢江の奇跡」と呼ばれる経済成長を遂げたのである。
この恩知らずの韓国とのことについて、多くの日本人は知らない。
いや、知らされていないのだ。
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「両国民の間の請求権に関する問題が 完全かつ最終的に解決された」
…完全かつ最終的に解決したはずなのに…
日本にことあるごとに賠償責任を請求し続ける韓国は、要するに国際社会において日本が成し遂げた近代化革命であった『明治維新』のような、完全なる自国民による自立(独立)が出来ずに困ってグレて、日本に強請り集っている『不良の駄々っ子』のようなもので、日本は一旦縁を切らなければ何時迄も彼らは難癖や言い掛かりをつけては責めてくるだけで、ひょっとするとそれでも韓国が国際社会の中で本当に『成人』になれるのか? 甚だ疑問である。
地政学的に近隣に存立してしまった日本の不幸と言えるかもしれない…
なべちゃりん