一昨年の大震災の1ヶ月後に
脳梗塞を起こして入院した母親。
それまでずっと欝に悩まされて
2年以上の間、私がほとんど
家事をしていましたが、
徐々に寝たきりのように朦朧となっていく
看病に疲れ果てて宅配弁当に頼っていく
ようになりました。
どうにか入院治療でギリギリ寝たきり老人
にせず生還した母親。
躁鬱を繰り返し、様々な出来事があって
退院してからの1年半…。
この正月からは
『もう宅配はイヤ。チンして温めるだけの
味気なさは飽きた』 と言い出しました。
しかし、いきなり全てをキャンセルすると
億劫な時の負担が大きいと判断して、
1月はとりあえず1人前に減量。
今月からはメニューによって週3回程度に
することで合意。
得意だったお料理から遠ざかっていた母親は、
台所に立つことがこの上なく嬉しいようです。
でも、【パーキンソン症候群】 との診断が
付いていて、徐々に 『痴呆』 は進んでいる感が
あるので、お料理のためのお買い物で次の日に
同じものをまた買ってきてしまったり、
(元々買い溜め好きなタイプでもあるし)
冷蔵庫開けっ放しで呆然としていたりと、
まぁ、見守りという “仕事” が増えた格好で、
火の始末も含めて気を遣ってしまい
意外と疲れるんですよね。
本人の精神的健康には善いようなので、
ここは 『見習い』 になったつもりで
付かず離れずで居ようかと思います。
宅配弁当だと、魚は特に 【煮魚】 ばかりで
焼き魚は無く、フライ物にも飢えていたようですね…
ただ、高脂血症やコレステロールのコントロールには
気をつけねばなりません。
身体的機能は年齢の割に良いという風に
デイケア施設で評価されていますので、
怪我の心配は少ないのですが、
同居しているので家事サービスや
宿泊介護など受けられないため、
一体何時になったら新婚旅行
行けるんだろう…と、考え込む毎日…。
ルカも居ますからね。
行くのなら連れていけるドッグラン付き
ペンションかな。
な、ルカ?(耳4つ(笑)
暖かくなったらお友達と保養施設へ
お泊まりに行くと言っていたので、
春を待つしかないようです。
『老いては子に還る』
おママゴトを思い出した母親と寄り添いながら
たまに請負い仕事、たまに市況観察、
そして息抜きのギター…。
自分自身も躁鬱なので、
0か100でしか動けないんですね。
回復してきた今の母親、
意外とまた何か起こさないか、
気になると完全に外に出て仕事に
打ち込めないジレンマと葛藤の毎日…。
明日は主治医のところへ行って、
セレニカとサイレースもらいに行かねば。
あ、嫁の歯科へ行って完成した
マウスピースを合わせにも。
寝ている間、歯軋りしているらしいんですね。
嫁さんが来てくれて精神的負担が減るか
と思いきや、キッチン(台所)や食器棚は
一つですからね。。。
得意な料理を朧気ながら始めた母親との共存
なかなか難しいものがあるんですよね…。
葛藤のイライラで歯軋りしてるのでしょうか?
まだまだ、闘いは続く…(T_T)