この記事は、2012年3月16~18日の記事からの
連綿とした繋がりのあるものです。
詳しくは、そちらで前提をご確認の上
読んでいただければと思います。
■2012年3月16日号
http://ameblo.jp/nabechalin/entry-11191487525.html
■2012年3月17日号
http://ameblo.jp/nabechalin/entry-11191490439.html
■2012年3月18日号
http://ameblo.jp/nabechalin/entry-11191491473.html
_______本編_______
私エディソン(甲という)は、日本という異国の
地に来て困窮した時に、ママさん(本名は非公開、
以下乙という)に金銭援助を受けて、非常に
助かりました。今はまだ金額を返済する資力は
ありませんが、乙に感謝の気持ちを込めて、
この債務弁済覚書を作成することにしました。
1 甲は、乙から〇〇〇万円を借り…
・・・・・・・・・・・・・・・
現在残金が〇〇〇万円であることを認めます。
2 甲は、この残金を、平成24年4月末日から
毎月末日限り金二万円ずつ分割して
乙名義の銀行口座(~銀行…支店(普)000000)
に振り込んで支払うこととします。
もし、甲の収入が増えていったら増額して
支払うこととします。
3 上記とは別に、甲が2回目にお借りした●●●万円
については、甲は、第1項の債務を完済した後に
返したいと考えています。その場合、返済方法に
ついては、その時に乙と話し合って決めたいと
思っています。
4 甲が第1項の金員を完済する前に死亡した場合には
甲の兄であるHOG〇〇・BE〇〇〇〇が、チリから
支払いを継続することを保証します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
覚書一枚用意してきて、とりあえず許された
と安堵している外人エディソン氏と、
覚書一枚用意されてきて、自分が信じた彼
エディソン氏を信用しきっている母親…。
今年の初頭に偶然の巡り合わせで再会した
ことをきっかけに、ようやくエディソン氏の
債務返済と退去についての対話が始まった…。
と、そこまでで彼についての話題は
大分前に終わっていたかと思います。
・・・・・・・・・・・・・・
2012年4月末日から月に2万円という少額で
しかも実際は、遠くチリに棲むお兄さんが
振り込んで肩代わりするというもの。
増額が見込まれなければ、完済までに
余裕で30年以上掛かります…。
お兄さんって…
日本語通じんのか?
30年って…
私、おじいちゃん、
母親、生きているでしょうか?
話にならんわ…。
後者の我が家からの退去ですが、
当面は八王子に棲むお知り合いの
“倉庫”
に居候しながら、奥さんの来日を待って
初めて次の棲み家が確保される運びです。
今までの彼の言動からして…
『本当に約束出来るのだろうか?』
『奥さんが日本国籍を持つ日系のハーフで
来日して共働きすれば返済の目処がたつ』
という彼の弁は、何の確証もないわ…。
それはそれとして、
荷物を残したまま、彼は仕事を求めて
勝手に出て行ってしまった。
その理不尽さは有り得ないでしょう…。
さすがの母親も、好意でしたにしては
大変なことをしてしまった…
という気持ちはある模様で、
『ここに居て生活できないなら
片付けて下宿からは出て行ってね』
という話になったのは、当たり前のこと。
2月某日、お片づけに彼はやって参りました。
・・・・・・・・・・・・・・
片付けを終わってから、母親の誘いで食事を
ご馳走することになり(なんで???)
私はこれを機会に彼の身の上について
取材しておこうと思いました。
彼の言をそのまま記していくことにします。
(もちろん、確証はありませんが)
・・・・・・・・・・・・・・
エディソン氏は、アゼルバイジャン系のチリ人。
お父様が、国家公務員でお偉い方だとか。
(母親はなぜか【石油王】と誤解しています。)
お父様からは大学に行けと言われていたが
自立したかったので調理師の免許を取ったという。
では、どういう経緯で日本に来たのか?
それは、チリでコックとしてコジンマリした
人生を送りたくなかったということらしい…。
(ひっそりしていてくれりゃ良かったのに)
返済の手助けをするという? お兄さんが
80年代後半当時、弁護士の研修でUSAに、
弟さんがバブルで涌く日本に、
既に巣立っていたそうです。
彼は弟さんが寂しがっていたことと、
経済発展著しい日本に興味があって
日本に行くことを決めたということです。
幸い調理師の免許は自動車同様、国際資格なのか
出身国の免許で開店出来る
ということで、まずはコックの見習いをして
日本での生活を始めた。
それが、1989年頃のお話らしい…。
・…なるほど、だから…・
怪しい外国人が経営する飲食店が多い
のかもしれないなぁ…。と思いました。
コックは国際免許なのですね…。
・・・・・・・・・・・・・・・
日本に来てから、彼は日本語学校に通った
のだが、全くモノにならなかったらしい。
ひらがな、カタカナは少しは理解したけど
漢字が出てきた瞬間、お手上げ。
そんな彼が20年以上も日本に居続けることが
出来てしまうって...
これも、本人の談ですが、
どういうことなんでしょうか?
外国人に緩いんですね。日本は。
・・・・・・・・・・・・
聞いていながら感じました。
凶悪犯罪は外国人や在日が多いのは
周知の事実になっていますが、
今回のように人の好意に乗っかれるだけ
乗っかって、『ママは日本のママです』
と煽て上げてくるのも質が悪いわ…と。
そして、故郷を捨ててまで来たのなら
それだけの覚悟が必要なはずです。
日本を選んだのなら、最低限の日本語は
習得しなければ、彼が志している
個人事業主などなれるはずがない。
どうにかブレーンが出来て成功できたとしても
持ち逃げされたり、取引先に上手く騙されたり
そして、それを自分の甘さから招いた
自業自得である
とは気付かない人種なんだろうと、感じました。
…明日に続く