【謎の外人・エディソン(17)】:おかしなチェーン店は法的に正しいのか?(2) | なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪

なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪

何かの?誰かの?お役にたつ話題や
考え方もあると信じて続けたいと思います。
ご感想・ご意見・いやいや!
それは違いますよ!!でも勉強になるので、
何でも言っちゃって下さい!!
おもしろ楽しく、でも真剣に
なべちゃりんブログは、ここにあります♪


__________前号から、抜粋______

◆もし、愛読して下さっている方が
 いらっしゃいましたら、次の
◆まで、すっ飛ばして下さい…。




・・・・長いので今回編集しました・・・・


数年間そううつで苦しんでいた母親と私。
そのほとんどの時間を私が支えて来た。

そこへ、当家下宿に謎の外人エディソン氏
が流れ付いて来ます。


この素性の分らない無職になった外人は
長い日本での経験から飲食店を経営して
身を立て直すことを企てた。


故郷に置いてきた日本国籍を有する権利を
持った日系ハーフの奥さんと2人の子供を
呼び寄せて、自分も日本で暮らして行きたい…



その大願に、我が母親がそう転した勢いで
大金を都合してしまった…。


金額は、実に分かっているだけで限りなく
桁を超えそうな数百万円…。



その返済計画は故郷であるチリの自分の
土地を売って金に換えて母親の口座に
返済するという…


約束の期日に振込みがなく
エディソン氏への真を失っていた頃、


事件が起こります。…


2010年8月28日。



エ:『ワタシ、な~んにも悪いことシテナイ』
  『なのに、警察署に送られるんです!!!』


は? は? は? は? は?



$なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-2011_06_19 (11)

プライベートの出先で急行出来なかったため、
後日エディソン氏に確認して発覚した事件。


それが、

『〇〇弁当とのつり銭詐欺疑惑事件』

である。




2010年8月18日に事件は起こっていた。


10日した後、エディソン氏は
〇〇弁当最寄り駅の店長に交番へと
連行された上、





         覚

〇〇弁当と貴方との間に存在する民事上の争い
の一切を和解するものとする・…


という和解文書にサインしてしまった
のである!!!



※アルファベットで署名:A・Edison


$なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-〇〇弁当

・・・・・・・・・・・・・・・・



つり銭詐欺をしたと疑われ、交番に連行された
エディソン氏は事実無根だとあとで私に主張。



当家に多額の借金をしている外国人。


しかも、日本語の読み書きも出来ずに、
自分の無実の罪を認め、そして
なし崩しに和解してしまった…。



私の問い合わせに警察は、和解が成立した以上、
民事不介入である立場でこれを第三者が
異議申立出来ないという。


また〇〇弁当側も、店長はマニュアル通りの
対応で警察に届け出たと言い、その証拠は
示せないと言う。


本社お客様相談室のタカセ氏も
『申し上げられません』 の一点張り…



証拠も示さず、人を疑い、交番に通報する?


全く意味不明です…


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


しかも、お客様相談室のタカセ氏は



『私、及び、当社を脅すのですか?』
『あなたの発言は録音されていますよ』
『彼はつり銭詐欺を繰り返すと報告されています』


とまで言ってのけた。




【法的措置】を取る場合のみ証拠を示すの一点張り
で電話を切られます。


その一部始終をエディソン氏に伝えましたが、
彼は逃げ腰で無実を晴らす気もない。




その時…




私は携帯にメッセージが入っていると気付き、
再生してみるとお客様相談室のタカセ氏から…



『先ほど申し上げました商店街で噂が出ている
 という件に関しましては状況証拠でして
 取り上げた件、謝罪申し上げます』



というもの。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


私は早速折り返しの電話をし、再度
証拠を示して欲しいと申し出ましたが、


『法的措置を取るということでしたら証拠を示します』

の一点張りは変わらず、


『現場の証拠(店長の責任?)は追求せず、
 相談室に一括して対応させて欲しい』

と約束させようとしました。


これは何かを隠蔽し当事者ではないことをもって
私を遠ざけようとしてはいないだろうか?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


エディソン氏にお金を貸した母親は、
酷いうつに変転してしまい、毎日起きている
のは食事の時くらいで衰弱してしまった。

その悔いを晴らすためには、私が成り代わって
奔走しなければならないという想いから

私はこの事件の一切を文書化して遺し、
【法的措置】 のために行動を開始します。


・・・・・・・・・・・・・・・


まずは、エディソン氏が詐欺を繰り返すという
状況証拠に根拠があるかの調査を地元商店街で
聞き込みを開始いたしました。



そして、当該の〇〇弁当の向かいにあるコンビニで
実に興味深い証言を得たのである。



そのコンビニの店長さんは、エディソン氏の
悪い【状況証拠】ではなく〇〇弁当チェーンの
非常に粗末な悪い態度しか伝わってきませんでした。



『開店前から評判が悪くて、内装工事の車両が
 人身事故を起こしたのに無視しようとしたり』


『あの弁当チェーンの経営陣はChina系だから
 相手にしない方がいいですよ。』


とにかく、悪いことしか伝わってきません。





◆ここまでワープ◆




一応、全国展開するチェーン店なので当然、
【顧問弁護士】 もいることでしょう。



【やるなら、勝てる喧嘩をする】



そのためには、法的な専門家に客観的な目で
判断してもらうことがまず必要かもしれない。


私は区民法律相談室へ電話して、予約を取り
弁護士さんに一部始終をお話することにした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


やはり…

『いきなり警察に通報し、連れて行ってお金を
 返させて和解を迫るなんておかしいことですよ』


『少なくとも当事者が事実無根だと主張していて
 証拠の提示を求めた場合には、それを開示する
 のは当然のことではないでしょうか?』


また、

『取り上げてもらえるかどうかは分かりませんが
 この一部始終の文書を整えてマスコミに取り上げて
 もらうという方法もありますが』



という教示を得ます。



_____以上、前号から編集・抜粋______



私は区役所でお世話になった弁護士さんの教示を参考に
どうせダメ元でマスコミ各社、これは新聞社・テレビ
問わず文書を送って見ましたが・…



何のリアクションも無し。





区役所の相談室へ予約を入れたの同時に、私はもう一策。


『マスコミに伝えて吊るし上げる』



という考え方から、


伯父(母親の兄)に相談してみようか?

と思い至りました。



伯父は昭和30年代後半から長年、某テレビ局の制作部門
で働いていて、それも報道畑でした。


世間がニュースショーなどに走る前に、報道から取材で
得たソースからドキュメンタリーなども手掛けていました。



私が9歳の時亡くなった父のがん宣告について、
母親はこの伯父にだけ伝えて相談にのっていたようで


つい死の2週間前、伯父の家に預けられた私は


『お父さん、死ぬんじゃないかなぁ・…』


と言ったことがありました。



『オジサン、あの一言には何も言えんかったよ』



そんな関係でしたが、祖母が亡くなって以来疎遠で
長く会っていなかったので、連絡を取ってみて
久しぶりに遊びに行きがてら、この一件について
相談させてもらいに行ってました…。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


伯父:『元気やったか?』


な:『Tちゃん(母親)は最悪ですがね(笑)』


伯父:『どうかしたんか?』


な:『酷いうつでしてね。寝たきりですわ…』


伯父:『あいつ、俺より2つ下やろ?』


・・・・・・・・・・・


ここでこの1年前、エディソン氏が転がり込み
母親が彼を支援しようと多額の金銭を用立てして
焦げ付きそうな一件と、そのエディソン氏の身に
降りかかった〇〇弁当事件の全容を話します。



伯父:『こりゃ~、Jちゃん(私の下の名)
    本人が立たんと、どうもならんで。』


な:『しかし、このまま彼を逃げ腰で納得させる
   ようなことをしていてはいけませんよね?』


伯父:『オジサン、良い弁護士は知っとるから
    本人を連れておいで。それで話してみよ』


な:『分かりました。オジサン、元気そうで(笑)』


伯父:『耳が遠くなったけどな(笑)』




伯父は音楽が好きでクラリネット奏者でもあった。

$なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-伯父の趣味(1)


昔、よく遊びに行くと譜面を見ながらクラッシック
の楽曲を吹いて聞かせてくれました。



な:『耳が遠くなったって…。クラを吹くのに?』


伯父:『補聴器つけたら、どうもないよ(笑)』


な:『では、音楽は続けているんですね?』



そばにあったCDケースを見ると、クラッシックの
ものではなく、JAZZのものも沢山あります。

かなり多趣味の雑食で、変わったな? と感じ


な:『オジサン、コルトレーンとか聴くの?』


伯父:『いや、実はな Jちゃん。
    俺、手が昔ほど動かんようになってな。』

   『クラリネットは木管やから、指が少しでも
    ズレたらミストーンが出よるねん。』

   『それでな、70になってからサックスに
    転向したわけや。これやったら穴押さえる
    のは指でのうて、スイッチで済むわけや!!』


な:『は? 70になってから転向したの?』


伯父:『そうや(笑)』

   『引退してから退屈やしな。』


な:『凄いね…』


伯父:『今、近くの病院のブラスバンドに入って
    リハーサルに通ったり、駅前で演ってるわ』

$なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-伯父の趣味(2)


な:『現役バリバリだね。』


伯父:『Jちゃんはギターやってんやろ?』


な:『…いやぁ…。とても人前では…』



・・・・・・・・・・・・・


傍らに帆船模型の写真があります…

$なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-伯父の趣味(3)

な:『これはなに?』



別室へ招かれ、入ってみると…


作業台があって、設計図が散乱し、
プラモデルではない歴とした木工の帆船の
いかにも【製作中】といった雰囲気が…


$なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-伯父の趣味(4)


な:『オジサン、こんな趣味あったっけ?』


伯父:『近所に90くらいのご老人がいらっしてな。
    ショーケースに帆船模型があったんや。
    そんで話を聞いて、すぐ弟子入りや(笑)』


同じ兄妹なのに、凄い前向きに生きる伯父。


こういう歳のとり方をしたいものだと思った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


結局は伯父宅へ久しぶりにお伺いし、
伯父の素敵な生き方に感動して帰ってきた…



なんか、エディソンも〇〇弁当も

どうでもよくなってきたぞ?



しかし、母親だけはねぇ...




続く…