まずは、介護している私の母親が
痴呆になる典型的パターンから
生還し、退院してからの顛末が
前号の記事でした。
以下、まとめ部抜粋・・・・・・・・・・・・
木曜のタイプが体力回復型で、
ジムトレーニングや体操がメイン
金曜のタイプが頭を使い
刺激を与え身体も癒すタイプ
木金の疲れを土日で癒すように、
月曜日の主治医への通院の外出の
ストレスをベッドに潜り込んで
火曜水曜と費やしていた母親…。
私は何もしてあげられず、
半ば諦めかけた頃に母親は覚醒した
金曜のタイプで母親は覚醒した
身体への負荷が少なく、ココロを
癒すヨガや、70代なり80代なりに
お化粧も変わってくる
その実演モデルに選ばれたことが、
覚醒への運命となった
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それが、10月14日
大政奉還を慶喜が決意した日である
その日の夕食の膳分を前に突然
『美容院にいきたい』
と言い出した
しかし、私のアルファ147は
車検中で代車はない
しかも、美容院は数十年来母親が
懇意にしており、かつてはすぐそこ
だったのが、10駅ほど郊外へ移転
していた…。
♪これは外出訓練の機会かも♪
と、捉えた私は、母親本人の意思を
確認し、電車で行くことを決意した…
…これが前号の内容…
母親の入院は、4月から8月までの
4ヶ月の長きに渡り、差額ベッド代が
1日2万円ということで、鼓舞奮闘
しながら私は頑張りました。
アメンバー様から、励ましを頂けたことは
この場で本当に感謝申し上げます。
今後痴呆になっていくことは覚悟で
家裁の認定を受けて保護者となった私の努め
と考えて、母親の意思を尊重し、1人での
外出がどこまで可能かを知るために美容院へ
付き添って二人で外出してみました。
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やはり退院後の通所リハビリの木曜日・金曜日、
診察日の月曜日に焦点を絞って頑張った性格が
災いしていて、高齢化のせいもあって
最寄り駅まで歩くのにもヘトヘトでした。
後日、大切なアメンバー様へのお土産の品を
買い求めることになるお店で、そして、ステディ
のお母様も大好きな懇意の近所の煎餅屋さんの
叔母様から、
『貴方は若いのに偉い』
と、ほめられました。
しかし、逆に私は近隣の方に
見られていたのかと恥ずかしい想いがしました。
それは、多分、母親が後日どう近隣の方々と
関わるかに寄っては、恥ずかしいと感じるかも
しれない...
そう思いましたが、
最寄り駅に付いて、私はPASMOの使い方を
(関西の方には、IKOCA?)
(関東の方には、SUICA?)
教えたり、ハンデのある方々に優しい現代の
公共事情も理解したので、そう、
『あおいくま』
・焦るな
・怒るな
・威張るな(意固地になるな:追記解釈)
・腐るな(むくれるな?)
・(自分に)負けるな
モノマネタレントのコロッケさんのご実家の
家訓を披露し、母親は納得しながら無事に
美容院での染め上げとカットの見届けを
終えました‥・・・。
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私は、カット+染め上げの3時間半をどう
過ごすか? を考えました。
知識として土地感もあるし、確か30分も
歩けば多摩川が見えるはずだと思い、
そこを目指しながら歩きました…。
近隣は道路拡張されてキレイに整備されて
いました。
私はCAD1級利用技術者でもある2級建築士
ですから、土木の製図取りまとめの経験も
あります。
多摩市の南大沢という所に、
【長池四谷橋】 というモダンな橋脚があり
最初に設計業に関わった事務所の社長さんが
よく連れ出して、宅地や橋脚を見て教えて
連れて下さいました。
↓ご興味・ご関心のある方々は、私の拙い
ブログからご覧下さい。
http://ameblo.jp/nabechalin/entry-10924448567.html
多摩川までの時間は、自分に向き合うための
大切な、決定的な、時間になりました。
続く…。