本日は『防災の日』ということで各地各所で
避難訓練等があったかと思います。
今年は東日本大震災が起こりましたので、
例年とは違って大規模な訓練が実施されたようです。
特に都内では震災後、緊急車両が優先的に
活動できるように、午前9時から幹線道路での
交通規制を敷いてより現実的なデータを取るべく訓練を実施した模様です。
環七以内への完全な交通規制。
一般車両の出入りは出来なくなります。
国道16号を境にしても同様です。
図のようにある交差点では、環七以内へ
全く一般車両が入れない規制を敷いていました。
震度6以上ではこのように、徹底した交通規制が行われます。
本日の訓練は予めビラや衝立てなどでお知らせがあったようですが、実際は震災も規制も予期せぬタイミングで起こります。
こういった規制はいつでも起こりうるという心構えが必要かと思います。
3月11日の震災は、東京は震度5強でした。
よって交通規制がなされなかったようです。
帰宅時間には交通事情は大混乱。
銀座から六郷橋を越えるまで明け方になったという話もありますね。
その教訓からか、自転車で通勤通学する方が増え、無灯火で信号を平気で無視しながら我が物顔で走り抜ける無節操な輩も増えたように思います。
こういう甚大災害を経験したからこそ、節度と秩序は護らなければいけません。
3月11日は自転車屋さんから売り物が消えてしまうほどの大パニックがあったようですが、自転車も車両です。
当然、震度6以上の交通規制では環七以内からの出入り、国道16号からの出入りは禁止になります。
よって自転車を買っても載っていても規制の対象になるために意味がありません。
実は身を護るためには、無理に帰ろうとしたり、移動を試みるよりも、最寄りの避難所や安全を確保できる場所で非難していることが重要になります。
普段からもし、どういうタイミングで被災するかを考えて、どのように行動するかを家族や親族で話し合われておくことが重要です。
そして、事態が落ち着くまでは例え帰れたとしても無理に通勤通学することも控えた方が良いかもしれません。