日本人は凄いんだよ。
という観点を、歴史や民族性でも
お話ししていますが、
音楽においても紹介していきたく
今まで、特に80年代世界進出した
CASIOPEA というバンドを紹介
して来ました。
今回は、JAZZピアニストです。
というCDを店頭で見つけた
ことがキッカケでした。
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余談ですが、音楽CDを買う場合
①『アーティスト買い』といって
要は元々ファンだから買う、
②『ジャンル買い』 といって
好きなジャンルを店頭で視聴する
などして、試しに買う、
その他、
③『ジャケ買い』といって、
ジャケットの絵を気に入って買う、
④『プロデューサー買い』といって、
ジャケットの裏に書いてある
Produce By 誰々...
つまり、音作りを誰が総括したか
かつて聞いてきた好みの音が
だれプロデュースかで買ってみる
※わかり易くは、おニャン子やAKBは
秋元康氏プロデュースですからね。
以上4点が、私のポイント。
上原さんの場合は②と③だった
のですが、大好きなJazzであり
若い女性であり、タグにも
『世界が認めた新鋭』的なことが
書いてあったことが魅力でした。
聴いて見て、正直ブッ飛びました。
ただのJazzではない。
Fusionのようなアンサンブルも
若いゆえの良い意味での荒削りさも
そして、
『これ、生で聞いたら多分嬉しくなる』
と感じました。
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以下が、『バース・デー』という
番組での彼女の紹介。
単純に見るとテクニックが凄いで
終わらせる方もいらっしゃるかも
しれませんが、
全身で音楽を『体現』して『魅せて』
Jazzゆえ、それがアドリブとして
その場、その瞬間瞬間を『生きた音魂』
の波として、ココロに迫ってくるという
印象を与えるんですね。
日本人で、Jazzピアニストで、
『パフォーマー』であるアーティストは
彼女がパイオニアではないでしょうか?
ボーカルも含めては綾戸智絵さんが
いらっしゃいますが…。
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皆さんがご存知なのは、歌手であった
絢香さんと数年前紅白?で共演した
あのピアニストが上原さんです。
歌ものと演奏畑の人が一緒にやると
『クドくなる』感もありますが、
間奏の時の全身で演奏する喜びを
表している上原さんに、踊りながら
目線で応えている綾香さん。
こういったパフォーマンスも
舞台上の『アンサンブル』ではないか
と思いますね。素晴らしいです。
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中学生にして外国の管弦楽団と共演
できる、クラッシック・ピアノの
技術があったようですから、
譜面を見て弾く基本的な技術は既に
一流を目指せたと思うんですが、
多分、彼女の中でもっと予め書かれた
譜面に捕らわれない自由な表現を
求めていた部分があったのでしょう。。。
16歳の時、来日した世界的Jazzピアニスト
チック・コリア氏と出会う機会があった
そうで、氏は彼女の技術と表現力を既に
見出していたのでしょう。
コンサートに共演する機会を与えたと
言いますからね。
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プロになってから、チック氏とは
『デュエット』というアルバムで共演
しているようですね。
以下が、Jazzではスタンダードなナンバー
1973年発表の『SPAIN』という曲ですが、
チック氏と上原さんが共演した『SPAIN』が
↓こちら
Jazzは表現が自由だし、共演となると
お互いの持ち味の火花が炸裂するし、
本当だったら、
絶対生で見るべき
パフォーマンス
だと思いますよ。