【フックボウリングのメカニズム(5)】:キャリー・ダウンというコンディション変化。 | なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪

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本来、レーンを保護するために、

オイルを塗ってあるのですが、

第3回で、そのオイルを利用して

手前でボールを走らせてフックさせ、

ポケットに3~6度の入射角度で

ヒットさせることでストライクの

可能性を上げていることを

お話いたしました。

なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-ストライク画像

しかし、そのオイルの状態ですが、

実は投げるたびに刻々と変化

しているのです。


この 『見えない敵』 であるオイルの

状態の変化にいち早く対応できて

攻略することこそ、ボウリングの

醍醐味と言えます。


下図をご覧下さい。

とても単純な模式図です。


なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-キャリー・ダウン(3)
一番左のようなレーンで投げ初めて、

ピンクのラインでポケットへ攻略できて

いたとします。


しかし、同じラインを投げつづける

ことによって、手前のオイルは削られ

奥のドライゾーンに徐々に伸びる

現象が起こります。↓下図参照。
なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-キャリー・ダウン(4)
これを 『キャリー・ダウン』

といいます。


なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-キャリー・ダウン(5)
これによって、ピンクのライン

ではポケットに攻略できなくなり、

ミドリのラインのように、

フックが甘くなることで

ボウラーは 『キャリー・ダウン』

を感じなければいけません。



この変化をどう攻略するかは、

その時その時の状況に応じて

① ライン取りを変える。

② 違うボールの性能を試す。

③ スピードと回転の質と

  バランスを変える。などなど


千差万別ですが、まずは ① の

ラインを変えるというのが、

一番ボウリングの投球の質を

変えないで攻略できる方法

と思います。


なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-キャリーダウン(2)
当然レーン・コンディションに

よるのですが、↑上図1例として

ピンクのラインのように内側から

曲げを少なくして当てる

(これを『ラインを絞る』 という)か、

外側に出てオイルを感じられれば、

そこから曲げてポケットを狙う

などの攻略方が考えられます。


いずれにしても、

投球スピード・回転数・回転軸(方向)

これらのバランスによって、

どちらが適しているか変わるので、

次回はそんなお話出来たら

良いなと思います。