http://netallica.yahoo.co.jp/news/179577
2011/4/8 10:00
東日本大震災から3週間以上が経ち、菅政権の恐るべき初動の不始末が次々と明らかになっている。
中でも仰天したのが震災当日、11日夕方の出来事だ。福島原発の危機に際し、菅首相は公邸の伸子夫人に電話した。そして母校の東工大の名簿を「すぐに探してくれ」と頼んだというのである。
周辺の学者の言うことは当てにならない。だから、母校の学者に助言を求めようとしたのだろうが、一国の首相のやることか。
完全に正常な判断力を失った菅は翌日の午前6時過ぎ、ヘリに乗り込み、原発視察を強行する。危機管理において、もっとも冷静さを求められる指揮官がイの一番にパニックに陥ったのである。
「ふつう、ここまで大将が冷静さを失えば、周囲がいさめる。ところが、菅さんがイラつき、怒鳴りまくるものだから、みんな、何も言えなくなった。菅首相は15日には東電に乗り込み、今月2日には陸前高田市などの被災地視察を強行した。周囲はイエスマンばかりで福山官房副長官などは菅の行動力を褒めているのだから、どうしようもありません」(官邸関係者)
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ところが、こんな亡国首相が震災対応ではボコボコ6つの対策本部を立ち上げ、今なお、そのトップに君臨している。
そのため、被災地の救命、復興は遅々として進まず、「さながら無政府状態」(被災地のボランティア)が続いているのだ。
遺体の埋葬は進まず、秩序立ったガレキの撤去も遅れている。仮設住宅に至っては3日までに岩手県陸前高田市の36戸しか完成していない。阪神大震災の1カ月後の40分の1というありさまだ。各県からの要望は4万2000戸なのに着工が決まったのは約5000戸ほど。これは避難所生活の長期化を意味する。すなわち、死者の増加だ。東大医科学研究所の村重直子氏はこう言った。
「災害後の避難所の死亡率は通常の60倍になるという論文もあります、食料、電気、水道、暖房、排泄などがままならない体育館のような避難所で、大勢が密集して生活する環境では、清潔を保つのも難しいからです。避難所生活が長引けば、命を落とす方が増える。集団で環境がいいところに移れるとよいのですが、仕事、学校の当てもない新天地への引っ越しには多くの人が不安を感じ、踏み切れないでいる。だとすれば、せめて巡回バスを回して欲しい。津波でも2階は大丈夫だった家にいる人も大勢いますが、病院に薬を取りにいくのにも足がない。車を回すにしてもガソリンがないのです」
これでは避難所に死ににいくようなものだ。菅が首相でいる限り、復興どころの話ではない。国民の眼前に広がっているのは絶望の2文字だけ。
(日刊ゲンダイ2011年4月5日掲載)
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菅だけ管交換では無理。
日本というカラダを考えた場合、
菅を据え変えても、主病巣は民主党です。
病源を絶たねば根本的治癒に至らない。
民主党そのものの存在が腫物です。
電メスで民主党ごと切り落とさなければ
いけない…。
あ、
減税日本、維新の会、無所属、など
転移巣もありましたね。
主病巣を切ったところで、こちらが
残ればガンは増殖しますね。
こっちも確認して統一選挙で事前措置
を施して、善後策はそれからですね。