闇鍋日記 -16ページ目

目からうろこ

日清食品が関西限定で発売した『カップヌードルライス』が爆発的に売れて急遽全国発売される事になったそうな。
これって私のような腹っぺらしだけどお金の無い者は一度はやった事があるであろうカップヌードルのスープかけご飯ですやね。一部にコアなファンのいる具である『コロチャー』や『エビ』『タマゴ』の内容もそのままだそうで、みんなやっているだろうになぜ今まで出なかったのか不思議な感じがします。
考えてみると石油の値上がりの影響で小麦製品が軒並み値上げを余儀なくされていると言うニュースを聞いたんですよね。そうなるとカップ麺もその影響をモロに受ける形になり日清は苦肉の策でこれを出したのかもしれませんね。
案外そういう物が当たったりするもんです。カップヌードルとうたっていながら麺が入ってないってのもいいですよ♪関東でもいずれ出てくるでしょうからコンビニ等で見かけた際にはぜひとも食したいもんであります。
しかしこれがヒットした事で『柳の下のドジョウ』を狙う追随メーカーが出てきそうですなぁ。
個人的にはマルチャンのワンタンにご飯を入れたワンタンライスを出してほしいかも(^O^)
それから人気が出そうなのはサッポロ一番のミソラーメンライスかな?
カップヌードルもカレーやシーフード等バリエーションがたくさんあるからこれからけっこう出てくるかもしれませんね。
下手な店のラーメンよりもカップ麺の方が良いと思っている私にはちょっと嬉しいニュースなのでした。

繋がる縁、切れる縁

人生において、出会いと別れは必然的に付いて回る物ですが人はそれを『縁』と呼びます。
今日の大河ドラマ『江』はまさにそんなお話でした。
先週の後半でいきなり秀吉から徳川家への輿入れを命じられた江は秀勝への想いも薄れぬうちに他家に嫁げと言う秀吉に対する反発心もあり拒否の姿勢を崩さずにいました。しかし家康直々に頼まれた上に憧れであった信長と同じ言葉『江には宝がある』を聞かされて運命を感じた江は徳川家に嫁ぐ決心をします。
そこには娘の完も一緒にと言う家康の心遣いもあった為に安心した部分もあったはずです。
ところが時代がそれを許しません。何かと暗躍する三成が完は豊臣の子であるから置いていくようにと茶々に進言したのです。三成にしてみれば鶴松と同じように拾に万が一の事があればと考えたようですが話をされた茶々は自らが過去に置かれた境遇を思い、豊臣と徳川が戦になった場合(結局、現実の話になってしまいますが)豊臣の子である完が徳川にいては身が危ういと考えた上で江に諭します。
思い悩んだ江でしたが娘の為にはその方が良いと言う結論に達したのでしょう、茶々に母代わりになってくれと頼み、別れるからには二度と会わぬ覚悟で嫁ぐ日を迎えます。
それにしても毎度の事ながら主人公を演じる上野樹里の泣きの演技が…。
正直言って完を演じる子役の方が全然上手いと思いましたね。困ったもんです(-.-;)
さて、色々とあったものの徳川秀忠に嫁いで江戸に下った江でしたが当の秀忠とは最初の日から反りが合わずに『結婚を望んだ方の負け』と言う変な勝負をするはめになります。ま、後の事を考えれば『喧嘩するほど仲の良い』って奴なんですがね。何せ最初は布団を離して寝ていた二人には全部で七人もの子供が生まれるんですから。
どうやら来週あたりこの二人の仲が急速に縮まるようなのでまずは楽しみに待ちましょう。
それにしても上野樹里と向井理の夫婦ってどう考えても時代劇には思えませんなぁ(笑)

魔の数字

何年か前にグラミー賞の主要5部門を独占して話題になったイギリスの歌手・エイミー・ワインハウスが亡くなってからもう何日かたちましたが地元の新聞『サン』等ではその死因について今でも様々な憶測が飛び交っているそうです。
彼女が過度のドラッグ及びアルコール中毒患者だったのは有名なので一般的には薬の過剰摂取(オーバードゥース)が原因であろうとされていますが家族の証言では三年前から更正していたと言う事でもあり真相は闇の中と言った感じです。
私は驚いたのはその年齢でして27才と言うのはロックアーティストにとって実に魔の年齢なんだなと言う事でした。
ローリングストーンズのリーダーでグループ脱退後謎の水死を遂げたブライアン・ジョーンズ
ウッドストックでの伝説的なパフォーマンスと革命を起こしたとまで言われたギタープレイで今でも信奉者の多いジミ・ヘンドリックス
圧倒的な歌唱力とその破滅的な生き方が映画にもなった伝説の歌姫ジャニス・ジョプリン
コマーシャルになってしまったロックに背を向けロックの本来持っている批判性、メッセージ性を取り戻そうとしてグランジと言う新たなロックを創りだしながら壮絶な拳銃自殺を遂げたニルバーナのカート・コバーン
国も時代も違いますが共通点はロック史に名前を残し薬に溺れ志し半ばで亡くなった人達です。
そしてもう一つの共通点が亡くなった年齢がみんな27と言う事。
日本では男女ともに42才と言うのが本厄とされ忌む年齢とされていますが欧米のロックアーティストにとってはこの27才と言うのが最初のヤマのようです。
先に書いたジミヘンやジャニスが亡くなって今年でちょうど40年になりますが今から40年後にエイミー・ワインハウスが彼等と同じ伝説になっているかどうか?時代の違いもありますがそうは言えない所が今のロック界が以前の輝きを失っている証拠のような気がして寂しい気持ちになります。
27の死神は今度はいったい誰に取り付くんでしょうか?