タバコの話をしてみよう・・


1952年生まれである 昭和27年はまだまだ戦後復興のまっただ中ではなく日本全国 貧乏生活であったように思う。小学生低学年時代はまだテレビもお店やさん裕福な家庭にある時代であり テレビ 洗濯機 冷蔵庫など徐々に増えてきた時代 畑ではタバコの葉を育て何処の田舎でも乾燥する家屋がアチコチにあったのです。そんな時代に育ってて烟草 タバコは大人になると吸うものである位に思ってた。


昭和46年に社会人になった時は先輩方の机の上はタバコの吸い殻が山積みで・・吸い殻バケツが何処かしこにありました。国家事業 NTT 専売公社 国有鉄道・・国をあげての事業であった時代である。

そんな中 私もヘビースモーカーと云われるぐらい日に2箱60本以上吸っていたかも・・1箱100円だったかな。


時代は変わり・・いつの間にか健康志向が広がりタバコはガンの如く嫌われていく。ありとあらゆる場所が禁煙区域になり今に至ってる。

私が禁煙したのは理由があった 今から30年以上前である 確かな記憶はないけれど、大阪勤務時代に声が出なくなるいわゆるハスキーボイスになり病院へ・・先生は診て即、声帯ポリープで紹介状を書くので成人病センターに行ってくださいと云う。今のがんセンターである。


たまたま家の近くで自転車で行ける場所にあったけれど 即入院 手術 ・・4人部屋であったが私以外は全員声帯削除で声が出なくなる。

運良く私は良性であり14日間声を出すなといわれ入院中は一切声を出さず マスクをつけられそのマスクはバッテンが書かれてた。(笑)

やっと2週間後に退院。約ひと月は仕事は出来なかったですし もちろんタバコは吸えず 結果、入院の日からタバコは今日に至るまで吸った事はない。タバコは止めなさいとは言われなかったけれど禁煙ムードもありましたが、同室3名とも声が出せなくなった事実に遭遇したことのショックでの禁煙でした。


それ以来 タバコがどんどん値上がりした事は知ってはいたけれどへぇ~そうなんだレベルで他人事でした。たまたま 今朝の散歩でみた自動販売機 600円 580円でした 20本入り。1本30円・・すごいなぁ~今の私では吸えるお金は持ち合わせてないですねぇ~という話でした。


あっ お酒もほとんど晩酌しないけれど OB会懇親会の時だけは飲むことにしています。そうと決めたらトコトン守るし 言わないと決めれば頑なになるほど喋りません。義理人情の好きな昭和のおじちゃんのひとりごと。(笑)