四国瀬戸内は今治市 昔は越智郡と呼ばれていたけれど・・この島しょ部に住んでいた頃の話です。今でも地元のおばぁちゃん 80歳以上の高齢者はこのイギス豆腐を作る人もいるかも知れない。
我が家では長い間食べた事がないけれど 昔は法事や皆んなが集まる時にはこのイギス豆腐が出てきたものです。それと同じように クジラの白いオバイケも酢味噌でいただいてました。このクジラも今では出てこないですねぇ〜
故郷の味で今でも我が家の食卓に良く出てくるのは ぬた・・これも美味しい懐かしい味かもね。ワケギもその為位に植えてます。地元のタコが必需品なのですがこれも自分で捕まえてるから食べれます。
- イギス豆腐
いぎすとは、浅い海の岩などに生える海藻(かいそう)で、枝状の細い紅藻(こうそう)の一種。今治市周辺の海岸で7・8月にたくさんとれる。「いぎす豆腐」はいぎすと生の大豆粉をだし汁で煮溶かし、寒天のように固めた料理。ひんやりとした舌ざわりで、食欲が出ない暑い夏にも食べやすく、「具入り」と「具なし」の2種類がある。「具入り」はエビや枝豆などを入れ、見た目も華やかになる。家庭によって混ぜる具材もさまざまで各家庭で特徴がある。「具なし」は醤油やからし味噌をつけて食べる。
愛媛県の越智・今治地域では、お盆や法事のときによく食べる。「いぎす豆腐」は夏の味覚の一つで、冷や奴を食べる感覚で口にする人が多い。
故郷の味も同郷の奥方がいてるから食べれるのかもと思うとありがたいですね。
皆さんの故郷の味 愉しんでるかな?