おはようございます!

 

 

久しぶりに栽培したトウモロコシですが、アワノメイガによる被害が起こりました。


6本の「雌穂(しすい)」にアワノメイガの幼虫が侵入していました!

 

栽培している品種は、「ゴールドラッシュ」と「ピーターコーン」の2種類、それぞれ30本ずつなので、約60本のトウモロコシを栽培中です。

 

少し遅かったのですが、6月2日に種蒔きをして、発芽から40日目、無事に「雄穂(ゆうすい又はゆうほ)」が出ました。

 

自分としては、ニームオイルの希釈液を散布することで、アワノメイガからトウモロコシを守れると思ったのですが・・・

 

アワノメイガの成虫は、ニームオイルを散布する前に卵を産み付けていたようです。

 

 

次の写真が食害の様子です。

 

雌穂のひげの部分に幼虫の糞があったので、ひげの部分を広げてみました。

 

 

写真の中央に幼虫のお尻が見えます。

 

食害に遭った雌穂は、まだまだ小さくヤングコーンの状態です。

 

生でも食べられるひげから食べ始めて、果実の中に入ろうとしていました。
 

食害に遭った6本のうち5本がこの状態でした。

 

大きな食害が遭った1本は、次の写真です。

 

 

ひげの付け根から侵入し、既に果実の一部が食べられていました。

 

連日暑い日が続いていたことから、3日に1度の割合で畑に行っています。

 

7月24日と27日の2日間で、捕まえたアワノメイガの幼虫は15匹です。

 

1回の産卵で何個の卵を産み付けたのかは分かりませんが、15匹で終わりだと嬉しいです。

 

 

写真の中央にいるのが、アワノメイガの幼虫です。

 

15匹は、ほぼ同じサイズでした。なので、一緒にふ化した幼虫だと思います。

 

食害に遭ったのは、「ピーターコーン」だけです。「ゴールドラッシュ」は無事です。

 

人工授粉を済ませてあるので、雄穂はカットした状態になっています。

 

 

事前にアワノメイガの被害について調べました。

 

① 雄穂が出ると、成虫が飛んで来て雄穂の近くの葉の裏に卵を産み付ける。

 

② ふ化した幼虫は雄穂を食べ始める。

 

③ 幼虫は茎に穴を開けて、芯の柔らかい部分を食べながら雌穂に移動する。

 

④ 雌穂に侵入して果実を食い尽くす。

 

我が家の場合、②と③がなくて、いきなり雌穂が狙われたようです。

 

ニームオイルの希釈液をいっぱい散布したことで、雌穂の近くの葉に卵を産み付けたのかも知れません。

 

引き続き、幼虫探しは続けるつもりです。

 

それではみなさん!今日も良い1日を!