7月月案
【ねらい】
・遊びなどの夏ならではの遊びを十分に楽しむ
・保育者と一緒に身の回りのことをしようとする
【生命】
・水遊びのあとは水分補給や休息を十分に取り、ゆったりと過ごせるようにしていく
【情緒】
・自分からやってみようとした時やできたことを褒め、共感し、意欲に繋げていけるようにしていく
【健康】
・洋服を自分で着ようとしたり、脱いだ洋服の始末をしようとする
・落ち着いて着替えられる場所を設定し、自分で行う意欲を引き出す。
・自分でしようとする姿を大切にし、出来た時には大いに褒めて達成感や満足感を味わえるようにする。
【人間関係】
・友達と一緒に遊ぶ中で、自分の思いを伝えようとする
・やり取りの中で必要な言葉を子どもと確認する機会を設けたり、内容に見合った絵本を取り入れたりす
る。
・子どもの気持ちに寄り添いながらその場に合った言葉を投げかけ、知らせていく。
【環境】
・夏ならではの水遊びや感触遊びを楽しむ
・水遊び以外にも子どもの興味に合わせて氷、寒天などを使った感触遊びを取り入れる。
・感触を嫌がる子には保育者自身が楽しそうに遊ぶ様子を見せたり、傍に付いたりして無理なく遊びを楽しめるようにする。
【言葉】
・好きな絵本や紙芝居を喜んで見たり、一緒にせりふを言って言葉遊びを楽しむ
・好きな絵本や紙芝居をゆったりした雰囲気の中で楽しめるようにする。
・子どもの様子に合わせて反応を返したり、繰り返し読むことで様々な言葉に親しみを持てるようにする。
【表現】
・絵の具、クレヨン、糊などを使い製作を楽しむ
◎ 使用する素材や道具は多めに用意し、じっくり楽しめるような時間を確保する。
・完成をイメージしながら一つ一つの工程を楽しめるように工夫する。また、道具の使い方や約束を改めて確認する。
【食育】
・夏野菜に興味を持ち、意欲的に食べる
◎野菜に関する絵本を読んだり、栽培している野菜を観察したりする機会を整える。
・身近な野菜がどういうものなのかを知る機会を作り、興味や親しみを持って食べる意欲に繋げていけるようにする。
【健康・安全】
・水遊び中の事故や怪我に気をつけ、安全に過ごせるようにしていく
・道具の点検をこまめに行い、監視担当の保育者を配置する。
・保育者の見守りの中で安全に楽しく遊べる環境を整えていく。またはしゃぎすぎて怪我に繋がらないよう、水遊びにおける約束事を子どもと共に確認し合う。
【個別配慮】
みさん、ゆさん…皮膚がただれやすいため、こまめに汗を拭き取るなど配慮していく。また掻きこわすことがないよう気にかけ、状態によっては保護者にも知らせて通院等をお願いする。
【長時間にわたる保育】
・日中の暑さから夕方は疲れが出やすいため、落ち着いてゆったりと過ごせる環境を整える。
【職員との連携】
・野菜の成長の様子を事前に把握し、調理職員と打ち合わせをして食育として取り入れていく。
・水遊びのできない子も楽しめるように他クラスと声を掛け合い協力し、職員の配置や保育室の使い方などを工夫していく。
【保護者支援】
・汗をかくのでゆとりのある着脱しやすい衣服の準備をお願いし、夏の健康に気を付けてもらう。
・暑さのため疲れやすくなるので、早めに就寝するなど休息が十分に取れるように留意してもらう。また、その日の健康状態を口頭や連絡帳を通して細かく伝え合う。