8月23日

信じられないような青空の深い色

 

この向こうに漆黒の莫大な闇があり

光が飛び交い(頻度は低い?)

必殺のプラズマ流が地球をかすめて飛び去ったとか

 

あたしは依然として塩たれている これが基本姿勢

こんなお天気でも引きこもっているのは

問題解決の見通しも立たないと気晴らしなどできないから

まあ、多分いい振る舞いではないのだが

 

5年前に海外移住を果たした時

使っていたのは普通の手帳だった

恐らく頭にしまっておく量がまだそこそこあったのだろう

現在の大判の黒帳面ときたら

次第に1日分が頁を跨ぐほどに書き込まれて

もはやあたしの視力を凌ぐ つまり書いたものの認識不足

 

目覚めてあれこれぼんやり考えを巡らせている時

ハッとしてするべきことや、思っていなかったことが湧いてくる

例えば昨日の朝

その前夜に、買ったばかりの安売りスマホに不備有りというクレームがきたので

オンラインの店へその旨メールを送ったのだが、アドレス不明と返送されたのだ。

きっと

何かヘマをしたのだ、と思ってガバと跳ねおきた

案の定、だった メルアドの最後に.deをつけずに出していた!!!

それで、ビュッと飛んで行った。

奇跡その1、とりあえずは良心的なメールあり その後はまだ不明

 

奇跡その2、(奇跡としておこう、信心の足らない者には必要ではないか?)

前々日から、あたしは小さな金具を探していた。

SIMカードとかいうものを取り出すためにスマホの小さな穴を突つくためのもの。

ピアスの針でもいいんだと言いながらヤンが取り出したその金具。

爪の4分の1という小ささのカードを新しいスマホに入れる時、

少し手間取ったが裏返しにしたらピッタリハマった。

そんなことも一人だったらできなかっただろうとゾッとして眺めた。

その後、失くさないようにと思った。そしてその後の騒動に紛れて忘れた。

 

ずっと呟いてた。絶対に見つかる、どこかに必ずある、そのうち見つかる。

 

次の日になり、古いスマホのカバーを開けた、ただどんな具合かみようと思って。

そしたら、その少し毛足のあるポケットの平面にそれがへばりついていた

何故、そこに??????

かなり安全なところに、くっついていた。

あたしはもちろん、へへへっと笑った。やっぱりねーと神さんに言った。

 

奇跡その3、その夜の夜中に

なんとなく目覚めたら4時だっただろうか、とにかく不安症とともに寝つきが良くなったのは本当に信じがたい、

「不安、絶望感、喜びなしというのは信仰の欠如である」

改めて言葉として与えられた、

ありのままで大安心という世界の法則がわかってきたのに、今更また驚かされた。

 

両手をパチパチっと打ち合わせた。

すると、あたしの物忘れしがちな意識が、その途端に

雲散霧消 消したのではない 無視したのではない、押し殺したのでもない

ほんらいの無の姿を表した。

 

 

奇跡その4、数日前にすでに銀行から届いていたお知らせ

目を通したものの、旅行予約のクレジットカード払い合計額だなとのみ理解して

放っておいた

もうどうしてだかも わからないが、

ふとまたその紙を取り上げて、下に続く文を初めて読んだ。若い頃は目に付くものは自動的に読んだものだが、もう読みたくない。

すると月のクレジット使用限度額1500€とあった。

そして7月の合計額はその枠内である。

確かにこれは気になっていたが、こんなところに情報が来ていて、

しかもあたしをパニックにさせないようになっていたとは、ねー

 

 

オセロの黒を少しひっくり返してみた気分だ。

一つ一つ、白へ戻す、そのうち白っぽい面になって行く

そしたら穏やかな楽しい日々がくるだろう

 

今が既に もう少し愉快だといいのだが。

自分の老いと不能と無知を味わって、楽しむ、というのはちょっと無理じゃない?

神さん?