*8月19日土曜日10時30分 スマホが来た
道路側の玄関を開けると、黄色い郵便局の車があった。
向いの家から、首にタオルを巻いて汗を拭き拭き(まるで日本!)
おじさんがやって来る。小さな箱を手に。
ドアを開けて立っているからって、本人かどうか不明なのに、
はい、と手渡される、ここにサインをとスマホを差し出されるが
指で書くこと苦手、「見えないんですが」「そ、」
と、代わりに自分でくにゃと線を引いて それでいいらしい。
ここ数日のすったもんだに勝利した、その言葉が浮かんだ。
とは言え、まだ未来は不確かだけど。
*過去のこと、8月17日木曜日17時 スマホ相談日
ヤンとユリカがやってきて、驚いた:
旦那とあたし、馬鹿みたいに高い電話契約を結んで5年間
全く理解していなかったらしい。
まずは契約解除通告(新旧の書類を並べて、正しい情報を選択できたのを
ヤンがいくつか電話して、問題なく通告できる)。
次に新しくスマホをオンライン注文
(これもさっさと打ちこんでくれる、心配などしていない、このデジタル世界の操作経験と信頼すべき相手を知っているからのことで、そんな風に日常育ってきた世代である)
*もっと過去の苦労話:
それまでの半月以上、スマホ買えるかとネット内を徘徊するものの
あたしには最後のクリックができない、
その後に何が現れるか、恐ろしすぎる、いつも驚かされる。
あるいはすぐにIDとパスワード要請、
それらを果たしとしても、絶対に起こることとして
あたしにはそれらを 各々の事例で覚えていることが難しくなったし、
メモして覚えていても 次にもう一度打ち込むと、違いますと必ず言われる。
ルフトハンザ でもオンラインで予約したものの、いつの間にか
IDとパスワード要請場面発動、
せねばならないのか、あたしには判じ難いけれども
念を入れてそれどころかブラウザに強力パスワードを作らせたりして
通過した、はずだが、2回目には
もちろんいつものごとく、ありません違います正しいのを、と言われる。
ふと思い当たって、同じことをスマホでさせようとすると、
せっかくの強力パスワードを呼び込む機能がない、
それどころか使用者の文字数が超過していると言われる。
ふとまた思い当たって、キーボードのドイツ版を使わねばならないかもとまた
マックに戻ると、なんとドイツ版では@が見つからないではないか。
yとzの文字が場所を替わっているしねー
それでも頑張って可能性の限りを試すが、負け
そのうち何となく電話をかけられると言う場面になる。有難い。
そこを何とか潜り込んで、やっと人間の男声に出会う
結果:「マイル特典に参加しなくてもいいのです」
「ややこしいことに巻き込まれたくないんです、じゃあこれはこのままもう放っておいていいですか」「放っておいていいです」
そう言えば、5年前に使ったときの当時のIDが顔を出したりしてきたのだった。
賢いのか、人間をもっと知って欲しい、
もっとよく導いて欲しいものだ、ハルくん。
ここまで克服した後、
例によって、悪い経験山ほどある郵便局からのメールが!ドキドキする。
「ここから小包を追跡できます」
と言うくせに、荷番号を拒否する、
そしてまたいつの間にかIDとパスワード要請される
確か以前、もっと深くまで了解事項を進んできたが、
結局全てをキャンセルしたことがあった。
小包ステーションに取りに行くと言う「簡易便利」な方法の契約だった。
ステーションでまたたくさん電子操作をしなければならない。
契約キャンセルのためにはわざわざ人間がやってきた。
それで、念のために(どんな念があるのかもわからない!)
新しい登録を送ったが、そのIDに不満があったらしく、
メール連絡なかった。(それならそれでいい)
それでキーボード問題がまた浮かんだ、
日本用に作られた機械をドイツで使う際の元々の不備もあるかも。。。。
*それで、やっと今朝の話にもどるのだが、
この配達問題を忘れていて(朝焼けが美しかったのに感激して)
やっと見たときにはまさに配達の時刻であったのだ!
昨日から、念のために!玄関のベルに張り紙をしておいた
「反応あるまでしばらく待っていてください」と。(かなり不誠実な配達あるので)。
それでも焦って、とる物もとりあえず玄関に出てきたのであった。
最新ではなく、中古なのを完全に使用可能にしたと言う売り方のもの。
それで、未来 月曜日に:
電話会社に付き添い付きで出かける、新しい安い契約について尋ねる。
今少し心配なのは、帰国したとき日本での電話使用について、特別な手当てが必要なのだが、それが安い契約でも可能かどうか。
これらの相手4箇所(スマホの実際の販売会社は別にあるので)からのメールを
わざわざ印刷させた。念のため。
プリンタが機能することがこの上もなくありがたい。
そうそう、ヤンのこの知識とスキル、その親切さ、あたしは感極まって
「君ってまるでイエスみたいねっ」と拝んだのであった。