*16日月曜日夜

地域ラジオを聴いていたら、突然ビルギット・ブッセ と補聴器が聞いた。

大家であり友のソプラノ、ビルギットは、彼女の合唱団とアメリカのカーネギーホールで公演するために渡米中であった。

電話でこちらの番組司会者にインタビューされているのだ。

「毎日4時間の練習があって、カーネギーレベルの合唱団だと認定してくれたのですよ、みんなをとても誇りに思います」とその日の公演を前に興奮していた。

少しその声が疲れていたので心配だったが、百戦錬磨の彼女のことだ。

無事に帰国したみたいだけどまだ出会っていない。

誇りに思うと言ってあげたい。

 

*1月17日火曜日ごろ、

天体の何かが改善?したとかで、これに乗るかどうかは自由なので

もし良い影響を受けるとすると、の話だが:

正午、

あたしの口座に・8日ごろには到着していた・遺産全額の様子をスマホで見たところ、なんだか数字の様子がおかしい。というか、あたしの8日までのメモが例の如く誤解だったらしく、目の前の現在高に比べると数字が逆に書かれている!!

呆れ果てて手帳のメモを消しまくっていると、

ふと気づく、

違う、今は、額が半分になってるのだ、つまり半分が送金されたのだ!!!

「どもども、神さん、教えてもらって感謝」と大声で言う。

世に言う「やったぜ、ベイビ」である。とりあえずの目標達成。

もっとも、翌日息子から「為替レートが円高になった」とガッカリ報告が来たのだが

 

それで、もう何もせずにゴロゴロしていると、電話が来た。

マインツの大学病院から、ご主人と話したい、とか。予約があったのか? 

「実はこうこうで、お知らせしなくてすみません」

「いや、いいんです、記録しておきましたから」感じの良い医師の声だったが、

なんとなくショックを受けているあたしだった。

JBの逝去がまた一つ確定したのだ。

先日樹木葬に添える名札を事務所に預けてきた。

突然胸の奥からウッと息が湧き出て、その感情を処理するのにしばらく嗚咽した。

 

ついでに言うと、今日22日の真夜中から、何気なくJBとの喧嘩を含むSNSでの対話を全て見返していた。

大半は、どこにいる、いつ帰る、いつ来るのストーカー行為、

どうしてこの時を克服したのかもはやお互いの心が推し量られないけれども、

まさに剣ヶ峰の2019年秋口の攻防が生々しく残っていた。

 

今思うと、脳内出血か脳梗塞が進行中だったせいだろう、てんかん、失語症、妄想、味覚異常のせいで、つまりあたしが彼にハンニバル恐怖を感じたこともあり、精神病棟に閉じ込められていた頃。

全体の構造からその結果になったのであり、あたしが意図的に操作できるような事態ではなかったのに、彼はもちろんそれを疑って怒り心頭となった。

しかしきれいさっぱり別れるにはあたしに余りにも依存していたし、

あたしも彼の人生への責任感から(言い訳?)決定的な言葉を言えなかった。

彼はあたしを苦しめ恥ずかしめていた彼の三悪を改善すればよかったのに、

その話題は徹底的に避けて通したので 

後味の悪い、芯にささらない非難合戦が繰り広げられていた。

結果的には、その後明らかに脳神経的には狂人ではない彼をそこから出してもらい、ちょうど息子が訪れていたので共に過ごすことになったのだが、なんと息子が父親にキレて人中で怒鳴りつけ二度と会わずに帰国する、こととなり、わちゃわちゃのうちに、また日常が戻ったのである。

 

これを読み終わってからしばらくあたしは呆然として、疲れた目を閉じていた。

どこにも怒りや恨みはなかった。

今はと言えば、涙が出るほどJBを可哀想に思う。

自分を貫き、自分の使命を遂行するためにあそこまで自分を苦しめ貶め蔑まされて生きる道を辿った、のを、確かに哀れと思うのはあたしの幻像意識であるが、

そこには尊い務めを担った英雄の存在が事実であったのだ(あたしの確信、信仰)

あたしの涙は今や、尊しと思うゆえの感涙である。

 

話が過去に逸れてしまった。翌日と翌々日はメールで独作文修行させられた

 

*18日水曜日

とにもかくにも、大金!が日本に着いた、という報を受けて、

H銀行マインツ支店の斜川さんに連絡、送金した際にもらったはずの申告番号を教えて欲しい。

斜川さん大いに誤解、結局一回限りの送金では申告番号は必要ないとわかり、

あたしは州立銀行へ申告の電話をする、これは練習済なのであっけなく片付いた。

またもや「やったぜ、ベイビ」

「うまくいきました、ちなみに教えてもらったよりもっと簡単でした」

またメールする、

「いつかこちらにきますか?」「火曜日に寄りましょう」

「よかった、オンラインバンキングを使うのが怖いので教えてください」と言う成果も得たよ。

それから寒いのに(暖冬は突然終わりマイナス気温)スーパーへ買い物へ

ゆっくり見て周り、ラーメンも買えてレジで、

さてH銀行のデビッドカードにも使い慣れておこうとする

しかし、受け付けてくれない(そう言えば先日はP銀行のキャッシュカードも問題起こした)

「期限切れですよ、年末で ホラね」「うわー」

幸いにも現金があった。みんな面白がって見ている。

ひたすらポーカーフェイスだ。

おばあさんだからいいの!

 

次はマント氏とのメール往復である。

「デビッドカードは注文できますよ、それから私は息子さんの相談役ではないので、彼の口座情報はここに尋ねてください」「じゃ注文はお願いします」

1月19日木曜日

早朝「カードは注文しましたから数日待ってください」とマント氏。

あたし「まだ状況が日本の税理士にすっかりわかっていなくて、あと一つの債権の買い価格と日時がわかればいいんですけど。私も息子も板挟みで大変です」と泣き言。

「ご主人の口座は閉められてしまったので、今や情報には近づけません。それと、お気の毒ですが、為替レートはどうしようもありませんねー」

 

同じ泣き言をドイツの税理士スマイルス氏へも。

「為替レートは手の打ちようがありませんね。残念ながら。

ところで、これまで配当があれば申告すべきでしたね」と返事があり、途方にくれた。愚かな夫婦だった。

 

夕刻、なんとなく、目の前の書類の束をめくっていた。

先日、どうしてか不明なのだが、近くに現れていた債権報告書2018である。

突然

ある1行が飛び込んできた、10.04.2018 JPM 712 Kauf と読めた。

今まで読めなかった。まさにこれだ、

これさえあればと息子が切望していた数字だ。

 

狂喜してメール打つ。息子、マント氏、それにこちらのスマイルス氏へ。

スマイルス氏「それですよ、よかったですね」

 

1月20日金曜日

財務局より手紙「ご希望の税額査定資料です、云々、利子などは感知してません」

あてにはしていなかった、当然意味なし。

電気会社より手紙「値上げのため云々」意味不明。

補聴器屋で、また検査、医者への手紙を書いてくれる。保険が効くか不明。

マント氏よりメール「それは正しい書類です。しかしその時の購入額も探してください」どんな類いなのか不明。

 

トルコレストランで1500円くらいの2日分食事を買う。

親父さん「長く待たせてすみません」

「私は時間ありますから大丈夫。そこに座っていたのはお子さん?」

「そうです」「きれいな子たちですね」「ありがとう!」

 

さてそれを食べて、特に決意したわけではなく、階下でH銀行のJB口座の紙情報の山の整理を完遂させようとする。

と 何故か、

すぐに、マント氏が触れていた言葉が目についた。

その日付の金額が書かれた書類だった。

これが宝物だったのだ、神さん神さん、大声で叫ぶ、大感謝!!

 

ヘトヘトになって、書類をバインダーに仕分け、次に所得税申告の資料をついでに、これかなと集め始める。先行き不明。

 

それでもこれまでにないほど、心が軽くウキウキして、Macを起こした、

しかし不機嫌である。お知らせが出るが、素早く消えてしまう。正常終了にも反応しない。

強制終了する。できた。待つ。妙に心配していない。

起動ボタン押す、音源壊れているので情けない音で反応するが点いた。

カレンダーがおかしいですよ、とはわかっているらしい、焦らないでゆっくり反応していたら、カレンダー機能回復した。その後順調である。ありがたい。全てに予祝!と言う態度が肝心だな〜やっぱり

しかし、禍福の禍が 小さくなったような感じがする

 

あたしのこの意識体の思惑を薄めていって、できるだけ透明人間になるイメージが面白い、

するとそこは単純に、この禍福のじたばた部分ではなく、そんなものは存在しないので

そうではなく無限の不可知のエネルギー あるいは 真善美の匂いたつ美しい実相物質世界しかない

あたしがいないことの軽さ、安心、安全。

 

安全と言えば、要するに何かするからエラーや勘違いを犯す、のらしい。理屈として。

今朝、まさかと思ったがそうだった事件が明らかになった。

あたしの物好きな記録魔的なところ、月と日の出入りを1枚の表にして宇宙を一望しようと意図しているらしいのだが、碁盤の目の時間と日にちの線をうまく間違うので、おかしいほどである

気をつけて 何日何曜日の8時36分月の出、16時25分月の入りなどと

呟きながら碁盤の目に印を入れ、それらを軽い弧を描く線で結ぶ。

ここですでに正しい線から外れること頻繁にあるのだが、

それ以上に信じられなかったのは、

日の出8時20分云々と毎日つけていくごとに示される春への足踏みの線の開きで、日毎に1分ほどに日の出時刻が遅くなっていくのがわかるのだけど、

 

しかし、ページのはじめに6時と書く代わりに8時と書いてしまい、

それをいい加減に6に訂正したつもりで、実はいまだに8だと認識して

いたのである。その結果、日の出時刻の動きの線は

そもそも2時間も早いところに描かれていたのである。

 

ま、いいさ、可愛い間違いだ。

いつも監視役を派遣してください、神さん、え? 神さんが? そんな細かいことで?

 

そう言えば、今日のHM量子物理学教授が述べていた。

PC対称性の破れも不確定性も確率の波も観測者問題も、完璧に論理で片付く、

ここに実は解釈が入る余地はない。矛盾のない理論が可能になったと言う話らしい。

理論だけですでに十分すぎる。

それが結果ならそんなプログラムのような神さんでもいいよ。

ゼロと一の集合体としての神さん、情報体。

まあもう少しブラシュアップしてくださいませ、プロフェッサー。

 

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0120  地の底へ星明かりして大柄杓 瞬き激し東天に立つ

魂を美しくすと何故何を 鍛えられをる吾か知らねど

日々になほ皆いぢらしくたふとくて感じ入るのみ わが知己の輪や

0121  いづこよりわがうちに湧く愛念か 憎まれをるに人なる共感

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