先週から舌下錠ニトロ(脳血管拡張剤)を服用して、よく効いてかえってヤバイ!

と思っていた錐子オババだったが、

そのままただで済むはずはなく、

週末に何気なく、説明の紙を読んでみたら、ただの生薬、目眩の薬であった。

ヤッテシマッタ。

しかしこれはまだ普通のエラーである。

 

11月22日 火曜日 もう!

数字を書くと1の位と10の位を逆に書く。(ドイツ語の影響だなと少し納得する)

でも、引き算と掛け算の基本を忘れている。

ほんの小さなこと、もちろん記憶に止まるはずがないのだけが、

 

例えば今、こうして書こうとしてかな文字を指定しようと思ったのに、

指は英文字を確信していた

そう、頭の指令と指先の繋がりが間違っている、

タイピングも時にめちゃくちゃになってしまい

消して訂正するのがうまくできない、焦る。

 

右端のコンロをつけようとして奥のコンロがついている

生ゴミをこの袋へと思っているのに、この袋がいつの間にか

残りゴミ or プラスチックゴミ用だという前提でいる

 

連絡が悪い、脳神経を走る電子の方向が統一されていない。

 

何かを見て、ちょっと嬉しくて楽しみが増えたという感じがした。

しかし1秒後にはそれを忘れて、他のことをして、

すると何か楽しみが起こったとすら思わなかった、

しかし微かに何かあったと感じている。

しかし見当もつかない。

偶然にメールをしまう前に目に入った、棒術の師匠からのメール。

それを受け取って一瞬嬉しかったのだ。なぜ忘れる?

 

 

11月24日 木曜日

家計簿の 使用分と残額の欄を間違って認識し、訳分からなくなって焦る。

錐子オババの認知機能ひどい。よほど脳の血流悪いと見える。

 

話は月曜日早朝にさかのぼる。

半ば目覚めていて、スマホが鳴るからまだ大丈夫、と

ぬくぬくしていると、階下で玄関のベルが鳴る。なんだろ、と単純に起きて

時計を見ると6時45分であった。

ヤンとゆりかが来る時刻であった。階段をだっとの如く、

ではないが身を支えつつ流れくだり、器械をつけるとヤンの涼しい声があった。

「ごめんなさ〜い、今目覚めたの!」「いいですよ、車で待ってます」

 

反省の暇もアラバこそ、そこらへんのものをかき集めて身に付け、出てみると、

暗がりの中に、なんとヤンが彼の荷物運搬用の車ではなく、

父親からベンツを借りて来ていた。

いや、その乗り心地の良さ、140キロでスイスイ進んでいく。

 

タダでさえ頭が正常ではない錐子オババは、いきなり嘘が真か、

バナナが反物質を放出するという話から始める始末。先日から食べるに至っていないバナナである。

 

全ては思惑通りに捗り、ホルターを装着させられた錐子オババ が

まずゆりかに電話しようとしたのだが、留守電になっていた。

ヤンに電話するとダミ声の寝ぼけた男がでた、

やはり番号を間違ってたのかな、と見るとちょっと怪しい。

 

ヤンのスマホ番号の出だし4桁目が7である。自分のものは1だし、

ゆりかのも1なので、ヤンのを1に直して試すと「不明」と来る。

 

どうしよう、外で立っている身(これも実は実と書いて受け入れていた)は辛いが、

パニックになってもしようがない、あとはいつかヤンから電話あるのを待つのみだ。

そう言えば、この7でいいはずなのに! 一度電話もらったこともあるし! とあれこれ考える。どうしてあのおっさんが出てくるの!

 

待てよ、何か自分がエラーしてるかも、と思うところあって、

電話帳のヤンのカードを開け、そこに2つ登録してあった番号の一つを消した。

それはゆりかの番号であった。

すると即、ヤンから電話が来て、あと15分で来れると言う。

とりあえず7が正しかったのだな。

 

そしてやって来た二人のスマホに、さっきかけた錐子オババからの電話は表示されていなかった!

つまり、一枚のカードに別人物である二人の番号を入れていたのが間違いであった。そんなことは許されないのであろう。それで混線したのかな、不思議な現象が起きたのかな。ゆりかの番号はあたしと同じ1だな。

 

と思っていたら、この木曜日の朝、

キッチンのテーブルにいつも広げてあるカレンダーの、

ゆりかに手書きで書いてもらった彼女の番号を見た。

すっきりした字だといつものように感じた。

その日からすでに何日間もそれをみていた。

 

と、??? あれ、4桁目が1じゃなく、7と書いてある、日本風の7の字で。

なのに、自分のスマホに移す時にわざわざ1だと思ったのだ!

ひどい頭だ、役立たずの目だ!全く訳がわからない、こんな間違いを!

 

 

ーーーーーー最近の瞑想

実はあたしまともに瞑想できないのよねー

すぐにアイデアが湧いてくるので、しかも忘れるのですぐメモとか忙しい。

 

思い返してみると、物理学的なことに興味を持ち出してから、宇宙や量子を知ってから本格的に神学的形而上学に取り組み始めたんだなって。それまでは宗教は人間の文化だったし無力、やや有害だと思っていたなー

 

さてここまでのあたしのためのまとめとして

まともな瞑想を目指して:

始源の無限球体の絶えざる光生成状態を思い浮かべる

      息を吸い(自分の浄化)念じる

      「生きとし生くるものを生かし給えるみ親神元つ御魂ゆさきはえ給え」

始源からエネルギー凝縮物質化された完全の実相界と

周辺に漂う幻像界とを想像する、観音のような純正錐子様と手を絡ませるあたし

      息を吐き(幻像地球へ光をぶつける? 協働作業として)念じる

      「われらが実相完全円満 金剛心身 久遠也」

 

いやあ、なかなか大変ですねー

おまけに体動瞑想も取り入れたいとかねー

 

 

ーーーーーー断章 地球に生きる者

   

   ヤンとその父

 

小さな話を聞いた

若者らしい澄んだ声音でヤンが

このマインツの大学病院で肺炎のため親父 ほんとに危なかった

オリンピック選手だったくらい健康だったのにね

 

でもその時、10歳くらいだった末っ子の僕の

写真を見せられて

死んでる場合じゃない、生きなきゃこの子の為にって

それで生きる力がね

 

じゃキミが救ったようなものね、

そう、でも僕も命をもらったので

 

そう思って育つ子は

とまで思い出して、また泣き虫のあたし

 

 

   Twitter世界

 

デジタル世界を席巻する一つに参戦してみん

とこそ、あたりを見回すことしばし、

庶民が呟く140文字と写真あまた

追いかけ回せばまさに「月日の経つのも夢のうち」

 

小さな話を聞いた

若いママ、5歳の男の子を公園で遊ばせようと

すでに小学生たちがボール蹴りしていたが

すぐに「おーい気を付けろ、小さい子がきたぞ」と

 

臆せず幼児がそばに行くと、蹴らしてくれて

加減して相手する小学生

ゲーム遊びにも入れてくれ、教えてくれて

上手に褒めてなんとも素敵

ママは感涙止まらずだったと

 

その記事に寄せられた反応が無限とも思えた

全てが同じ公園事情を報告して、感動の嵐となった

日本の子供達

いじめとか引きこもりとか自殺とかさらには生涯不婚

大変だと理解していたあたしには

衝撃と感動、

報告の一つごとにオイオイ泣いた

 

たくさんの素敵な人間が育っている

ゆとり教育、保育園育ち、など意見あり

基本の、底の底から、静かに芽が育ちつつ

その芽を見守って育つのを邪魔しないでおこう、と涙を拭った

 

 

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1124 薄やみにわづか聞ゆる道標を探りて終の生を味はふ  

 

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