大西洋で今シーズン最初となるハリケーン「イサイアス」が、アメリカ南部をうかがっています。上陸は金曜か土曜の見込みで、風速は時速100マイル(約160キロ)に達すると伝えられています。
報道では「危険な」ハリケーンと表現され、住民たちは「最悪に備えている」とのこと。シーズン最初の一発目から、いきなり主役級の登場です。
毎年のことながら、ハリケーンの季節になると同じ光景が繰り返されます。予報は「上陸は金曜か土曜」と幅があり、進路や勢力は直前まで読みきれない。結局、備える側にできるのは「最悪を想定する」ことだけ。どれだけ技術が進んでも、自然相手の最終手段が「とりあえず身構える」なのは、なんとも人間らしいところです。
皮肉を言うなら、毎年「備えよ」と言われ続けているのに、そのたびにゼロから慌てなければならない現実のほう。インフラや避難の仕組みが本当に年々強くなっているのか、嵐が過ぎた後にこそ問われるべきでしょう。
まずは南部の皆さんの無事を祈ります。
