ア・ミリアのプロフィールからの考察 | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

はい、今日は新情報が来ましたので考察

アミリアのカードの裏にはプロフィールがついてきます
これが新情報です
ポップンにおけるZektbachの考察はキャラのモーションの他に
プロフィールが重要となってきます
・・・というか、これぐらいしかないというべきですねw

今回はポップンミュージックカード 20 fantasia

コレクションアルバムの付属する
オリジナルポップンミュージックカードの一枚がア・ミリアで
ここから、アミリアのプロフィールが解りました
http://www.konamistyle.jp/item/71949

では、カードにかかれた情報をば

なお、今回はアクア殿に情報提供して頂き

書き上げることができました
ここに御礼を申し上げますm(_ _)m


ア・ミリア(A・MILIA)
ミリアの民に守れし謎に包まれた少女

誕生日
不明

出身
トゥーリ島

趣味
うた

好きなもの
ともだち

嫌いなもの
混沌

担当曲
エレメンタルジク


では、具体的にみてみることにしましょう

まず、誕生日について
不明となっているので年表と七章の叙事詩、

ノベルズCDからざっと見ていきます

クカルがマルクトをお持ち帰りした後に
ギジリとイサゴがトゥーリ島に足を踏み入れました
その時、残された星の民が苦痛の顔をしながら

樹に取り込まれた姿を目撃しています
つまり、星の民がトゥーリにいなくなったのは

マルクトが居なくなったことに起因し
それを確認した第三者(ここではギジリ、イサゴなど)がいるというわけ
よってトゥーリに人が居なくなった

メリウス暦143年が1つの鍵となります


一方アミリアが声を発したのを見てみますと
ミリアの民が反乱軍のノヴァリアに合流する旅の途中、

サーシャに話をした時
テトロア海戦真っ最中の甲板の上にノクスが聞いています
前者はノヴァリア結成の739年1月から2ヶ月前の期間の間
後者は739年7月のことです
少なからずとも739年にはアミリアはいたのは確定できます


では、次に七章の叙事詩を見てみます
http://www.konami.jp/bemani/popn/music20/mc/15/14_02.html
七章を要約すると

イゼルニアで水蓮の中にいる不思議なもの発見

アムリナの従者一族に保護される

ノイグラードから逃れる為にアミリア、イゼルニアから離脱
以後アムリナの従者は「ミリアの民」として放浪し、卑しく振る舞う

発見から600年以上経った時、アミリアが目覚める

・・・とあります

先程のミリアの民の長サーシャがアミリアと会話した

739年から600年前ということは、
139年の頃に蕾のアミリアが発見されたとなります

サーシャの会話以前に目覚めているので
2、3年は昔にずれることを含めて考えると
(この2、3年とは、アンネースがディリアに来た時に
リュドミールがサーシャにアミリアを匂わせる発言をして脅したことから
まだその頃はアミリアは眠っていたと思われる)
マルクトが連れていかれる前に

アミリアは発見されていたことになります


次に出身地について
このカードに書かれているトゥーリ島は断崖絶壁の孤島で
クカルが訪れる前は誰も入ったことのない島です

また、イゼルニアの山々も入るには特殊な手順がいり
普通だと永遠にたどり着かないのです
(ニョアの手記参照で)

先程の書いた七章ではイゼルニアの山奥にいたことになっていて
僻地から僻地へ何故このようになったのか?と甚だ疑問が生じます


さらに興味深いことは星の民の関連性です
クカルが初めてトゥーリを訪れた際に、

星の民が「ミリア・・・ミリア・・・」と言っていました
星の民にはクオリア(感情の元)がないことと
マルクトが初めてクカルの前で「ミリア」と発したのを
クカルがマルクトの名前と勘違いして

ミリアと呼ばれるようになった話からすると
話し声というか鳴き声が「ミリア」で意味があってないのです
この星の民の鳴き声「ミリア」が蓮の中から聞こえたので
アミリアと星の民との関連性があると考えられます

次に歌の話

ブラジャスドラマCDのア・ミリアの登場シーンでは

「マルクトの歌」が流れています

マルクトの歌は言葉を持たないマルクトが

クカルに聴かせたものというものです

(ニョアの手記94)


マルクトの歌は

「The Epic of Zektbach -Masinowa-」に収録されているので

聞きたい方はこちらからどうぞ

http://www.konamistyle.jp/sp/zektbach_masinowa/index.html



ここでいう歌は起こった物事や動作を伝えるといった信号のことで

一般的に歌と聞いて想定される

自身の感情を拍子や抑揚をつけて

言葉を発することではないのです

10人ひとつで調和したサイクルを繰り返すようになっている

星の民の仲間どうし共鳴する際に必要な信号です


このことは流転の儀式を時に歌われた歌は

このマルクトの歌と考えられ

理由は上記のことだと思います

(ゼクトバッハ叙事詩第5章『神樹トゥーリと星の民』より)


ではなぜマルクト歌った「歌」が

何も感じないでいたかというと

感情の元であるクオリアを持たないマルクトは、

そもそも感情を持たない生き物なのです

なので、マルクトがいくらいろんな歌を聞いても

幻想的で美しいともウキウキ、ワクワクとも感じないのです


また、クオリアが持たないことによって

感情を伝える言葉ののものというものを知りませんでした

マルクトは声を発する事ができても

言葉として、単語を繋げて言うことはできません

つまりマルクトは「あー」「うー」とかしか言えないのです


これはマシノワに連れてこられた直後のマルクトや

同じくクオリアを持たない星の民が

クカルに出会ったときに聞くことができます



なお、マルクトはマシノワに連れてこられた後に

世話係になったクカルによって

繰り返し言葉を使いながら様々な事を教えこまれたので
徐々に言葉で意志疎通ができるようになっていきました

これがマルクトにクオリアを芽生えさせることの

遠縁となっていきました



以上のことより

ア・ミリアの趣味は星の民の使う信号

即ち「うた」を歌うことを指していると考えます

趣味は個人のできる範囲で楽しむ事柄を指すので

感情が混じっている点は注目すべきことだと思います



ここからは推測で申し上げますが

マシノワのCDでは曲順が


Raison d'être 交差する宿命

Malchut マルクトの歌

The Sealer 封印者


となっています

マシノワのCDの曲順は事柄が起こった順番になっています


また楽譜コメントより
The Sealer 封印者

星の力はマルクトを通して思わぬ場所にもその痕跡を残していた。
星から与えられし特別な力を持ったものの存在。
世が乱れ混沌を極めようとしているとき、

その存在は遂に立ちあがり長い旅がはじまるのだ。


マルクトの歌った歌は何らかの信号で

他星の民の特別な力を他者へと伝え

そして、信号を受信したものが

Sealerを呼び起こすきっかけとなったのではないでしょうか



好きなものと嫌いなものについて


好きなものはともだち

嫌いなものは混沌だそうです


まず友達関連の出来事を書き出してみますと


マルクト曰く

ミリア=ともだちという意味があるそうです


また、マシノワの赤い本には

ゼクトバッハ叙事詩 第6章『マルクトとルエリシア』の

続きが記されています

(前文はこちらから

http://www.konami.jp/bemani/bm2dx/bm2dx17/music/35.html


……友達…
ルエリシアの力に敗れたマルクトは休眠状態に入った
そして600年の眠りの後、マルクトは目覚めるのである
大樹の想いを胸に___。






一方嫌いなものの混沌はといいますと

まずはアミリアの説明文の一文から

ブラジャスドラマCDより

古代から生きる不思議な力を持つ少女。
長きに渡り休眠中であったが、混沌を正すため覚醒する。
休眠中は歴代のミリアの長達によって

決して外界に触れぬように保護されていた。


とあるので、
アミリアは混沌を正すため存在してるのです


これと同じことをしていたのが星の民

混沌を決して生まず、

ある意味種の最終形態である10人から成る星の民は

リスタチアにより乱れた星のエネルギーバランスを

保つ為に存在していました


リスタチアは感情を揺り動かし

その所有者は繁栄と破滅を与えます

ノクマタが生き残っていた時代

リスタチアの力はかなーり漂っているわけです


この謎の参考になりそうなものは

「大樹トゥーリと星の民」と銘打たれたものが

マシノワの赤本にあります

以下その全文です

大樹は長い長い間、地の底で待っていた

友達がいなくなってしまったこの星で
ある時、星のエネルギーが大いに乱れた

喘ぐ空と嘆く大地に呼ばれ、大樹は地上へと再びそびえ立った

大樹は思った、友達がやっと帰ってきたのだと
ケテル、コクマー、ビナー、ケセド、ゲブラー

ティファレト、ネツァク、ホド、イエソド、マルクト

星の民は大樹の子供達

子供たちは美しい声で歌い空と大地に平安と安寧を与えた

大樹は一人の青年に出会う

青年は子供を一人連れ去ってしまった

子供たちはいなくなり大樹は再び一人ぼっちになってしまう

しかし、大樹は分かっていた

大樹は連れ去られたマルクトに願いを込めた

大切な友達ともう一度うまくすごせることを


これはゼクトバッハ叙事詩 第5章

『神樹トゥーリと星の民』にタイトルが非常に酷似しており

5章関連の叙事詩の一部と思われます

おそらく、大樹トゥーリ視点からの物事の見方であると思われます



子供たちの歌はマルクトの歌

青年がクカルですね

ここで何度も友達と言っているのです

ある時、星のエネルギーが大いに乱れた

喘ぐ空と嘆く大地に呼ばれ、大樹は地上へと再びそびえ立った

大樹は思った、友達がやっと帰ってきたのだと

という一文からリスタチアには大きく関連していると思います


大樹の思いは

「大切な友達ともう一度うまくすごせること」であり

星の民に伝わって「ミリア」となったのではないでしょうか?



最後にアミリアがマルクトそのものか?という話

個人的にはどちらでもないという解答です
なぜならマルクトが生きていた時には

既にミリアの民のご先祖がアミリアの蕾を見つけていたからです

しかし、アミリアにはクカルのものと思われる髪飾りを身に付けています
クカルが着ている服は「シノワ」という種類の服で、

アミリアが目覚めた頃には

シノワを形成している素材や染色技術はもはや失われており
また、完全な形で残っているものは数少なく、

歴史資料としてのみ存在している状態です
なので、まるっとそのままクカルの服を

復元しようと思ってもまったく出来ない状況なのです

(ニョアの手記57より)
となると、何らかの方法でアミリアが

髪飾りをずっと持っていないといけなくなります

さらにはアミリアのFEVERWINでは

クカルの顔を空に見上げる構図の絵があるのです
クカルの顔を600年もの間に忘れ去られずにいることも気になります

すべての事柄から総じて、

アミリアが星の民の関連性が非常に高いということは認めますが
前記のアミリアとマルクトが同時期にいることと
アミリアがクカルのものを持っていたことは矛盾があり
安易にアミリアとマルクトそのものであると結びつけるのは

危険であるかと思います


なので、個人的にはアミリアは星の民の素体として眠っていたものに

マルクトが長い間眠っている影響をもろに受けて

全く別の新たな星の民存在として活動しているものだと思います


是ばかりはホントに謎が多いので

いささか決め手が欠けるかと思いますが

現時点での考えはこのようになっているとだけ言っておきます



今回はここまで!!!

勢いで考察三つ分を合体させてましたwww

突貫で書きましたんで粗があるのは否めませんね

最近は動きもないのでチョイねたでも食いつきます

突っ込みはバンバン受け付けますので

コメント欄の方に書き込みしてくださいませ


アミリアっていったい何者なんでしょう?

マルクトのにおいはすんごくするのに

マルクトそのものっていう証拠が何一つないのが

非常にもどかしい限りです

なんで、マルクトになりそうでならなさそうなこの曖昧さに

マルクト=アミリアというのが

ミスリードのように思えてならないんです

いっそのこと「マルクトはアミリアになった」と

公式が堂々と発言してくれればなぁと思う次第です