memeについての説明と考察 | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

短文失礼いたします

夜勤明けなので文章がおかしくなってあるところも

あるかと思いますがご容赦くださいませ


さて本日付のリフレク公式にこんな記事が載っていました

http://www.konami.jp/bemani/reflecbeat/ll/info/info.html


Zektbach名義の新曲着てました!!!


曲名とジャケットでオノレコスモを含みながらも考察していきます



曲名の「meme」とは、ミームといいます(メメに非ず!)

オックスフォード大学にいるリチャード・ドーキンス博士が

1976年に「利己的な遺伝子」という本で初めて唱えた概念です


なお、これから語るミームというのは心の中を扱う分野ゆえに

たくさんの意見や考察がなされているので

あくまでも一説として扱って下さいませ



ミームというものをざっくばらんに話すと

心の中にある情報の最小単位です

これが他の心の中へコピペされるようになると

様々な出来事で影響が出始めます


流行りのファッションを例に出されていることが多いので

これを使って説明していきたいと思います


あの有名人の服可愛いな

↓(認知)

よし真似してみよう!

↓(複写)

だいぶ慣れたな、アレンジをしてみよう!

↓(変質)

飽きたなぁ・・・


・・・という流れになるかと思います


まず、素敵な服があるとします

綺麗だなぁ、可愛いな、クールだねなどなど、

目に見える物質的なものではなく心の中に現れる情報というわけ


いいものを取り入れようと他の人に情報をコピペします

コピペされた情報は時として爆発的に人の心へ入り込みます


その時に、ちょっとづつ変わっていったりしますね

アレンジやリミックスなど他の情報を取り込んで

洗練されていくのです


しかし、情報の廃れもあります

みんながやっているかや嫌だとか

ダサくなってきたとかでどんどん衰退していきます

そして、その服にこめられたいい意味はなくなり

素敵な服が遠い昔の服になってしまうのです


その名残としての例はサザエさんのパーマ

あれは戦後10年間に流行った髪型でした

今サザエさんの髪型やっている人はまずいませんね


サザエさんのパーマはナウなヤングにバカうけ!

・・・といってもぽかーんとなってしまうことでしょうw


このように心の移ろい一つ一つをミームというわけです
つまり私たちの考え方や習慣、知識といったものもミームですね

個々のミームは集まれば文化として成り立つといえます
もっと広げて言えば、正義も宗教もミームの集まりという考え

ただミームは単に心の情報だったりもするので

時として斜め上に飛んだとしてもそこには善悪はありません


例えば、リスタチアにおけるヨアのシーンが

真っ裸だったということから

「ヨアは真っ裸である」というミームが生まれたとする

ここから「全裸族」などのイメージがファンの間に続々を生れ

私たちの心の中には根付いたりししていますねw



さて、ミーム側からすれば人の心を媒介して増やすものです

自分が持つ情報をたくさんの人に増やし

それが伝わるうちにだんだんと変質して、

そして、自身は寿命を持つかのごとく振る舞う

ミームは心の遺伝子やら心のウイルスであると言われてるのは

この共通点にあるというわけ

またミーム自身が持つ概念は

心の面からの進化を促しているといも考えられています



これがミームというものの正体です

心が持つコピペ情報と進化を促すもの


さて、ゼクトバッハ叙事詩で

ミーム云々が出てくるものをまとめてみると

まずゼクトバッハ叙事詩第8章第4節『アンネースの回想』より


罪とはいかなるものなのか?

人は何故、罪を犯すのか。

罰とはいかなるものなのか?

人は何故、罰を与えるのか。

全ては自己の中にミームを造り上げる為?

では、それはいかなる為に?


メメント・モリ

http://www.konami.jp/bemani/popn/music15/mc/15/15_02.html


とあるのが一つ


また、巨大なミームになりえるのがニョアの手記48より


世界の創造主は空の彼方より来たというのが

アリア・テ・ラリアで共通に信じられている事である。
しかしそれぞれの地域で解釈や信仰するものは違うにゃ。
ノイグラードはトリスアギオンはもともと創造主の持ち物であり

我々を正しく導いてくれると考えているし
マシノワでは創造主は空から霊山に降り立ち

神国マシノワを作ったと考えられていたし
古の巫女時代のナセム族は自分達はもともと創造主達の従者であり
儀式で創造主達を呼ぶことができる等という考え方である。


という創造主のミーム


また、ニョアの手記97より

蛇は一匹でいい、ビックボスは一人で十分だ!
…とは言っても、蛇を彷彿させる者が多くいるのも事実にゃ。
蛇神人のギジリ、サザラギ団、アギオナ機関もそうだ。
空舟の遺跡にも蛇を彷彿させる紋章が存在するといわれる。
話が少しそれるが、人は何故昔から蛇を崇拝もしくは、

邪悪の象徴とするのか。
蛇は西洋では主に諸悪の根源とされ、

ニホンでは古代の女性蛇巫の存在が示すように

あらゆる祭事の根源となっている。
他の動物と明らかに違う形状を持つという事もあるが、

面白い解釈を1つ紹介する。

カール・セーガンという人物が著書の中で
『人類は生物進化の最終段階にいるが、

そうした人間の脳の中には当然

その進化途上の各段階の生物であった時の部分もくみ込まれている。
つまりR複合体とよばれる脳の一番奥の部分は

恐竜の脳の働きをしている。
つまりそれは人間の脳の中には

明らかに恐竜という古代生物が生きているという事である。』
と言っている。

もしかすると蛇その他の爬虫類に対して

人類が懐き続けていた崇拝と嫌悪、あるいは畏怖は、
我々の脳の最奥部に潜む恐竜に由来するのだろうか。

それは人類の遠祖であると同時にもっとも恐ろしい敵でもあった。
蛇に対する感情は、一種の先天的反応とも考えられるかもしれない。


という蛇と恐竜の畏怖に対するミーム


この二つはアリアテラリアにおける巨大なミームであるかと思います




ジャケットに関しては単刀直入に謎です

情報が少なすぎて何とも言えません


真ん中にあるのはなんらかの舟でしょうか?

まるで空船の遺跡が空中にむかってとんでいるように見えます


螺旋が黒く染まっているのも注目すべき点

二重らせんは遺伝子の構造です


マゼンダ色に近い赤色はリスタチアの色ですから

やはりここにリスタチアの面影を感じずにはいられません



ここから私の想像ですが、

物語の根底にあるリスタチアと空船の遺跡という共通項を

memeという曲で表しているのかもしれません


もしも、そうだったらとても歓喜です

ずっとずっと追っかけてきたことがほんとかどうか

知ることができるかもしれないなんて

考察者冥利に尽きます!!!


一度考察してみたことがあるので

もしも興味がありましたらご覧くださいませ

http://ameblo.jp/na2sif6/entry-10322116607.html