オルメカ展に行ってきた | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

はい、今日はお休みになっちゃったので
まる一日使って名古屋市博物館の特別展
「古代メキシコ・オルメカ文明展 マヤへの道」に行ってきました!

名古屋市博物館公式サイト
http://www.museum.city.nagoya.jp/tenji110416.html


オルメカ文明はマヤやアステカよりも昔に栄えた文明ですね
幼き頃に中南米の遺跡にホイホイされた私にはたまらないわけでwww
わざわざ地球の裏側まで行かなくとも地元な名古屋で見れるとは
これまたなんと良い機会!!!
電車代浮かす為に3時間強自転車で行ったので
久しぶりの自転車のロングランでした

オルメカ文明は巨大な頭を象った石の石像があるので有名ですね
今回は実際にサン・ロレンソ遺跡からあのでかい頭が展示されていまして
間近で見ることが出来ます
これはオルメカ文明を代表する石彫で、
支配者や球戯の選手を表現しているそうです
しっかり見定めながらもちょいと垂れた目が
意外と愛くるしいものでございます

近くで見てみるととかくでかい!!!
私の身長(153cm)よりもちょいとあるか無いかぐらいです
ジャングルの中、いきなりあの頭が出ると引く部分がありますね(^^;)
こんな巨大な顔を地球の反対にある遺跡から持ってきたのも
それはそれですごいなと思います
学芸さん、はじめご苦労様でございますm(__)m


球技に使われた世界最古のゴムボールのレプリカがありました
約3000年前にはポンポンと使われてたそうです
このゴムボールはゴムの木の樹脂を固めたものなので
中が空洞にはなってないようでございます
その為、サッカーボールぐらいの大きさでもものすんごく重たく(3、6kg)
引き締まったようにズシリとした感触でした
なのでサッカーみたいに蹴るのではなくて
肩や頭でボールを落とさずやっていたとか
これはボールを天に浮かぶ星に見立てた儀式でもありました

ちなみにMacuilxochitlはこの球技の神という説があるとかないとか・・・


後は翡翠ですね
オルメカでは金よりも重宝されていたそうです
なのであちらこちらに翡翠だらけ!!!
トウモロコシに見立てた斧とかがありました
そして翡翠の仮面ですね
ピースごとに作ってしっくいで塗り固めた
パカル王の仮面を想像してたら
一枚から作られた仮面でしてつるつるしてました
能面みたいで、色んな表情に捉えることが出来るのがすごいなと
付けて祭とかをした時その場面に合わせた人々が
オノレコスモをかきたててることが出来るというわけ


神についてはジャガーがメインです
この為か入口入っていきなりジャガーの剥製のお出迎えです
(これはこれでインパクトがあったw)
実際に剥製を見るのがジャガーについての一番分かりやすい説明でございますね
「ジャガーってなあに、おいしいの?」という人でも
すんなりわかるかと思いましたw

後、ジャガー信仰の深さに感銘を受けました
半身半獣のジャガー神の石像とかね、うん
両腕を胸の前で組んで、あぐらをかいてどっしりと座っている人物像
いかにも威厳がありそうです

しかし!よくよく見るとジャガーが吠えているかのように
ひしゃげた口をしてました
格好よく顎をひしゃげるのはアントニオ猪木じゃないか!!!
きっとあのジャガー神はアントニオ猪木になったんだと思いますwww

ただ、もう少し他の動物の神とかにも触れてもよかったかなと思いました
例えば、蛇について
時代を経ると蛇のイメージも加わって来るのはわかったんですが
何故蛇が出てきたのかまではパネルには書かれてませんでしたね
あちらこちらにチラチラと出てきていたので
せめて、そのあたりの説明とかをどこかで付け加えてほしかったです


そして、初めてのマヤの暦と御対面
特別に出展されたものだそうで
これ見てるだけでワクワクが止まりませんでした!!!
やっぱり生は違うよ、生は

マヤ文字の読みとかも「漢字っぽい」の説明でフムフムとしてました



というわけで、今日はオルメカの遺跡に堪能した一日でございました

生でメキシコの音楽を聞きながら食べるタコスは
不思議と美味しかったです
今日の夢はどうなるのだろうか?
オルメカ文明の遺跡にたった夢がいいなぁ・・・