山神の歌詞の意味を拾いました
(エンカムイは明日に持ち越しです、すみませんm(__)m)
ベースは神道の祝詞です
よって高校で習う古文よりも更に古い時代の言葉があります
(坐す、畏きなる大前、宇豆など)
読み方も祝詞に則ったもので
通常の読み方と異なってました(例 五穀→いつくさ)
読めない(であろう)漢字にはふりがなをつけてあります
突貫工事で作ったので間違いがあるかもしれません
その時はコメント欄に指摘して頂けると有り難いです
では、ネタバレ防止の為文字を隠してあります
閲覧したい方は反転して下さい
古(いにしえ)
過ぎ去った古い時代や月日のこと
美不二(みふし)
山神の言い伝えからの造語か?
山神は女性の神様で女が入ると拗ねて災いがおこるとされていた
坐(ま)す
尊敬語で「いらっしゃいます」という意味
(どの活用かわからず、詳しい人教えて下さいm(__)m)
永(とこし)へ
長く続き、いつまでも変わらない様
廣(ひろ)く厚き
廣→広のこと
給う(たもう)
与えるの尊敬語
禍事(まがこと)
悪いこと、災い、凶事
不吉な言葉も含む
穢れ(けがれ)
不浄のものになること
「気枯れ」とも書く
禊(みそぎ)
けがれや罪がある時や神事の前に、河原で水を使って心身を清めること
神社の入口にある御手洗もこれに由来する
祓(はらぶへ)
神に祈って、罪やけがれ、災いなどを除き去ること
尊き(とうとき)
敬うべきこと
品格が高くてすぐれていること
すぐれていて立派なこと
御名(みな)
神様の名前のこと
奉て(たてまつりて)
申し上げるの謙譲語か?
(ここは自身ないです、古文得意な方の意見お待ちしますm(__)m)
國(くに)造り
國→国
国は国土、国家という意味の他にも
天に対しての大地という意味もある
伝へ(つた)へ
さずけ、教えること
学問や技術を伝授すること
業(わざ)
行いやしわざのこと
仕事やつとめのこと
国津姫(くにつひめ)
大地にいる女性の神々のこと
神留まり(かみずまり)
神が地上にとどまること
弥栄(いやさか)
より一層栄えること
繁栄するように祈る掛け声
不在物(あらじもの)
有り(あり)+「じ」か?
存在すること、生きてること、暮らすこと
「じ」打消の推量~ないだろう
種種(くさぐさ)
種類や品数の多いこと
同じ意味で「色々」「様々」など
賜事(たまうこと)
いただくこと
祝詞の言い回しの一つ
畏(かしこ)きなる
おそれ多いこと
主に神の霊に対して
大前(おおまえ)
神の前、近い所
神や身分の高い人自身を敬遠して言うこと
綾(あや)
色々な模様を織った織物のこと
瑠璃(るり)
青い宝石のラピスラズリのこと
このような色をしている(#2A5CAA)
七宝と呼ばれる宝石の中の一つ
ガラスの古い名前でもある
麗しく(うるわしく)
整って立派な様のこと、
きちんとして本格的な様子
宇豆(うず)
尊く立派であること、素晴らしいこと
祝詞の言い回しの一つ
弊帛(みへぐら)
(幣帛、和幣とも)
紙に備える麻布のこと
後の時代に神饌以外の捧げ物のこと
神の依り代としても機能する
祝奉る(いわいたてまつる)
めでたい言葉を述べて幸せを祈ること
千代(ちよ)まで 萬代(よろずよ)
両者とも子孫末孫まで
一二三四五六七八九十
ひふみよ いむなや こと
日本古来の数字の読み方の頭文字
一(ひと) 二(ふた) 三(み)四(よ)
五(いつ) 六(む) 七(なな) 八(や)
九(ここの) 十(と)
といい「一つ」「二つ」「三つ」という数え方に今でも残っている
(余談、現代の読み方、いち、に、さん・・・は漢語が主になっている)
五穀(いつくさ)
米、麦、きび、あわ、豆のこと
総じて、穀物をまとめていう
遥か(はるか)
時間や空間が隔たり、遠ざかっていること
以上です