はい、マシノワに関連ありそうなことシリーズです
やりたい事が山積みなわりには進まない!!!
マシノワは叙事詩が少ないので、
ネタとして上げれるものは少ないのが悩みの種
考察は濃くも滑らかなスープなのがモットー故
薄口なものは上げられないな・・・
さて、今回は情報が来たニョアの手記95より山神様について
スポットをあててみたいと思います
山神はオミフシサマ(御身不死様)を信仰する山神人の神話の語るそうです
つまり、ヤマチジンの人々の事を歌い上げると
オミフシサマはマシノワにあちらこちらに社が建つほど
信仰されていたメジャーな神様ですな(ニョアの手記72)
ヤマチジンがカガチジンに遭遇したのも
このオミフシサマが巫女に憑依したというお話です(ニョアの手記56・86)
このヤマジジンの巫女の血筋は天神の血筋となり
その血をひくものは「天神の子」とされ国家の象徴となった
つまり、日本の天皇家に近いものがあるというわけ
御身不死様は恐らく富士山の元ネタからかと思います
かぐやひめの元の竹取物語
その話の最後に時の帝がかぐやひめから貰った不死の薬を焼いてしまいます
理由はこの国で一番高い山であり
月に行ったかぐやひめに近い場所だったから
これが元で不死の山→富士山となったということです
また、富士山に上る噴煙はこの不死の薬が焼いた時の煙だそうです
この富士山を神と見立て信仰・崇拝の対象とすることがあり
浅間信仰として江戸時代初期に関東一円に広がっています
さて、富士山はコノハナサクヤヒメ(木花咲耶姫)という神様がいるとされています
コノハナサクヤヒメとは
桜の花のように美しい女性という意味です
日本の神話からコノハナサクヤヒメの話をみますと
天皇家の由来を知る天孫降臨からきています
高天原(神様がいる国)から葦原中国(地上のこと)へ降り立った
ホホニニギという神様の嫁だそうな
高天原から下りて旅をしたホホニギリはコノハナサクヤヒメに一目惚れしました
親に頼んで速効にOKが出たかと思えば
姉であるイハナガヒメもついてきました
このイハナガヒメ、恐ろしく醜い姿をしてまして
ホホニニギはイハナガヒメ親元に送り返して
コノハナノサクヤビメだけ妻としました
これを知った父親はあちゃーやっちまったな!とホノニニギに言いました
石のように雪降ろうが風が吹こうが微動だにしない命の象徴のイハナガヒメと
木の花が栄えるかのごとく繁栄をもたらすコノハナノサクヤビメ
この意味をこめて二人揃って送り出したのに
イハナガヒメだけ送り返したことによって
後世の子孫たちは花の様に美しいだけで儚い命となってしまったのだと
それ以来天皇家は長らく生きることは無くなってしまったそうです
さて、一夜を共にしてすぐに身篭ったコノハナサクヤヒメ
夫のホノニニギは天津神(神の子)ではなく
国津神(地上にいる普通の子)じゃないか?と疑いました
つまり、単刀直入に俺の子じゃないのか?と
コノハナサクヤヒメに聞いたわけ
これを証明すべくコノハナサクヤヒメは大胆な行動に出ます
出入り口の無い産屋(出産する小屋)を作り、中に閉じ込めてもらい
なんとその産屋に火を放ってもらいました
「神の子だから火では焼け死なないわよ!!!」
と相当な覚悟の元行って
無事に子供達を産んだそうです
この神話より燃え盛る炎を克服した神様として
火山である富士山に迎え入れられたとされてます
この子供達は火の燃える様を表してます
盛んに燃えてる頃に火照命(ホデリ)
少し火が落ち着いてきた頃に火須勢理(ホスセリ)
火が消えてしまった頃に
火遠理(ホオリ)という神様を生みました
これは文献によって様々でして(上記なのは古事記のもの)
生まれた子供の中にギジリの剣の元ネタである
天火明(アメノホアカリ)がいます
このうち最後に生まれた火遠理命(ホオリのミコト)こと、
天津日高日子穂穂出見命(アマツヒコあまつひこひこほほでみのみこと)は
初代・神武天皇の祖父となる御子です
つまり、初代天皇のひい祖母ちゃんが
コノハナサクヤヒメということになります
こうしてみるとオミフシサマとは
富士山の由来とコノハナサクヤヒメの伝承を混ぜてますな
また、天神の子は間接的に天皇家へのモチーフになってます
この山神は「コノハナサクヤヒメ」が
キーポイントとなってるのかもしれません
というわけで今回ここまで!!!
全ての道はコノハナサクヤヒメに通じていました
コノハナサクヤヒメといえば大神のサクヤ姉ちゃんを思い出すなぁ
小ネタで、樹を1本浄化する度に
サクヤ姉ちゃんがアルトネリコ3でいうパージをするので
気になる方はご覧下さいw
後、日本の神様はややっこしいな
文献によってあててある漢字が違うのでとかくややっこしい(^^;)
カタカナでも古代の読み方でハヒフヘホだらけになりますなw
コピペ必須でございます!!!
コノハナサクヤヒメの場合
古事記では「木花之佐久夜毘売」
日本書紀では「木花開耶姫」などなど
知ってる限りでも5つありました
後、コノハナサクヤヒメの孫に当たる人は
アマツヒダカヒコナギサタケウガヤフキアヘズノミコト
漢字だと「天津日高日子波限建鵜葺草葺不合命」
略して鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアヘズノミコト)です
打つのお手上げだい\(^o^)/