本筋は時間掛かるけれどでもやっぱり公開されたからには出したいネタ
マルクトを助け出した少年の名前がさり気なく公開されてましたね
彼の名前は「クカル」というそうです
この彼の名前から色々辿ってみようというのがテーマですな
でもってこの「クカル」の由来を調べると
どうやら宮古島辺りの方言で「リュウキュウアカショウビン」という鳥のようです
鳴き声が「クッカルルルルル」と聞こえるから「クカル(クッカル)」だとかw
リュウキュウアカショウビンの姿を見ると、
例の少年とカラーリングがかなり近いwww
なのでこれは「リュウキュウアカショウビン」が元ネタと見て間違いないでしょう
では、このリュウキュウアカショウビンはなんじゃいな?という事になるのですが
リュウキュウアカショウビンとはカワセミの仲間
春(3月中旬から)に奄美諸島周辺に渡り
そこで子育てして夏の終わりと共に(10月頃まで)南へ帰っていく
「夏鳥」と呼ばれる種類ですな
大雑把に例えて言えば南国の燕みたいな鳥かなw
神話・伝承の方で見ると、丁度渡るときに梅雨の時期にかかるので
「雨を呼び込む鳥」とされているようです
そこから地域によって捉え方が違うようで
・本土の方(鹿児島とか)は雨を呼ぶ吉鳥
・島の方では(奄美諸島)デイゴの花となぞらえ、台風を呼び込む凶鳥
(ただし、島によっては吉鳥になっている所もある)
・・・となっている
これはまさにTuriiとマシノワにおけるクカルの見方がみたいなことですなw
島(Turii)の方は好まざる鳥(人)で
本島(マシノワ)の方は好む鳥(人)
まぁ、鳥にしても人にしても本人は無意識にって言うのは変わりありませんな
そこに唯存在していただけなんでね
結構作りこまれてるわ、ゼクトバッハ叙事詩・・・
この前は北国である北海道のカムイユーカラから取ったと思ったら
話がまさかまさかの奄美や沖縄といった南国の方へ話が飛んでいくとは・・・
守備範囲が広すぎて大変だわ・・・
ですがこの第5章は日本がテーマなのは間違いありませんな
調べると確実に日本に辿り着くからねw
日本の神話とか読み込まないといけなさそうです・・・