はい、今回はリスタチアの歌詞考察後編ですね
ちょっと仕事の都合上空いてしまいましたが
ちゃんとやるって決めた以上、ちゃんとやるのが礼儀って言うもんなんでねw
毎回恒例の注意ですが
・公式ではない
・独自の考察がかなり深く入っている
・文章が極端に長い
これが駄目な方はお引き取りください
ではまず、和訳した歌詞を見てくださいな
(私が訳したものなので精確性が欠けてますが・・・)
リスタチア 我々の告白
支配された
我々の魂が強い力によって
武器によって貴方に指名された
我々が売った魂を示し
そして我々の運命は影響する
貴方の命令が、常に我々を迷走させる
貴方に作られた我々の願望に
故にこの私たちの戦いに
聖なるリスタチア
聖なるリスタチア
我々の王国に守護があらんことを
今回は第三連「貴方に作られた我々の願望に」からでございます
此処では運命を握られている感がプンプン漂わせていますね
原文で「fatta」が「作られた」という受身の形を取っている(っぽいw)ので
リスタチアを持つ人の意思ではない事がわかります
前編で書きましたがここの「貴方」とはリスタチアをさしているので
よってリスタチアの力で人間の「願望」を生み出しているということですな
もうちょっと踏み込んでみれば
この望みが自分が本当に望んでいることとは似て非なる事と
ノクスやマタンは分かっているのかもしれません
次の文も「Per questo」で前の文を踏まえている事がわかります
つまり、今行われている戦争が
本当はリスタチアの力に先導されているって言う事ですね
最後の連に入りますと一転してリスタチアを讃えている所になりますね
その願いは「我々の王国に守護があらんことを」
つまり平穏をリスタチアに求めているわけですね
ここの王国はノイグラード王国、ファラリエン島などなど
自分の生活している圏内のことを指しているのではないかと思います
感じからするとこれは大多数の国民が望んでいることのようです
ファラリエンの人々のように
リスタチアの危険性を感じていないからの発言でしょうな
また、リスタチアを持つ身として
リスタチアに任せないといけない状況という皮肉を言っているかもしれません
現時点でリスタチアの恩恵をたくさん浴びているのは
持っている人が一番感じているわけで
例えそれが自分の意思とは関係なくとも嫌がおうにも・・っていう感じなのかも
手っ取り早く言っちゃうとリスタチアから逃れられない状況にあるってことですね
さて、一通り見てきてこのリスタチアとはなんぞやという事だな
まず全般にいえるのは
・武器の形になっている
・「奇跡」という名の現象を起こすことができる
・所持する人の心に深く入りこむ
・・・っていうこと
此処からは私の個人的意見なのですが
ぱっと見、奇跡を起こしたりして人に対して有益なものと思いますが
実はそうじゃないような気がします
リスタチアがリスタチア同士戦いをしているように思います
それも人を介しての大規模なもの
武器の形を取っているのは争いを起こすため自ら姿を変えさせた物
武器にすれば身近においてもらえるし
そこから人の心を蝕んで操る道具にする事も可能になるわけ
でもって奇跡を起こすのは人集め
リスタチアの傘下に入って逃れられなくなっていたっていうのもありそうですな
とかく、リスタチアは我々が通常容易に出来ない事
つまり感情を自在に操れる力を秘めているように思います
人の意思ってこれほど強大なものはありませんからね
1人死んだだけで歴史を変える程の嘆きの渦を生み出すことすら出来るからね
リスタチア自身の目的とかすっぽぬかしても
この大きい力は何らかの影響を受けているのは容易に分かる事だと思います
・・・こんな感じかな
こうしてみてみるとリスタチアはとてつもなく強大で
物語の根本になるに相応しい力を持つんですね・・・
人の想いを操れる事ほど恐ろしい物は無いと思うんでね
もしも私がリスタチアを持ったとならば真っ先に喰らわれるだろうな