映画と本と古町散策日記 -2ページ目

映画と本と古町散策日記

古町倶楽部 レトロな町並み・ジャンクな建築/
映画と本 好きなもの集めてみました。

そうはっきり言ってしまっていいのか、わからないけれど


少なくとも、東アジアは
そう言う地域になってしまっている。

宮崎 駿監督も、監督業を引退された

時代の風向きが、変わりつつあるということ

ものつくりの人なら、当然かもしれない。

「この世は、生きるに値する 素晴らしい世界なんだ。」

宮崎駿氏は、アニメを通して子供達に伝える事を
使命にしていた。

ご自身の年齢の事もあっただろう。


だけどジブリ美術館を仕上げていくということだから
きっと、また
別の形でワクワクさせてくれる事と思う。

「今度は、本気です!」

すごく残念だけど

そろそろ
わたしたちも大人にならなくてはいけないのかもしれない。

大人になるという事は、どういう事なんだろうか。


暢気な都会の人は、新発売の携帯電話を買うために
何日も前から、会社を休んだり
同じ価値観の人間たちと交代で、

一刻も早く

もしくは、張り紙で?場所取りをして
彼らにとっては、(ささやかな)優越感を
手に入れるために、あの見苦しい行列に身を置いている。

いい年をした大人が、ねぇ。

田舎なら、きっと 笑われる。

かといって

そういう他人の事を笑うという社会も
好きじゃない。

イベントとして、楽しんでる
という考え方もあるでしょう。

でも、道(公共の場)を占拠して
迷惑だよね。

第一見た目が美しくないもの

巨大企業のマーケティングに、まんまと踊らされてる事に
気づかない人々・・・

ところで、リオ会議2012.9の
ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領の演説が
じわじわと世界のネットユーザーの間で
話題になり、素晴らしい!と評価を得ているらしく。


日本語訳 全文はこちらムヒカ大統領のリオ会議スピーチ:(訳:打村明)



昨夜テレビで取り上げてたので、
(関西ローカルの深夜番組「ビーバップ・ハイヒール」)

こういう瑞々しい感性の大統領が、世界に存在したなんて
嬉しくて

久々にブログを書いてみる気になり、・・・・つづく



$映画と本と古町散策日記-臥龍山荘
積年の敵意、最近の世界の動き
日本にとっては東アジアについて、

憂うべき言葉がWEBの上で、飛び交っているのを
見たくもないのに見せられる。

それを、あえて文字にするのも
青臭い気がするけれど、ぼやかせてもらおう。



最近の情勢

ポピュリズムやナショナリズムの台頭

同じ世界大戦を、経験して
その後の歩みを思うとき

フランスとドイツのエリゼ条約とその遂行の姿が
私にとっては、まぶしいものです。

$映画と本と古町散策日記-そら


たぶん、日本人のほとんどは
今年がエリゼ条約締結50周年を祝う年ということを知りません。
報道を、ほぼ見た事がないから、

戦時中に生じた敵意を利用した政治は、
いつの時代も許せるものではありません。

大学時代、ゼミの飲み会のあと
泣いた中国人の年上の後輩がいた

日本の学生である中国人の自分は、
国の友人の事を、思って泣いている

そう言った彼の事
今も、その顔を忘れる事が出来ません。

何があったのか、
具体的に聞く事は,
その場にいた、みんな
しませんでした。

当時でも彼の国の実情を
少しは理解できたから

横にいた教授も、ただ黙って
みんなで、夜の風にあたりながら
帰り道を歩いてた。

あぁ、日本というのは
なんだかんだ言っても幸せなんだな。

それが当時の私の感想。

今、思うのは、
日本は、何か大切なものが
欠けたまま、私たちは知らないまま
過ごしてしまったのかもしれない。

今、日本のサブカルチャーが
注目されてますね、

あれって、若者が
深くいろいろな事を
知らされず、知ろうしなければ
それで許される日本社会だから

甘やかされて
向かうべき道を突きつめられず
文化のガラパゴス 日本だからこそ
生まれた気がしませんか?。

アートとは、思えない
カルチャーなら、納得。
でも、人気もあるし

経済活動の牽引役。

とうとう国を挙げての
COOL JAPAN

なんか微妙って
思うのは、ひねくれてるんでしょうかね。