つづく、Filth and Wisdom | 映画と本と古町散策日記

映画と本と古町散策日記

古町倶楽部 レトロな町並み・ジャンクな建築/
映画と本 好きなもの集めてみました。

積年の敵意、最近の世界の動き
日本にとっては東アジアについて、

憂うべき言葉がWEBの上で、飛び交っているのを
見たくもないのに見せられる。

それを、あえて文字にするのも
青臭い気がするけれど、ぼやかせてもらおう。



最近の情勢

ポピュリズムやナショナリズムの台頭

同じ世界大戦を、経験して
その後の歩みを思うとき

フランスとドイツのエリゼ条約とその遂行の姿が
私にとっては、まぶしいものです。

$映画と本と古町散策日記-そら


たぶん、日本人のほとんどは
今年がエリゼ条約締結50周年を祝う年ということを知りません。
報道を、ほぼ見た事がないから、

戦時中に生じた敵意を利用した政治は、
いつの時代も許せるものではありません。

大学時代、ゼミの飲み会のあと
泣いた中国人の年上の後輩がいた

日本の学生である中国人の自分は、
国の友人の事を、思って泣いている

そう言った彼の事
今も、その顔を忘れる事が出来ません。

何があったのか、
具体的に聞く事は,
その場にいた、みんな
しませんでした。

当時でも彼の国の実情を
少しは理解できたから

横にいた教授も、ただ黙って
みんなで、夜の風にあたりながら
帰り道を歩いてた。

あぁ、日本というのは
なんだかんだ言っても幸せなんだな。

それが当時の私の感想。

今、思うのは、
日本は、何か大切なものが
欠けたまま、私たちは知らないまま
過ごしてしまったのかもしれない。

今、日本のサブカルチャーが
注目されてますね、

あれって、若者が
深くいろいろな事を
知らされず、知ろうしなければ
それで許される日本社会だから

甘やかされて
向かうべき道を突きつめられず
文化のガラパゴス 日本だからこそ
生まれた気がしませんか?。

アートとは、思えない
カルチャーなら、納得。
でも、人気もあるし

経済活動の牽引役。

とうとう国を挙げての
COOL JAPAN

なんか微妙って
思うのは、ひねくれてるんでしょうかね。