サンタクロースっているんでしょうか? | 映画と本と古町散策日記

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今、日本は子供達の未来への夢や希望を、
無視しているようにしか思えない

よくわからない福島の事故処理の方法や
簡単に文化事業廃止を採算が合わないから
ここぞとばかり口にする。
政治家、官僚を見るたび、そう私は思うのです。

この人達は
もし、あどけない、でも赤ちゃんじゃない
ちいさな子供に

「サンタクロースっているんでしょうか?」
と問われたら
なんと答えるのでしょうか?

「友達はみんな、いないっていいます。」


この行を見れば
絵本好きの人なら、思い当たる本がありますよね。
そう、この本です。

100年ほど前の大人と子供の物語。実話です。

サンタクロースっているんでしょうか?/偕成社

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サンタがいる!いない!で学校で口論になったバージニアは
お父さんに尋ねます。

するとパパは「新聞社の人に聞いてごらん。」・・・

この8歳の女の子が、パパの勧められた通り
新聞社へ投書して

それに答える形で
アメリカのニューヨークのサン紙は、社説を載せます。
Yes, Virginia, there is a Santa Claus・・・・

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それが当時のアメリカ中の、大人の心を打ちます。
それは、やがて出版され世界中に
100年の時を経ても、その言葉は胸を打ちます。


この社説を書いたのは
Francis Pharcellus Church, 1839.2月~1906年.4月

父も兄も出版人で
彼自身も南北戦争で従軍し戦争特派員をした後
父と兄の雑誌の創刊を手伝い、やがてThe sun紙の
論説委員に就任、社説を担当する。

生存中は、有名な社説の筆者だとは公表せず
死後、明らかにされました。

時折、子供は無邪気に
でも心から真実を知りたいと

大人に答えを求めます。

サンタクロースがいるのか、どうかという
まっすぐな問いに対して

大概、大人は二通りに分かれるでしょう。
答えに窮する質問だと感じる人と
答えは簡単と感じる人。

みなさんは、どうですか?

クリスマスイブに、ワクワクして眠った経験のある人なら
きっと、どう答えてあげれば良いのか
悩むはずです。

目に見えないものを信じる力を
与えてあげられるかどうか

子供の未来を、どういう風に心を砕いていくのか
それは、大人の努めですよね。

今の時代 物事の価値というものを
とにかく目に見えるものに変えたがる人が
多すぎるように思います、

戦後と言えるのか
私が生まれてから知る限り物質偏重で、日本はずっとやって来ました。

多くの海外の国々もそうです。
経済的に豊かになる事は、いい事です。
きれいな服を来て、清潔な家に住み
食べるものにも困らない

ならば、現状で十分 なのではないでしょうか?


理念のない政治家と官僚が作り上げた競争社会からあぶれたものは
貧困や孤独 疎外感に苛まれ
彼らがどんなに魅力ある個性を持っていたとしても
お金に換えられる個性でなければ
認められる事もない。

学校では、親の権力をそのまま学内に持ち込み
イジメという言葉では片付けられない犯罪の巣の様な状態。

それは地方の有名国立の付属中学までも行き渡っています。

なぜ こうなったのでしょう。
                ー続く
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