レイン「…駄目だ、つながらない。」
カルマ「俺も同じだ。」
レイン「仲間(影桜の)に確認したら、ついさっき…
にーにが最後に携帯を使用したのが…この辺りのはず、なんだが…。」
カルマ「まさかもう紫狼に見つかったのか…!?」
ルヴァル「んな馬鹿なッ!…スカル…!俺もかけてみるぜ…。頼む、出てくれ…!」
カルマ「くそッ…駄目だ。アイツ電源切ってるのか??」
ルヴァル「スカルう…頼むぜ、出てくれよ…スカル!!」
スカル「私ならここにいるわよん?」
ルヴァル&カルマ「スカル!!?」
レイン「にーに…!!」
ルヴァル「スカル!!良かった、無事だったのか!!」
スカル「は?」
レイン「にーに…怪我、とかしてない?」
スカル「え、何で?」
カルマ「お前、今まで何してたんだよ!?電話しても全く出ないしよ…っ!」
スカル「何って…ウエディングドレスを…。」
ルヴァル「なっ?!…やっぱり、やっぱり…スカル、お前…結婚するんだな!!?」
スカル「は?!」
カルマ「お前、水臭いじゃねえか。そんな大事な事、幼馴染の俺にも話してくれないなんてよ…!」
スカル「おいおいおい、さっきから何言ってんの?お前ら。」
レイン「あの…にーに?…にーにの婚約者、は?」
スカル「はいー?だ、誰の婚約者だって?!…ちょっと待って。なんかお前ら変な勘違いしてね??
つか、俺も何が何だか、わかんねんだけど…。」
スカル「ぶはっはははははははは!!ちょーウケるんですけど!…俺、結婚なんかしねーし。」
ルヴァル「何だよ、チーマウの早とちりかよ…、たくっ。」
レイン「…(ほ)」
カルマ「それならウエディングドレスなんか着て何してたんだ?」
スカル「え…えと…それは、ですね…。実はこの前69丁目に新しくできた、
ファビーっていう人外の女の子がいる店で、久々に俺好みのめっちゃ可愛い子がいてさ…。」
ルヴァル&カルマ「…(うんうん)」
スカル「んで、ちょっとハメはずしすぎちゃって…。しばらく経った後に、その子から、
妊娠したって連絡が来て、あなたの子供だから責任とってほしいって言われちゃって…。」
ルヴァル&カルマ「…(=ω=)」
スカル「でも俺、出るけど(笑)生殖機能ねーし。絶対ありえないんだけど~って説明しても、
俺の子供だって言い張るから、俺も一応男として目の前で泣いてる女の子見捨てられないし、
腹くくって一緒に病院行ったんだけどよ…。」
スカル「案の定、腹の子と俺は血縁関係無くてさ…、結婚はあきらめてもらったんだけど。
そしたらその子が、せめてあなたが着て似合うウエディングドレスが欲しい!!
とか訳わかんねえ事言いだして…まあこれもまた目の前で泣いてる女の子に弱い俺としては、
これからシングルマザーになって頑張る女の子を応援したいと思って…。
プレゼントするのも良いかな~って思って♪
んで、今日の朝、試着して個人的に似合った奴買って、さっき渡しに行ってたって訳。」
カルマ「なるほど…つまり見事カモられたと。」
スカル「ああ、見事カモられちゃったわ~♪でも可愛いから良いの良いの♪
また会う約束したしー♪次はガキが生まれてる時にでもいこっかな♪」
ルヴァル「って、こんな事してる場合じゃねえよ!!」
ルヴァル「アイツが来る前に、スカル連れてさっさとずらからねえと!!」
スカル「アイツ?誰かくんの?」
スカル「!?(゜ω゜)」
スカル「あぶねっ!?…な、何だ???」
スカル「!!!!!!!?」
スカル「な、何や、アイツ!?なんで、ナイフなんか持ってんの?怖ッ!!通り魔かよ!?」
カルマ「いや、通り魔じゃなく、確実にお前狙いで来てる…」
レイン「にーに、下がって…!」
スカル「お前らまさか紫狼に俺が結婚するとかしたとかほざいたんじゃねえだろうな!?
アイツには禁句だから、それ禁句だからーーー!!」
ルヴァル「オイオイオイオイオイ!!紫狼!!
誤解だったんだよ!スカルは誰とも結婚する予定なんかなかったんだよ!」
ルヴァル「オイ?!聞いてんのかー?!」
レイン「無駄だ、完全に我を忘れてる。」
スカル「誰やー!!あんなバケモン召喚した奴!!」
紫狼「アソビマショ…アソビマショ…一緒に…刻みアイっこ…しようゼ♪」
スカル「お断り申す!!!;;;;;;」
ルヴァル「お、落ち着け、紫狼!!」
カルマ「駄目だ、コイツ…全く聞こえてないぞ…!!」
スカル「うわああ!こっちくんなあああ!!」
レイン「・・・・・・・・・・・っ!」
サッ!!
スカル「…あ!殺すな、レイン!!」
レイン「…!」
スカル「あーあー、やっちまった…。」
ルヴァル「え…一発ダウン?あの紫狼を?」
カルマ「相変わらず恐ろしいな…お前の弟。」
スカル「いや、〝こうなった紫狼〝は毎回違うんだよな~、倒しやすさが。
ヤベー時は何回殴り倒しても、即行で起きやがるし向かってくるしでよ…。
もしかしたら、ルヴァルの説得が少しだけ聞こえてたのかもねん…。」
※レインちゃんは我が家では最強の男です。戦場の天才です。
レイン「殺してない…気絶させただけ。ちょっぴり、骨にヒビ入ったかもだけど…。」
ルヴァル「オイ…紫狼の奴…気絶と言うか、寝てる??」
スカル「コイツこうなったら絶対起きないからな~。かと言ってここに置いておく訳にもいかねえし…
ルヴァルお前んちに今日泊めてやれば?」
ルヴァル「はあ!?何が悲しくて野郎を泊めなきゃなんねんだよッ。レイン、お前がぶっ倒したんだから、
お前が責任もって最後まで面倒みやがれ!」
レイン「それよりも、もっと簡単で良い方法があるけど?」
ルヴァル「あ~?何だよ?」
レイン「バラせば…早い。」
ルヴァル&カルマ&スカル「早くねええよッ!!!」
レイン「大丈夫…。元が分からなくなるまで、細かく…一瞬で、切り刻むんで…。
周りからは、スーパーに売ってるミンチを、ぶちまけたようにしか、見えない…から(微笑)」
ルヴァル「オイ!!俺はそんな解体ショー見たくねええぞ!!」
スカル「はあ…聞くんじゃなかった…。」
シャルクス「…何してんの?そんなとこで。」
スカル「あ!シャリーちゃん♪」
スカル「お嬢!!おつとめご苦労様です!!」
シャルクス「…その言い方、やめてくんない?」
スカル「つかおめかしして、今日どうしたん?ふたりでデート?」
シャルクス&凜也「殺すぞ!!!(誰がこんな奴と)」
スカル「紫狼が酔っぱらってぶっ倒れちゃって~。どうしようかって悩んでたとこなのよ~。」
シャルクス「どうしよって言われても…ほっとけば?男だし、一応人外だし、大丈夫でしょ。」
スカル「わー!シャリーちゃんひどい!!」
凜也「それならもっと簡単で良い方法があるぜ?」
凜也「バラせば…早い。」
スカル&ルヴァル&カルマ「だから早くねえええええって!!!」
凜也「心配スンなよ…コイツだって、このままより、死体になってバラバラにされる方ガ、
嬉しいに決まっテ、んだよ…はあはあ(悪笑)」
スカル「いや嬉しいのはお前やからな、この死体マニア!!」
レイン「だから…言ったでしょ…?」
レイン&凜也「バラした方が、早い!」
スカル「お前らどんだけ(紫狼を)バラしたいねん…(=Д=)」
スカル「結局俺がおんぶして連れ帰るはめになるんだよな~~~っ。」
ルヴァル「スカル、何なら俺が…!」
レイン「にーに…俺も手伝う…!」
スカル「良いって良いって。別に重くないし(俺一応鬼で力持ちだし♪)」
紫狼「zzz(uωu)」←
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波乱の幕開け連投これにて終了です。
ほんとは紫狼さんが正気を失ってるシーンもっと長かったんですが、
今回はあっさり倒される方向に変えましたwww
スカルも言ってたように、ああなった紫狼さんは何回殴り倒して気絶させても、
すぐに復活して、向かってくるたびにパワーが増してて非常にややこしかったりする時もありますwww
なので紫狼さんに、「スカルが結婚する」という言葉は禁句です。NGワードですwww
言ったとたんスカルに対して攻撃的?になりますwww
スカルがハメられて、無理やりどこぞの御曹司と結婚させられるという妄想をしていた時に、
紫狼さんが警備員全員瞬殺で殴り倒して、
結婚パーティー&式場の壁を素手でぶち壊して乱入するという妄想をしておりましたwww
・・・・・・変な妄想ばっかしてますwww笑
ではでは~。
【アフターデイ】
紫狼「そういえば俺、昨晩の記憶が全くねーんだけどよ。お前ら何か知らねえか?(笑)」
シャンティ&モッツァレラ&ジンジャー「・・・(=ω=)」
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終