躑躅(ツツジ)
4月が去ろうとしている。街はゴールデンウイークに入り、何とはなしに華やいでいる。しかし、住宅地に住む私には別世界のことである。
新入生にとっては入学式当日からの緊張を解き、リラックスする期間である。もちろん進学校と称される高校などではながい連休の日数に見合った宿題が課される。故に、のんびりとすることはできない。
さて、今日は一般的な学生の話ではなく、中国の皆さんにはちょっと想像できない学生の話をしたい。1月の新聞の記事なので、少し古い話題になる。
長崎県内の工業高校を卒業した女子高生2人が「日本競輪学校」に進学するという。高校時代、自転車競技部に入部し活動。各種大会でも活躍した。今年の受験者は39人、そのうち20人が合格。彼女たちが通う高校からの女子の合格者は初めてである。
2人は5月から競輪学校で学び、資格試験に合格すれば来年7月にプロとして競輪にデビューすることになる。2人はそれぞれ次のように抱負を述べている。
「初めて親元を離れる不安はあるが、期待に応える走りができるように頑張る」
「恥ずかしくないような体をつくって入学し、地元が『自慢したい』と思ってもらえる選手を目指す」
彼女たちの挑戦はまもなく始まる。東京オリンピックの種目にもなっているので、多分そこを目指すのであろう。学問とは違った方面で生きて行こうと決意したのだろうか。因みに、今年競輪学校に長崎県から合格したのは他に男子1人、女子1人の計4人である。
このように、最近は従来は進学していた層の若者が大学に進学することを選択しないのも増えている。また、女子学生がこれまで男の世界だった職種にドンドン入っている。例えば、建設業界、女性が技術者として建設現場で測量したりしている。もちろん男子学生もこれまでは女性だけの職場であった仕事に就く例も増えている。挙げれば、看護師の世界、徐々に病院などで男性看護師を見かけることが多くなった。そういう社会を自然な現象と捉える時代になっている気がする。
今後も、日本では働き方について種々取りざたされているので、もっともっと変化していくだろう。このことに是非注目してほしい。
躑躅(ツツジ)
〔参考資料〕毎日新聞2018.1.21付

