2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。

当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。

お読み頂けたら嬉しいです。


なるさん(主人)会社員

 パート

たろう(息子)高校生・ラグビー部

ことり(娘)小学生


2020.1.23

なるさんは、昨晩も痰がひどく眠れず、明け方、たまらずにコデインリン酸を服用した。


昼前、訪問診療
痰をなんとかしてほしいとお願いしたところ、点滴にデカドロン(炎症・咳)を注入したものに変更し、様子を見るとの事。

今後、輸液と薬はS薬局(某チェーン店)が配達してくれる事となった。
(病院からの紹介。もちろん届けた回数分の配達料金がかかる札束)

配達料金、節約の為、G病院退院時にもらってきた、点滴よりも容量の多いもの(1日2回右矢印1回交換)に変更した方が良いとのことで、輸液1パックが、かなりの大きさとなった。

しかも冷蔵庫にて保存との事。
1回で持ってきてくれた量は、7パック(7日分)
全部、冷蔵庫に入れるのは難しく、冬なので、大きな保冷剤を購入し、クーラーボックスに入れ、玄関で保管することにした。

事前にわかっていれば冷蔵庫を整理したり、必要な物を揃え、慌てずに準備できたのに…タラー
こんなことになるとは、想像もしていなかった。


本当は、近くの調剤薬局にお願いし、数日おきに自分で取りに行く事も考えたが、そのうち、なるさんから目が離せなくなることを考えると、やはり配達してもらう方が良いか?と思い直した。
少しでも節約したいが、致し方ない。



G病院では、点滴のスピードを65でセットしていたが、 80に変更。
尿の出が悪いからかな?



15時、介護用ベッド搬入
ケアマネージャーのNさんも立ち会ってくれた。


18時、S薬局の方、大量の輸液とともに来訪。

点滴のセッティングは、子供たちが小さい時に使っていたハンガーポールを利用。
100均にて、S字フックとトイレのドアにかけられるフックを購入しておいた。

話すのが辛いなるさんのために、子供たちが、赤ちゃんの頃に使っていた小さなガラガラを紐でベッドにつけた。手製のナースコール気づき
 ことりが、なるさんが無理なくならせるか、何度も確認してつけてくれた。


と、色々とバタバタした1日だったが、なるさんが快適に過ごせ、苦痛が和らぐのが1番。
これで何とか準備ができ、少し安心した。

今日は入れ替わり立ち代わり、いろいろな人が来て疲れたガーン

ことり、食欲減。
体調が悪いらしい泣
こちらも心配。早く元気になれ。